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8月下旬になっているのに、今年の夏は猛烈に暑い。気象庁が記録を取り始めて120年以上経つが、今年の暑さは記録更新と報じられている。今年に限っては季節の挨拶に、「残暑」は適切ではない。「処暑」「晩夏」は間違いではないだろうが、「猛暑」「炎暑」「酷暑」と表現した方が似つかわしい暑さが続いています。
 
私のゴルフは急激な老化で意欲がなくなった上に、この猛暑にすっかり臆病になり、3か月以上コースには出ていません。不思議なもので、ゴルフも中断すると行きたいと思わないものです。麻雀やカラオケをやめた時に似ています。麻雀は32歳、カラオケは79歳でやめました。
しかし、この暑さの中でもゴルフ好きな人は毎週コースに出ているのが思いの外、多いのに驚きます。通い慣れた2つのコースに聞いてみると、例年の2割減の予約だそうです。救急車を呼ぶことは少ないが、ラウンドの途中で打ち切る人が多いらしい。高齢者は無理して頑張ることはないと思っています。
 
暑さのため自宅で静養が続くが、日曜日はテレビのゴルフ番組を見ています。
放送時間が同じ時間帯なら、男子と女子のトーナメント中継をCMごとに切り替えて観戦。気が付いたのは、今年は特例で許可された男子の半ズボン姿である。猛暑の中、半ズボン姿は見ている方も清々しく感じる。ズボンからはみ出した脚は日焼けして黒褐色になっている。これは女子プロも同じ。練習ラウンドを含めて4~5日間もやっておれば当然日焼けします。
 
ご存じですか?
40年ほど前に和歌山の橋本CCで毎年、日米対抗戦が行われていました。
その時、ジャンボ軍団が半ズボンで出場したら米国からクレームがつき、翌日から半ズボンを取り止めた経緯があります。ゴルフの先進国の英米では半ズボンは認められていなかったのです。これはルールでなく、紳士のエチケットとしてでしょう。
 
国土の広い米国では寒さ暑さを避けて開催可能です。英国は温暖地ではない。
ところが日本の夏は高温だけでなく、湿度が高く、ゴルフに向いた気候ではありません。
男子プロゴルフ協会が半ズボン禁止にしたとき、私は納得できなかった。選手は禁止なのに、キャディは半ズボンでマイカケ姿はファッションとしても変だった。まったく釣り合いが取れていない。
 
それに引き換え、女子プロゴルフ協会はミニスカート・へそ出し、茶髪・金髪なんでもOKでした。流行だから、ファッションだからの理由です。大らかを通り越して無節操だと私は憤慨していました。史上にない今年の猛暑・炎暑の中で、半ズボン許可の裁定は妥当です。男子プロの7割以上が半ズボンでした。マナーに反するどころか見ていて好感を覚えた。
 
半ズボンに関しては、ハイ・ソックス着用を求める古いゴルフ倶楽部がありますが、最近は減りましたね。但し、くるぶしが見えるロー・ソックス着用を嫌うクラブがあるので要注意です。
 
何故、ハイ・ソックスを求めるのか不思議でした。
マレーシアのゴルフ場支配人から聞いたところでは、現地では棘や虻などの虫から守るためにハイ・ソックス着用を奨めたそうです。この理由は理解できる。ならば日本ではその必要性は低いと思います。
 
私は9月からラウンドを再開する予定ですが、まだまだゴルフ日和に程遠い予報です。
最近の実力に合わせ、ハンディを21に下げて貰いました。できることなら私も、マエシンプロ・まっちゃん・花屋さん等のように、ホール毎のレポートを書きたいのですが、そんなことをすれば読者から顰蹙(ひんしゅく)を浴びること間違いないので、トピックスに絞ります。

 

令和6年8月28日  渡 若造