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ゴルフをやっている人はレベルこそ違え、目標を目指してやってる人が大半だと思います。
初心者は１１０を切る、少し経験を積めば１００を切る、ベテラン・中級者は９０を切る、上級者は８５を切る、アスリート系は８０を切る、即ち７０台が目標、トップアスリートはparプレー。こんなところでしょう。ところがスコアに拘り過ぎると楽しみにやっているのに楽しみでなくなります。（第７２回　悲しいゴルフの性、平成２７年１２月２４日参照）
近年、私は９０を切るのに四苦八苦、パーを取るのにダボが多く、９０を超えてしまうケースが多いのです。帰りは反省と嘆きの繰り返し。
高い交通費を払って、安くないプレー費を払い、楽しみに行っているのに、楽しみでないのはどう考えても割に合わない。高齢のど素人が2打・３打違ってもどうってことないのです。アスリートでなければ、考え方を変えて良いと思います。
　
PGA倉本昌弘会長は言っています。
アマチユアーは賞金稼ぎのプロゴルフでないのだから、もっと気軽に楽しんで下さい。ミスしたショットを悔いるのでなく、ナイスショット・好プレーを思い出すように・・・
私は昨年からスコアはつけていますが、年間平均スコアを計算することをやめました。するとずいぶん気が楽になりました。ミスしても気にしないし、目標を上回るスコアでも簡単に忘れられます。スコアより同伴者と楽しく接することの重要さが高まりました。
　
４月下旬にセントラルゴルフクラブ西コースを回りました。スタートから７番ホールまで調子よくparの連続でした。
途端に色気が出て、初めてのエージシュートなるかと思った途端に、３パットやミスが続発して終わってみれば３９・４５の８４でした。
　
連休明けは元勤務先の後輩達とのコンペに参加しました。
コースは茨城県霞ケ浦西側のJGM霞丘ゴルフクラブでした。このコースはpar７２の設定ですが、距離が短い。その割に砲台グリーンが多く、過去あまり良いスコアを出していません。You tubeで見たゴルフレッスンを意識しながらプレーしたら、３７・４４の８１が出ました。仲間は『エージシュート達成』と祝辞をくれましたが、私はそれ程の喜びはなかった。何故なら、コースが短か過ぎることを知っていたからです。
　
日本エージシュータ協会の規定は「男子は６０００y以上、女子は５０００y以上のコースで年齢以下のスコアを認定する」となっています。
私の記録は『偽・エージシュート』か、陸上１００mで追い風が強い場合の『参考記録』に該当すると言えるでしょう。
　
ゴルフ愛好者の中には、易しいコースしかプレーしないとか、スコアや順位に拘り過ぎる人がいますが、もっと大らかに楽しめばよいと思います。
ゴルフはコースと天候、自分のその日の調子で挑戦して楽しむものです。
　
学生時代からの友人が、まだ渡若造か？　渡爺様（私じいさま）に改名しないのか？と言って来
ましたが、私の精神年齢は50代なので、渡若造（私若いぞ）を続けます。
間もなく満８２歳、あと数年はゴルフと卓球を続けたいと念願しています。