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 去年10月の筑波がきっかけとなった温泉とゴルフです。筑波のテラスで朝というのに魔王をしこたま飲んで、前田社長(以下、大将といいます)が「どこか温泉に行きたいなぁ。」と急に呟き始めました。「ゴルフは2の次でいいから。」と二の矢が放たれました。大将は自ら企画して周りの人を誘うことはしません。だからこそ、今回のツアー仲間においては大将なのです。多少の酩酊状態ながら、これは私への指示と理解しました。私が「大淀川近辺には温泉がありますから、宮崎はどうですか?」と提案すると完全にスル―し、「そうだ、道後温泉にしよう!そして、次は別府だな。」と大将がピシャリ。「分かりました。それでは、日にちを決めてください。」となり、道後と別府が決まりました。
 道後は私の都合がつかなくて私だけ遠征中止としましたが、別府はみんなでゴルフです。すると別の方(T・Tさん)から福岡と長崎でゴルフ遠征はどうですか?とお誘いがあり、大将にお伺いをたてると、「別府から続けていこう!」と勢いが出てきて、6泊7日の遠征となりました(私は飛行機の関係で7泊8日)。国内でこんなロングバージョンは初めてで、よぎったのは着替えです。しかし、こんなことはどうにかなるものです。キャディバッグに7日分の下着を詰め込み、あとはズボンやらシャツやセーターを持参するだけですから。
 さて、3月1日にワクチン3回目(ファイザー×3)を打って、抗体MAXにて出発です。すると、朝から大将よりラインにて電話(気づかず)があり、次に通常の携帯電話(電車だったので、ラインにて「電車の中」と返信)。すると、「熊本の便はどれでしょうか?」とラインが来ました。チケットが大分のままで熊本になっておらず、相当あせったようでした。熊本空港に着くと雨予報なのに止んでいました。さすが、大将です。ほどなくJAL便でテツさんが合流し、いつものようにテツさんの運転で、米塚を経由して草千里へ行き赤牛(私は肉を食べません)を食べようとしました。米塚は夏でないと感動がないですね。単なる小山にしか見えません。米塚から上がっていくとガスってきて、草千里の景色は全く見えません。そして、観光客が少ないのか食堂がやっておらず、さつまいもの上にアンコを乗せた80過ぎのおばあちゃんお手製の饅頭を食べてお腹をごまかして、黒川温泉へ向かいます。
 黒川温泉では、立湯へ入りたくてナビをセットしたら、違う宿へ行ってしまいましたが、細川藩の命にて建てられた御客屋の風呂に入りました。黒川温泉で一番古い温泉宿です。1722年創業で今年が300年の節目となります。湯は普通の湯という印象です。次は、わいた温泉(別府と同じように幾つかの温泉で形成)です。こちらの湯のほうが良かったように思います。硫黄のニオイがそれなりにして、道のすぐ横では、泥湯がボコボコと音を立てていますが、熱そうなので手を入れるのは止めました。湯気の中、道を進み、今日の宿である湯布院を目指します。ラーメンが食べたいと大将が言いますが、蕎麦屋はあってもラーメンはありません。そのままインターヒル翼湯布院へ行きました。朝食を頼みましたが和食がないので朝食抜きの支払いに変更です。夕食はできないとのことで、急遽、車で金鱗湖へ向かい食事にありつこうとします。が、食事処が締まっています。やっと、「心」を探し当てましたが、17時で終了とWebに載っていて、「今からすぐに行くのでお願いします!」テツさんが電話し、ダッシュしました。私と大将が遅れていきますが、場所が分かりません。ウロウロしてやっと、到着。大将が「メニューが見えないので一番高いヤツにした」とのことで3人ともウナギのひつまぶしです。それほど美味しくありませんでした。夜は私の部屋で4時間も歓談。焼酎もかなり飲みました。1人1部屋で各部屋にかけ流しの風呂がついていますが、3人仲良く私の部屋の風呂に入りました。

