ゴルフ会員権の購入をお考えのお客様におすすめします

 先週の日曜日、龍ヶ崎のシニア選手権1回戦で大敗を喫しましたマエシンです。
 結果は、確かに残念でしたけど、昨年は美酒に酔えたのですから。シニア選手権、一度でもチャンプになれれば良いじゃないですか!2021年になれたことを誇りに生きていきます。
 
 そんなマエシンは相変わらずゴルフ場探訪を続けております。今週、会員権のご相談にお越しになられた方は、私のゴルフ日記をよくご覧になっておられるとのことでしたが、その方曰く「社長、中山や龍ヶ崎はよ~く分かりましたから、中山や龍ヶ崎ではなく、新しいゴルフ場へどんどん行かれてレポートしてください!」って仰られましたが、ま、私も自身のコースへも顔を出さないと忘れられるので・・・そのあたりは勘弁くださいまし。
 とはいえ、この直近1か月でも静ヒルズ、東京クラシック、中山、東松山、東急セブンハンドレッド、泉ヶ丘、オークモント、かさぎ、総武、戸塚、大利根、龍ヶ崎、河口湖、ザ・竜ヶ崎、狭山、袖ヶ浦、川奈と17コースに行っています。ゲッ。となると、うーんと、千葉県、埼玉県、大阪府、奈良県、京都府、神奈川県、山梨県、静岡県となります。実に2府6県です。そこまでしている人ってそうはいませんね。我ながら、スゲー。
 それぞれ、無論レイアウトは当然違いますし、スタイルも違いますし、グリーンの使用芝の種類やスピードもまるで違います。毎日違う環境でやるってのも新鮮で楽しいものです。
 
 ということで直近廻ったコースの中から今週は東松山について書いてみます。
 
 私が東松山に初めて来たのは、2004年6月1日です。KGK(関東ゴルフ会員権取引業協同組合)研修会を東松山は開いてくれました。生憎と天候は雨のち曇り。で、ご案内して下さったのはクラチャン経験者のS委員長で後に副理事長をも務められましたが、現在は故人となっておられます。
 はい、今から丁度18年前です。当時マエシンは42歳。KGKの理事に成り立てでその折の職は渉外委員長でした。当時、東松山の相場は低迷しており、どうしたら相場が上がり、会員権売買が活性するか?を模索しておられました。で、その折の意見交換会で、マエシンは「本来なら名変料の100万円を下げて欲しいくらいだが、これはまだしも、財務が充実しておられるなら、200万円という名変時に預け入れるお金は廃止したら如何ですか?」と意見交換会の折、恐る恐る名変預託金の廃止か減額をゴルフ場理事の方々に申し上げたのでした。その折は、検討するとのお言葉でしたが、何も進展はありませんでした。
 
 その後、全く進展がない中、2008年、東松山から「2月1日より名変預託金を当時の200万円から100万円に下げます!」との報がなされ、私は一瞬オオー大英断と思いましたが、その代わり、名変料を税別100万円から税別200万円にするというものでしたのでエエーッて思い直したのでした。これを聞いたマエシン、もう、ガッカリです。これじゃ全然逆効果だからです。買う人はいなくなるな。。。
 それからしばらくしてマエシンが東松山に来たのはこの年の2008年6月9日、これまた雨の日でした。この時にご案内下さったのも前記のSさんで役職は副理事長になっておいででした。この日、再び我々KGK組合員をお呼びいただきましたが、ここで私は「これは全然愚策で逆効果です」とお話ししました。しかし、残念ながら東松山は撤回も何もなされませんでした。
 
 その後、2011年秋に、ついに東松山の相場は10万円程度にまで下がりました。売りはあっても買いは無し!状態が続きました。どんなに素晴らしい素材の東松山でも10万円の会員権に税別200万円の名変料と100万円の名変預託金を払うのはとても勇気が要ることです。
 
