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 前回は大将(加賀屋ゴルフ社長のことです)の希望に沿って、第一弾が道後温泉とその近辺のゴルフ場、第二弾が湯布院・別府から下関・福岡・長崎を巡るなかなかの遠征でした。しかし、温泉についてはそれほどの評価が得られなかったのと、個人的にも別府の泥湯が今一つでしたので、今回再チャレンジとなりました。
 そこで今回は、一度行ったことがあり感触の良かった泥湯と指宿(指宿と言えば白水館!)と私が行ってみたいと思っていた種子島を企画しました。全国各地の旅行支援の予算が消化されてしまう中、旅行支援もGETし、池の多いゴルフ場を探訪するので、1個約100円の今回遠征専用ボール(HONMAD1ボール)を仕入れて、いざ出発です。今回は、移動途中でゴルフバッグをかつぎながら飛行機に乗ったりジェット船に乗ったりと大分から長崎までの遠征とは違った意味でやりきった感満載の遠征でした。
 鹿児島空港に到着するとJAL便で早めに到着したテツさんがレンタカーを準備して空港で予定通りスタンバイしています。さすがテツさん!と思いつつも、テツさんが迎えに来てくれていると知っていましたので、そして恐らくそのまま運転するであろうと想定していましたので、羽田のラウンジでそれなりにアルコールに浸って鹿児島入りしました。10分ほどで溝辺カントリーに到着です。スタートまで時間がありますので、本場鹿児島の芋焼酎を飲んで、これからの遠征に妄想を膨らましてウォーミングアップ完了です。焼酎の量が多い(濃い)ゴルフ場でした。手入れもよく、温泉とサウナもあり、とても良かったです。1泊目は、さくらさくら温泉(泥湯で有名)です。宿の近くは何もない場所でロッジに宿泊なので、アルコールと酒の肴をコンビニで買って宴会準備も万端です。ロッジから温泉まで歩いていくのは厳しいので、夕食も兼ねて敷地内のバスで移動します。旅行支援の手続きをしていると、私を待たずに皆さんは森伊蔵を飲んでいます。なんと1杯700円!しかも量がとても多い(飲むグラスとは別のグラスに森伊蔵が多めに用意してあり、自分で濃さを調整します)。魔王も700円、佐藤や赤霧島が600円です。温泉では、各自が泥を塗りたくり乾燥するのを待ちます。しかし、泥を落とすのが大変で、大将の足や背中は、テツさんと二人でこすりましたが、それでも完全には落ちませんでした。食事ではハプニング発生!大将とフロアマネージャがお話をしましたが、その後のフロアマネージャの応対が素晴らしかった。

 2日目は、コスモリゾート種子島ゴルフクラブです。鹿児島空港から飛行機で行きますが、8時10分発なので朝食を放棄してレンタカー屋さんに早朝7時返却して、各自朝食を空港内で食べて飛行機に乗り込みます。ほどなく種子島に着き、レンタカーにてゴルフ場を目指します。私を含めてみなさん初めての種子島です。雨でゴルフ中止と思っていましたが、大将パワーで雨は降っていません。島特有のまったりとした時間が流れています。雨の予報だったので、ゴルフを諦めた人が多くラウンドするのは私達だけです。4人でコース貸し切りは初めての経験でした。私達4人しかいませんが、従業員の方々は笑顔で優しく向かい入れてくれます。申し訳ない気持ちになります。コースは広々としていて、手入れをすれば良いコースになるという印象です。1番からスタートしてスルーで行くか食事をとるかの選択でしたが、大将が燃料切れということで食事をしました。ここの焼酎もかない濃いです。後半をスタートすると雨が強まってきて、風もあり寒くなってきたので12番でラウンド中止です。時間を持て余すので、鉄砲館と月窓亭を見学しました。種子島は隣の屋久島と違い、観光するところがあまり多くないようです。段々と風雨が強くなりジェット船トッピーは条件付きの運行に変更となっています。場合によっては途中で引き返して戻ってくるということです。100回の内2~3回は戻ってくるそうです。当然運行中止もありますけどね。乗り込むまでに風雨でかなり濡れましたが、乗り込んで出港しました。ジェット船と言っても大きい船なので、あまり揺れたりしません。浮上して波乗りのように進むらしいですが、浮上しているのも分かりません。無事に1時間ほどで指宿港到着です。テツさんがレンタカーを借りて本日の宿、いわさきホテル到着です。25年ぶりくらいですが、特に感動はありません。懐かしの温泉に入り、移動の疲れもあり明日のラウンドに向けて各自おとなく就寝です。ゴルフバッグを運んで飛行機に乗って、帰りは船に乗ってと、お疲れ様でした。以前は今一つの印象でしたが、値段を考えると良いホテルでした。私が肉を食べないので「肉料理を変更できますか?」と大将にフォロー頂き、なんと突然でしたが、魚料理へと変更ができました。気配りのできる大将です。大将、素敵。ホテルも素敵。

