渡老造、本名・渡若造です。
年末に5週間ぶりにプレーしたら、3年振りのワースト・スコアとなり、すっかりやる気がなくなった。
もうゴルフをやめる時期が来たのかと考え込んでしまう。
猛暑を避けて夏場やらなかったので、昨年は15Rプレーしたかどうかの回数でした。昨年から加入したグループは毎週やっているが、「1月は寒いのですべて不参加」と連絡した。
長い年末年始休日は、ゴルフ練習場は若い人達で一杯の上、料金が高いので私は行かない。
卓球は体育館は休みでやっていないので、老人は閑を持て余していた。
定年退職時470枚の年賀状は25年を経て90枚に減少したが、今年は6名の方が「賀状終い」と書いてきた。郵便料値上げだけでなく、高齢者は気力がなくなったのだろう。時代の移り変わりを強く感じさせる。
時間潰しに1月3日、初打ちに練習場へ行って若い人達に交じって80球ほど打ちました。
翌朝、腰が痛くて布団から起き上がれない。終日炬燵で横になっていた。数人のメール友達は整形外科の紹介や鍼灸の薦め、湿布薬の紹介などのアドバイスをくれた。友人も腰痛の体験者が多かった。夕方やっと起きて湿布薬を買いに行き、風呂に入って湿布を貼り就寝。ところが次の日は思いもしない激痛で、一段と身動きできない。
結局、5日間寝込む羽目となった。年齢の割に、気持ちは若くて元気と自負していたが、気持ちは若くても(若造)身体は老体(老造)になっていたと再認識した年明けです。
こんな状況なので、今月はゴルフと卓球は休み、体力回復に努めます。
携帯電話は電話とメールしか使わないのでガラ系で十分だったが、居酒屋の注文はQRコードを読み込んでスマホから注文せよとか、証券会社がくれたポイントを使うにはスマホしか使えない、車検の予約はスマホからなど不都合が増えてきた。不便な世の中になったものである。そこで意に反してスマホに切り替えたが、電話とショート・メール以外の機能を使えないのです。ドコモは機器を売るだけで使い方を教えない。詳しい人に教えを乞うていたが解決できなかった。そこで銀行・証券会社・車の販売店を訪ねて使えるよう依頼に行った。10分で済むつもりで訪ねたが、3社とも1時間以上を要した。高い人件費の職員が応対してこの有様だ。
IT技術の進展は急速で目を見張るが、ユーザーは勿論のこと会社側が使いこなせていないのです。何でもスマホの時代は時期尚早だと思う。ましてや80代の高齢者に使わせるのは無理がある。マイ・ナンバーカードが健康保険証に取り入れられ、紙の保険証が発行されなくなり抵抗が大きいが、その気持ちは理解できる。生まれた時からネット時代の世代と紙文化で育った世代を一緒にした運営には無理があろう。
昨年、私はシニア卓球の大会・交流会に19回出場した。100~300名のシニアが集まるが、男性では殆ど私が最年長だった。少なくともランク別の試合では、私のランク以上で私より年長者はいない。
新年早々、老体の使い過ぎによる腰痛に悩まされ、世代間のギャップを感じる世の中になり、社会に取り残される気配ですが、もう少し『ゴルフ定年』を延長し、若造を続けたいと願っている。明るく、前向きに、老体を考えてホドホドに活動する1年でありたいと思っています。
令和7年1月14日 渡 若造