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 今回は、ライターのヒロシさんが登場するので遠慮しておこうと思いましたが、暇なので書いてしまいました。
 
 2年前に行った北海道クラシックがとても良かったのでもう一度行きたいと思っていました。そして、何気なく予約サイトを見ると5月中は多少値段を抑えて行けるので、勝手に1組抑えまして、後は誰と行こうかという状況にしました。そこでまず浮かんだのが北海道クラシック未経験のヒロシさんです。速攻で行きますとの返事を頂きましてツアー決定です。あとは、大将(前田信吾さん)をお呼びして相棒のR.Sさんを誘って1組完了です。ただ、大将は北海道クラシックの日は別の予定が入っていまして大将は1泊2日となりました。
 
 1日目は、ヒロシさんが千歳空港までお迎えです。「登別ゴルフツアー御一行様大歓迎」と大きくマジックでマスクに書き込みをして待っています。もともとレンタカーで北海道クラシックをプレーして千歳近辺に宿泊して、翌日大将を千歳空港で乗せる予定でした。しかし、ヒロシさんが「折角なので札幌で飲食しましょう。空港まで迎えに行ってゴルフをして、そのまま札幌へ行けば良いから。」との熱烈なラブコールを受けまして札幌での飲食が確定した次第です。優しい人です。ヒロシさんは。
 北海道クラシックは2年ぶりでしたが、印象はガラリと変わりました。2年前はとても美しいゴルフ場でしたが、今回はあちこち芝がはがれていて地面が露出していて、グリーンも多少ボコボコしていました。ティーグランドも少し荒れています(それでも綺麗ですが)。R.Sさんとともに変わり様にビックリしました。2年前も今回も風が強くて3人ともお池にはまって、さぁ大変です。あまりに池に入るので、最後は大笑いしてのラウンドでそれはそれで楽しめました。当日は関東とは違って気温も低く強風で芯まで冷えてしまい、生まれて初めてゴルフ場のサウナに入りました。しかし、なかなか温まりませんでしたが、なんとか復活しました。
 ヒロシさんの運転で札幌へ行き、「みらいざか」で食事です。おすすめを頂きましたが、品のあるおいしさでした。日本酒も私が知らないものばかりでしたが、これまた食事に合う日本酒で大変良かったです。値段も私としてはリーズナブルな範囲です。ホテルはWBF札幌中央です。ここは小さめのホテルでレストランを設けるスペースもありませんが、ラウンジが30分無料で利用できるのがウリです。生ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ジュース、コーヒーなど飲み放題で、最後は部屋に持ち込みできます。芋焼酎がおいしくて、目一杯入れて部屋に持ち込んで一人飲んでいましたら、深夜1時となり酔いとともに睡眠不足になってしまいましたが、価格を考えると良いホテルだと思いました。

 2日目は、ヒロシさんの運転でホテルからレンタカー屋さんまで送って頂き、レンタカーで登別カントリーへ向かいました。ヒロシさんは大将を迎えに千歳空港へ行き、大将を乗せて登別カントリーへ行きます。登別カントリーは、池が効いていてレイアウト的にも面白いコースでした。大将は黒からラウンドしたいようでしたが、初めてなので青ティでラウンドです。そうすると、大将はOB2発(3発?)打っても80を切る勢いのゴルフをしていました。鹿児島溝辺カントリー(2週前)よりもギアが上がっています。グリーンにカタビラが生えていることもありますが、目がありラインが分からず、とても難しかったです。コストパフォーマンスはとても良いゴルフ場です。キャディ付飲食込みで13000円前後であり、楽しめるレイアウトなのでお勧めです。

