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前田さん、加賀屋ゴルフの皆様
 
 いつもHPの更新楽しみに過ごしております。早くも中国赴任から9カ月が経とうとしております。冬に入り滅法ゴルフが減りましたので、ここはひとつ中国ゴルフ事情などレポートしてみたいと思います。少しでも楽しんで頂ければ嬉しいです。
 
 書き始めの現在、12月24日ですが、私の住む中華人民共和国河南省は最低気温マイナス2度、最高気温8度で晴れ・・・関東の2月くらいのイメージでしょうか?日本ですと普通に雪が降らない限りは、ゴルフ好きの皆さんは年中無休でゴルフに行かれていますが、こちらのゴルフ場は12月中旬から3月中旬までクローズとなります。娯楽・刺激の少ない地方都市生活の中、一気にやることが無くなってしまいます・・・ほんと、ゴルフ以外の趣味を作らないとですね・・・。
 そんな中、皆様と同じく加賀屋ゴルフHPの閲覧が日課の一つとなり、前田社長や加賀屋縁の皆様のラウンドレポートを楽しみにしております。特に地方遠征編は読むほどに”将来行くべしゴルフ場リスト”の行が増えていくような破壊力ですよね~
 
 さてさて、中国にはいつの情報か知りませんが、599のゴルフコースがあるようです。ちなみに私の持っている資料では、1位は美国ことUSAで16,752、我が日本は3,169で第二位と書いてありました。ひとたびゴルフブームが来ると599では足りなくなりそうですが、こちら河南省のコースは空いています・・・・。
(あれれ、Google先生によると、日本のゴルフコースは2004年が最多で2,356コースとか・・・上記にはショートコースとか練習場も含まれているかもしれませんね。もしくは36ホールあるコースを2コースとしてカウントしているかもです)
 
 さてさてさて、早くも出だしから不穏な感じですが・・・・本題のレポートに入りましょう。
まずはこちらのコースから・・・

 

 

 河南省なのに椰子の木?と思われた方は中国の地理に詳しい諸先輩の皆さんかと思います。いきなり飛んでスイマセン。先ずは避寒地?ゴルフからレポートしてみたいと思います。
 
 12月前半の金土日で行ってきたのは、中国の南に位置する海南島(海南省)の三亜(Sanya)です。北緯18度でハワイと同じくらいらしく、中国のハワイと呼ばれる温暖なリゾート地らしいです。12月で最高気温は25度くらいと素晴らしく快適です。贅沢気分満載です。
 今回、飛行機・ホテル共に一週間前まで予約せずに、ひたすらホテルと飛行機のお値段が下がるのを待ち続けました。乗りたい飛行機が満席になるとご破算なのですが、なんとか一週間前まで粘ることが出来、少し安く取ることが出来ました。ゴルフ場も飛行機を取ってからの予約でしたが、無事ツアー催行であります。
 
 会社の先輩と金曜朝一の飛行機で三亜に到着、タクシーで空港から40分くらいで到着は亜龍湾ゴルフ場です。ASIA BEST100、中国BEST10という盾が飾ってあります。どうやらトーナメントも開催されているようです。
 先ずは昼食をいただき、13:30スタートです。どうやら1名一緒になるようです。かなり寡黙な方で?どういう人となりかは最後まで解からずです・・・・ティーショットの時にお先どうぞくらいのコミュニケーションしかありません。私たちの中国語の発音が不正確過ぎて?会話が成立していない可能性も大です・・・・
 
 コースは強めの風と、多めの池、高速うねうねグリーンと難易度はかなり高めですね。そしてバンカーの砂がすごくサラサラ・フワフワです(そういえば、日本のどこかのコースで海南島の砂を使っていますといった宣伝を20年以上前に見た記憶が・・・どこだったかな・・・・)。途中9ホール目くらいに更に1名合流します。地元のメンバーさんぽい感じで、当方のキャディとも知り合いのようです。この方はとてもフレンドリーで、英語で色々と話すことができました。どうやら、地元に住んでいて、大阪に兄弟が住んでいて日本にも良く行くとか・・・でもって、躰がとても強い人で飛ばし屋でした。15ホール目くらいに、この方はここで終了さようならです。たぶん、前が詰まっているとスキップしながら?廻っていたのだと思われます。中国では良くあるパターンで、追いついて一緒にラウンドしたと思ったら、その次のホールでは前の組に合流、必要によっては臨機応変に数ホールスキップというような感じで廻っていきます。なんて自由な!、設計家による18ホールの物語を流れに沿って感じていくというのは・・・・まあ1話完結型の名作ドラマもありますから、人それぞれということで・・・日の短い季節ですが、日没には余裕でホールアウト、スコアは99(パー3つ)と、トーナメントコースだからしょうがないしょうがない・・・最終ホールのティーショットでなんとかドライバーが復活?・・・打ち方を思い出したとしましょう、明日に期待を持ちつつ前向きに終了です。
 帰りはゴルフ場の入り口までカートで送ってもらって、そこからは歩いて10分先のホテルにバックを転がしながら向かいます。シェラトンホテルだと目の前なので、”次回はシェラトンにしましょうか?”という会話をしてみましたが、妄想無料ということで・・・。夜はホテルから徒歩5分のレストランの集まったモールで広東系の料理を食べます。パイナップルの入った酢豚、中国にもあるんですね!一通り散歩がてらお店を見て、明日以降の食事処を下見しておやすみです。
 