 3日目は、いぶすきゴルフ開聞コースです。大将が是非ラウンドしたいとのことでセッティングしました。カシオワールドオープンで有名でしたね。ラウンドしてみると手入れも良く、グリーンがとても良い状態です(ただし遅い)。景色も良いと思われますが、開聞岳の頂上近辺は雲がかかっていて残念でした。ここも焼酎が濃いです。鹿児島では一番良いコースなのかも知れません。良かったです。さて、ラウンドを終えて、白水館です。焼酎道場でも有名ですね。みなさん、森伊蔵を第一に考えると思いますが、侍士の門もぜひ味わってください。芋焼酎としてはお勧めです。ラウンドを早めに切り上げてチェックインします。チェックインしてすぐに砂蒸し直行です。久々でしたが、結構熱い砂蒸しでした。お風呂もたくさんあり、大将に誘われてサウナにも何度か入り水風呂も初体験しました。風呂上りはビールが欲しくなりますが、ここでは焼酎道場です。なぜか魔王はありませんが、森伊蔵も村尾も1杯ずつ試飲できます。私は試飲後に侍士の門と森伊蔵と極上森伊蔵を堪能しました。白水館は、料理の好き嫌いに対応可能なので、私一人だけお肉無しメニューに変更し、部屋も落ち着きがありナイス眺めを楽しみながら4人でまったりと過ごしました。良い宿でしたが、まあこんなものかな?

 翌日4日目は今回ツアーの最終日です。折角の白水館なので、ゆっくりと出発して湯の浦カントリーを目指します。鹿児島初体験のテツさんがいますので、じっくりと桜島の景色を楽しみながら向かいたいところですが、渚100選の吹上浜のほうに向かうので、桜島を見ることが出来ませんでした。湯の浦はアコーディアでした。ソテツが南国ムードを醸し出していて、手入れをすればとても良いゴルフ場になりますが…。天気が回復してきて、大将も舌好調となり、私が4ラウンド目でチョロ連発すると「アッ、あそこにロストボールがある。テっちゃん拾っといて!」とか言う始末。テツさんとR.Sさんが笑い転げるので、大将も遠慮なくロストボール発言連発です。私が「ほらっ、上から目線の発言でしょ!」と言うと、「違います。横から目線です。」とか、すぐさま切替してきます。初日あたりは、「もうゴルフ止めようかな?」とか言っていたのに。みんなでなだめるが大変だったのに。この変わりよう。大将発言へのみんなの反応がドンドン良くなるので、大将のゴルフも良くなってきました。最後の後半9ホールは8ホール終了時点で、なんと1アンダーです。最終ホールは残念でしたが。全員笑顔で空港に向かいます。空港では「ラーメンが食いたい!」とのことで山形屋にてラーメンを食べました。ここでも森伊蔵を飲んで(ここの量は一般的な量です)帰路につきました。

 今回のツアーで私と大将は、一体何杯の森伊蔵と極上森伊蔵を飲んだのでしょうか?ゴルフ場も含めて4つの温泉に入りましたが、どこもとても良かったと思います。特に、さくらさくら温泉は翌日にかなり硫黄の匂いがしみ込んで翌日も一日中温泉環境にいる感じでした。ツアーとしては種子島が残念でしたが、比較的天気に恵まれ、気の置けない人たちとの楽しい温泉とゴルフとなりました。

 

 

掲載日:2022年5月23日