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 15日は湯布高原ゴルフです。セルフとは言え値段(5500円)を考えると、とても良いゴルフ場でした。グリーンが速くて難しかったです。内容はほとんど覚えていませんが、前半の2つのパー3で合計15打でした。でも、大将は別格のゴルフです。風呂に入れないので、湯布院近くの塚原温泉を目指します。ここは酸性度がかなり強い温泉ですので、石鹸を使わないようにとあちこちに注意書きがあります。大将とテツさんはオシリが痛くなってきたそうです。オシリの皮が薄いのでしょうか?次に、別府の泥湯を目指します。私は明礬温泉の一角と思っていましたが、大将が調べたところ明礬温泉ではないそうです。女性が胸元からバスタオルのようなものを巻いて泥湯へ向かって行きました。ヤバイ。私は見られてしまいました。まあ、そんなもんです。そして、次は海地獄を目指しましたが、途中で大将がコンビニに寄り、コンビニで教えてもらったラーメン屋(麺s倶楽部)へ行きました。ここのラーメンとチャーハンが上手かった。特にチャーハンが絶品です。近くに坊主地獄があるので寄りましたが、何も感動がありません。記憶に残るのはピラミッド型トイレに大将が入ったことくらいです。一応、海地獄も行きましたが、もう地獄めぐりは終了で絶景の宿さくら亭へ。鉄輪温泉なので近くのむし湯へ行こうと思いましたが、3人とも元気がなく、宿の大浴場(小浴場?)へ入り、前日同様に私の部屋で歓談タイム。ここも1人1部屋かけ流し温泉があるので、各人が部屋風呂に入り就寝です。

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 16日は下関ゴルフです。風情のあるゴルフ場です。トンビの鳴き声も最高です。ここは、焼酎ロックの量と濃さが凄いです。一般的焼酎ロックの2.5杯分くらいあります。時間を持て余していたので、おかわりして、大将も3杯飲み、イイ感じのゴルフをしました。精算すると、かなり安い値段でした。T.Yさんのお陰です。この場を借りまして感謝申し上げます。ゴルフ終了後、ロイヤルパークホテル福岡を目指しましたが、このホテルが最高です。とてもリーズナブルで部屋が広く洗い場付きのお風呂です。BARも最高です。バーテンダーとの会話も楽しかったです。M.Tさん、予約ありがとうございました。

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 17日は古賀ゴルフです。こんなに難しいゴルフ場があるんだなぁ!という印象しかありません。きちんと打たないとバンカーの餌食となり、アゴが高いから大変です。バンカーtoバンカーの意味が悲しいほど良く分かりました。こちらもMさん(私に余裕がなくご挨拶も出来ずに申し訳ありませんでした)のご紹介で大変安くプレーさせて頂きまして大変感謝しております。T.Tさん企画の方々と合流しましたので総勢12名で参加でした。
 18日は玄海ゴルフです。雨です。フェアウエイもビチャビチャです。キャディさんとの相性が良くなかったですが、コースは良い印象を持ちました。が、テーブルクロスを2日に1回しか変えないという説明には驚きました。汚れています。雨だったためかグリーンは遅かったです。芥屋へ行かれたチームは風が凄かったらしいですが、雨の影響はなかったそうです。
 19日は太宰府ゴルフです。このグリーンの遅さは半端ないです。湯布高原、下関、古賀とグリーンが速かったので、遅さに慣れることができませんでした。パーオンしても3パット連発です。また、大将、テツさん、R.Sさん、私とプレースピードが速かったのか、カートに乗っているキャディさんが我々に追いつきません。なんども謝っていました。飲み過ぎたのか、コースの印象があまりありません。ゴルフが終わって長崎へ向かいます。時間があれば四海楼のちゃんぽんが食べたかったのですが無理なので、大将お気に入りのリンガーハットです。味は別にして大量生産の麺という印象。AZホテルは朝食付きでリーズナブルで、これはこれで良かったです。T.Tさん手配ありがとうございました。部屋は小さいですが、大将、テツさん、R.Sさんが私の部屋にきて、今回のツアー最後の歓談です。歓談は3回しかしませんでしたが、720ml換算でボトル2本飲みました。テツさんは飲まないので良く飲んだと思います。
 さあ、最終日20日です。パサージュ琴海です。幾つか気を使うホール(池やOB)があり、集中しないでいい加減なゴルフをしていると良いスコアは出ません。グリーンは遅い印象ですが、コロコロ転がってしまうグリーンもあり、難しかったです。大将もOBと池を経験していたので、私がOBを連発や池ポチャをするのは当たり前です。そして、風呂から出てレンタカーを返して空港へと向かいます(私とR.Sさんは飛行機の関係で大村にて1泊)。

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 最後に、6日連続でゴルフした自分に驚いていますが、6日間ともゴルフになりませんでした。いつもの調子でゴルフをすると体がもたないと考えたのが原因と思いたいですが、単純にゴルフが下手なだけです。後半は大人数となり初めての人ばかりでしたが、皆さん人当たりの良い人ばかりです。また、7日間ずっと運転して頂いたテツさんに感謝しております。仕事関係ではなく、ゴルフを通じての知り合いというだけで部屋飲みをして、しかも4時間くらい平気で飲食できるというのは素晴らしいことだと思います。加賀屋さんでないと無理なことですが、このような感覚を是非色々なゴルファーに味わって頂きたいと思います。
色々な人との関わりを感じて幸せな温泉とゴルフでした。ありがとうございました。

 

掲載日:2022年3月22日