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渡若造は間もなく満85歳になります。
飛ばない、スコアを競うゴルフができない、文字通りの老人ゴルフになったと嘆きながらも、自分で運転して練習とラウンドを続けています。
ゴルフ場へ一人で行っても卓球会場に行っても、ほとんど私が最年長です。
数百人集まるシニア卓球大会でも私より年長者は数人しかおりません。
ランク別の試合では、私のランクまでなら間違いなく最年長です。そんな年齢になってしまいました。
 
中年の女性アマチュア上級者と変わらない飛距離になってしまい、ショート・ホールを除けばパー・オンはまずありません。2年前にエージ・シュートを4回も出したことが嘘のようです。
もうスコア追求のプレーはできないので、同伴者との会話を楽しみ、何回ナイス・ショットできるかを数えるようにしています。今年からゴルフ記録帳への記載をやめました。
 
練習場では他人のショットを観察していますが、75歳を超えて素晴らしいショットを打てるのは、クラブチャンピオン経験者の極めて一部の上級者だけです。私だけが老化しているのではないのです。
私の場合は68歳から5年毎に老化を感じるようになり、84歳で一挙に老化が目立つようになりました。一般的には70歳過ぎから始まりますが、個人差があり70代でも著しい老衰を見ることがあります。
 
私の友人・知人で認知症の発症が続いています。
単なる物忘れや笑って済ませる失態なら良いのですが、おカネの管理ができなくなったり暴力・暴言を振るう認知症は困ったものです。家族まで巻き込んで問題を引き起こします。
 
認知症予防は、適度な運動・規則正しいバランスの取れた食事・他人との接触・頭の体操などと言われています。
ゴルフは軽運動に入るし、思い通りにならない悔しさ、同伴者との会話など認知症予防に役立ちます。
私は練習場ではボールを打つだけでなく、他人の練習をじっくり観察、仲間との会話などで、空いておれば長時間滞在しています。
 
卓球は公営施設なら安い利用料で半日過ごせるゲームですから刺激を受けます。
アメリカの老後施設での調査では、卓球する人としない人では寿命に差が出ているとのレポートがありました。
 
負け惜しみではありますが、私は『惚け防止・認知症対策』に意義を見つけゴルフを続けます。
今年から遠方への遠征ゴルフを止め、近場でのプレーに絞っています。
加入したグループには89歳・88歳・87歳の方がいますが、歩くのは速くまったく進行に支障ありません。ドライバーの飛距離はしばしば私を追い越します。
これなら高齢者でもゴルフを続けられます。先輩を見習って私も長く続けたい。
都下の卓球大会では高齢者に記念品が出ましたが、男女とも91歳でした。スゲェッ!
彼等の試合を見ましたが、年齢の割には動きがよかった。
 
加賀屋ゴルフホームページの愛読者からゴルフの誘いを受けています。普段プレーしないゴルフ場で初めての方とのプレーなので、惚け防止を競いたいと心待ちにしています。

 

令和6年4月2日  渡 若造