 さて、今日の宿は大将が大好きな第一滝本館です。なので、ゴルフ場のお風呂に入らず宿へ直行です。受付は3人全員ミャンマー出身のようです。しかし、応対が丁寧で良かったです。コロナの関係で従業員の入れ替えなどがあったのかしら?と思いました。部屋に入るとあらビックリ。4人一部屋ですが、寝返りを打つと大将とチューしてしまいそうな近さとなる狭さです。大将は部屋を変えたいオーラ全開です。しかし、口に出しません。私は耐え切れず部屋を変えたいと独り言をツブヤキましたら、大将が即座にフロントに電話して部屋替え実行です。和室と洋室がある広い部屋に移り、ホットと一息です。鹿児島と同じくアミダで寝場所を決めると鹿児島と全く同じパターン。和室に私とヒロシさんで洋室に大将とR.Sさん。早速、温泉直行!温泉では旅行者の大半は海外からの方で日本語があまり聞こえてきません。コロナが吹き飛んでいます。露天で飲む冷酒が最高でした。前日飲み過ぎていたので1合(?)しか飲みませんでしたが、普通の状態でしたら、3合は飲みたい感じです。いいですねぇ。お風呂も良いです。とにかく、ホテル内も硫黄の匂いがするほどなので、硫黄が苦手な人にとってはお勧めできませんが、硫黄好きにはたまらないでしょう。夕食バイキングでは同じく日本語があまり聞こえませんが、バイキングではあちこちのテーブルでカニばかりが目に入ります。大将は向かいに座ったすみれさん(石田純一さんの娘さん)似の外国人女性が気になってしょうがない様子。理由は分からないでもないですが。食事は、種類が豊富で申し分ありませんが、味がしません。カニが大好きな私にとってはカニの風味がしないのは残念でした。赤ワインをボトルで頼むと事件発生!ワインの味でなく化学的な?風味。これを販売するの?という感じ。思わず大将がクレームです。利き酒師の社員も味見をして、これはおかしいと言いますが、上層部に話が行くと、これは普通のワインの味との意見でした。アレレっ?宿の印象がガラリと変わった瞬間でした。
 食事のあと、大将と全ての温泉巡りをします。温泉は良いですね。部屋に戻るとヒロシさんが困っています。CPAPの電源を忘れたとのこと。何もなかったがごとく早めにみんなで布団に入りますが、ほどなく爆音が。爆音を聞きながら、加賀屋ゴルフでNO1の爆音の持ち主は誰なのかしら?と思っていましたら疲れもあり熟睡しました。
 翌日になり精算が混むと思ってフロントに行くと、「精算は7時からです」とピシャリ。「大変申し訳ありませんが」とか付け加えれば印象が変わるのに大変残念です。日本人社員よりミャンマー出身者のほうが好感を持てます。朝のバイキングでは、ご飯がとても美味しかったです。好印象。精算を済ませると大将クレームが効いたのかどうか分かりませんが、安かったです。しかし、私としては社員教育が行き届いていない点、海外から来る人の多さ、バイキングとは言えもう少し味が欲しかった点で今一つの印象でした。

 最終日も登別カントリーです。今日は黒ティです。私は青ティより黒ティのほうが良いスコアでした。理由は、コースが分かったからです。大将は、青ティと黒ティでかなりスコアが変動していたように思います。上手い人にとっては距離というのが一つのハンディになるのだと理解しました。あるホールでいきなり大将がOBを打ったのでショボンとすると思い、目の前にいるタヌキを発見して大将にそれを教えると写真撮影に集中してOBを忘れたようでした。良かった良かった。池が効いていてレイアウトも良く、安くて良いコースだと思います。ただ、唯一の欠点はお風呂です。お湯がかけ流しでなくて溜めたままなので、色々な人の皮脂が湯船に沢山浮かんでいて、それを見た瞬間に湯船を出てしまいました。

 空港へは、ヒロシさんが大将を空港まで送り、私とR.Sさんはレンタカーを返却してから空港へ向かい、各自食事をとり帰路につきました。
今回も鹿児島とは違った事件が宿で発生しました。マネージャクラスの人は、ひたすらに謝っていましたが、ワインといい、精算といい、応対の悪さが目立ちました。それはさておき、1泊2日とトンボ帰りのような日程でも付き合って頂ける大将には感謝です。ありがとうございました。

 

 

掲載日:2022年6月3日