ゴルフ会員権を購入され、ゴルフライフを楽しまれたいお客様のご参考に

ゴルフ場選びをする際に、選ぶ基準は何でしょうか?
交通の便が良い、地理的にアップダウンが少ない、コースの設計が良い、コースの手入れが良い、運営が良い、プレーフィが安い、ハウスが豪華で設備が良い、練習場が立派、スタッフが親切で愛想が良い、食事が美味しい、メンバーの人柄が良い等等でしょう。
私は交通の便、特に高速道路代が高額なコースは避けています。運営がまともで進行が渋滞でないことを前提に、コースの手入れ特にグリーンの状態が良いこと、プレーフィがそれ程高くない等がコース選びのポイントにしています。
 
ネットのクチコミでは、スタッフの応対が悪い、食事がまずい、キャディがよくない等の批判をしばしば目にしますが、私はこれ等は普通であればよいと思っています。
ゴルフが目的で行っているのですから、これらは重要な要素ではありません。
 
歳を重ねて、近頃はコース選びの基準が変わりました。

①コースの距離が長くなく、グリーンの仕上がりの良いコース。

若い時はプロのトーナメント開催コースのように、距離があり広くて攻め甲斐の
あるコースが良いコースでしたが、飛ばなくなった現在はナイスショットが続けばパー・オン可能なコースが良くなりました。私の現在の飛距離は1Wで180~190yで、200y飛べば喜んでいます。俗に言う名門コースはどんなに頑張ってもパー・オンはなく、3オンもしくは4オンに賭けるプレーとなります。使用するクラブは3本(ウッド2回とアプローチ)とパターに限られてしまう。
アイアンでグリーンを狙えるゴルフが楽しいのです。女性はレディスティから打つ人が殆どですが、男性はメンツからか飛ばなくてもレギュラーティから打ち、ゴールドティから打つ人はまずいません。私は一人で行って見知らぬ方と同伴しますが、この飛距離でも70歳代の人に見劣りしておりません。これがアマチュアーのシニアーゴルファーのレベルなのです。若い競技系のゴルファーとは判断基準は大きく異なります。
 
「健康のために来ているのでスコアはどうでもよい」と言う人が少なくないが、これは本心ではありません。スコアが自分なりに良ければもっと楽しいのです。どんなに名門コースであってもスコアが大幅に悪ければ楽しくはありません。
 
距離の目安ですが、6000y~6200yが高齢者には向いています。6300yを超えるとダブルボギーが出てしまいます。
 

②人柄が良い年配の会員が多いこと。

自分が高齢になり、同伴者と年齢が開き過ぎるとお互いに気を遣うだけでなく、世代が違うので会話が弾まなくなります。適当な年配者との同伴が良い。85歳の友人がこの年齢で長竹CCに入会しましたが、この倶楽部は理事会の運営がよいのか年配者が多く、もてなしが厚いそうです。彼は嬉々として毎週通っています。
私はプレー7割、会話3割の割合の楽しみで行っています。
 

➂電車とクラブバスで行けるゴルフ場。

私の周囲では運転免許証を返上した人が増えました。高齢者の運転事故が大きく報じられ、家族からうるさく咎められ返上した人が多い。
私はまだ返上していないが、首都高速道路やアクアラインではいつも左側走行で追い越し車線を走りません。高齢になるとゴルフ場の良し悪しより、交通の便が重要なポイントになります。電車とクラブバスで行けるのが理想、車なら一般道で行けるコースです。

 

ゴルファーのコース選びは年齢・経験・力量により変化します。
但し、留意しなければならないのは、ゴルフのスコアはコース・天候・同伴者等により異なるで、高齢者向きのコースの成績をどこでも出せると過信してはいけません。

 

令和4年2月1日  渡 若造