 再びKGK組合員が呼ばれたのはこの年2011年11月1日でした。この折アテンドしてくれたのは当時のS副理事長(前出のSさんとは違う方)でしたが、ここで東松山から大発表がなされました。来年1月から限定2年間ながら、名変料を税別200万円を100万円に引き下げる、また、名変預託金を100万円から50万円に下げるというものでした。ウワーオ!これこそ大英断!絶対に勧めるべき!を確信した私は、それ以降、相談に来る人来る人に埼玉なら東松山である!を話し続けました。また、もしもマエシンが埼玉県でクラブに入るなら東松山である!を確信したのでした。
 
 これが発表されてから50万円になり、88万円になり、100万円になり、110万円になり、2013年4月24日には200万円の値を付けました。この措置を取ってくれた大英断東松山をそれ以降も加賀屋ゴルフ(マエシン)は常に推奨して来ました。だって、コースが良い。練習環境が良い。財務内容が超素晴らしい。食事が安くて旨い。クラブハウスが豪華。会員の会員による会員のためのゴルフ場であるという会員第一主義。サウナで会員の皆さんが仲良く歓談して水風呂もナイス。超素晴らしいクラブだからであります。
 それ以降、加賀屋ゴルフはこの措置が発表されて以降、約90人の入会のお手伝いをして来ました。
 
 が、昨年11月2日に会員さんにお連れ頂いた時、東松山に前とは違う温度差・違和感を感じました。この時はただの私の思い過ごしかも?と思いました。が、先月4月19日に行った時もこれまで東松山に行った折に感じていた満足感をこの時も感じられなかったので、あ、これは何か施策を変えたな?と感じた次第でした。確かに、この4月19日の折、不運も東松山にはありました。レストラン経営会社が変更されたばっかりだったのです。新会社のスタッフ教育が出来ておらず、つまり慣れていなかったのです。が、それを割り引いてもあまりにあの時の出来は悪すぎました。
 きっと、これまでの東松山だったら、新スタッフの出来をしっかり見たうえで表(お客様のもと)に出していたのでは?ないかと思われます。だって、これだとなんだこれ!?って評判を落とすに決まっていますもの。プレーヤーである会員やゲストの皆様に満足して帰ってもらいたいという考えが乏しかったのでは?と感じたのです。サウナ・水風呂が稼働していなかったのもそうです。これなども顧客満足度を優先するなら、コロナ時でも、他のホテルやゴルフ場同様に、人数を絞って(張り紙等で)稼働させることだって出来るはずです。ドライヤーがすぐに気付くところに置いてないのも??でした。
 これらから感じたことは、目線が会員やゲストの満足度を高まるぞ!ではなく、クラブ内の資金を増やすぞ!になっている、のではないか!?でした。
 
 私はずっと東松山を応援して来ました。レジェンドS副理事長が熱く語っておられた東松山への愛。左記とは別のS副理事長も財務面からくる安心度をこれから会員になる方々に伝えて欲しいと熱心でした。
 また、前のI理事長が、東松山は電線が見えない藤田欣也氏設計の素晴らしいゴルフ場!と自慢しておられましたが、一緒にサウナでこういうクラブ、あういうクラブって会員の会員による会員のためのクラブにしていきますよ!って熱く話しをしておられたのが思い出されます。
 
 そんな東松山を私は今も応援したいんです。素材は申し分ないんです。資金も潤沢です。スタッフも素晴らしい方々が揃っておられます。会員の層もナイスです。誰が見てもやはりこのあたりでのナンバー1は東松山である!と言われて欲しいって私は思っているんです。
 今の東松山は少しボタンの掛け違いをしているだけで、すぐに元の輝きを取り戻すものと私は期待しています。マエシンは6月に再び東松山に参ります。会員の会員による会員のための東松山が前の輝きのある東松山カントリークラブにその時戻っていることをアイホープします。
 
 以上、今週の独りごとでした。

 

掲載日:2022年5月16日