 二日目はホテルで朝食、中国系のリゾートホテルでゆっくりと一日自由行動、一緒に行った先輩はビーチでゆっくりリラックス・・・当方はちょっと仕事モード・・・。本当は10km先の隣ビーチにあるという中国唯一の?7☆ホテルとか社会科見学に行きたかったな・・・・また来よう!(妄想無料)
 
 三日目はホテルから車で10分の紅峡谷ゴルフ場です。ホテルをチェックアウトして向かいます。朝一で廻る人は少ないので、日曜日なのに終始詰まることも追いつかれることも、合流してくる方もいない快適なラウンドです。日本語が多少話せるキャディさんが付いて今日は会話が一気に増えます。知人に日本人が居るとか・・・・さすが海南島ですね。
 今日はキャディの王さんの言う通りに、信じる者は救われるパッティング?でパター名人かと思えるほどのゴルフが展開されていきます。しかも、こちらのコース池が少ないせいもあってドライバーも調子良いようです・・・・。前半最後の9番ホールでは中国唯一のpar6です。気合の第一打目はFWど真ん中、2打目は7Wでセミラフ・・・迄はまだ良かったのですが、そこからFW3連敗でアプローチはトップ、パター3回と・・・良くある展開に意気消沈・・・後半に期待しましょう。
 
 後半はなんか青ティーと白ティーが近いような・・・少し短めですね。出だしはアプローチがトップでグリーン廻り往復ビンタの洗礼・・・またしても王さんのナイス読みでなんとかしのぎます。その後も王さんの冴えわたる読みで12番から16番まで連続パーで夢の30台がちらつきますが・・・17番の180yardのpar3を左バンカーに入れてから、バンカーtoバンカー・・・3打目は再発防止?で花道に逃げての寄らず入らずでトリさん召喚です。海南島の砂嫌いになりました・・・・
最終ホールpar5はアドレナリンが出たのでしょうか、焼け石にナイスショット連発で2打目を7Wでグリーン奥まで運びました。一瞬別のトリ(バーディ?イーグル?)を召喚?と期待が膨らみますが・・・そこからは下りパットを刻んで刻んでのなんとかパーと・・・・・メンタル弱し・・・無念・・・。でもスコアは今シーズン中国でのベスト84(パー11個)・・・・まあ出来過ぎでございます。キャディの王さんのおかげです。

 ラウンド後、昨日の夜に食べた海鮮のお店を再訪問、水槽の生きたやつを頼んで調理してもらうお店です。シャコが美味しかったです。余談ですが、普通に注文せず、グルメ関係アプリに載っているお得なセットを頼むことで、一人2000円くらいでたらふく食べられました。

 12月からは海南島のお値段が上がるらしく、ラウンドフィーは3万円強、キャディさんのチップも別にあるので結構贅沢してしまいました。ここ中国でも円安が財布に沁みます(1元約22円)・・・・次回は少し安いシーズンに再訪したいものです。・・・・
 
 “中国本土への日本国民に対する2週間のビザ無し渡航が復活しております。本レポートで、中国ゴルフツアーも良いかも?と思っていたければ幸いです。ただ、三亜は日本からは飛行機の直行便が無いようで、厦門(アモイ)・北京・上海からの乗り継ぎとなるのが少し面倒ですね。異国情緒は抜群できっと満足頂けるかと。ゴルフコースも8つくらいはあるようですので、ゴルフ好きの方には素晴らしい環境かと思います。   加賀屋縁の諸先輩の中には、既に全コース制覇された猛者もいらっしゃるかもしれませんが、いつか再訪したいので、どなたか付き合ってくださいませ~

 

 

掲載日:2025年1月24日