今年の夏は暑い、暑すぎる。皆さんそうお思いではないでしょうか? 「こんな暑いとゴルフができないじゃないか」と、お怒りの諸氏も多いのではないかと思います。
そんな中、諏訪湖カントリークラブのメンバーであるMシン氏からのお誘いで、諏訪湖をベースに長野の涼しいゴルフツアーはいかがですかとお誘いが、もちろん断る理由などあるはずもありません。万難を排して最優先で参加しますと返事をし、当日までワクワクドキドキの毎日です。こんなにワクワクのゴルフはまさに久しぶり、期待に胸が膨らむゴルフ行の始まりです。
初日は三井の森ゴルフ蓼科俱楽部でのプレーです。小淵沢インターで中央道を降りて向かうと、その道中は別荘地あり、ペンション村あり、リゾート施設ありでいかにも山岳リゾートの雰囲気。この辺りのゴルフ場は、夏でも気温24℃とうたっているところが多いようです。ちなみに日本で最も標高の高いゴルフ場は、菅平グリーンゴルフで標高は1,658mあります。
さて、ラウンドの方はしらかばコースからスタート、スタート地点には標高1,202mの表示があり、もちろん風も爽やかです。出だしのロングは2パットでダボでしたが、続くホールでパー、パーと拾い、ダボ以上は叩かないラウンドでボギーペースの45でした。後半のからまつコースも出だしのパーから終始安定したラウンド、しかし8番ミドルでダブるパー、9番ロングはロストで9とやらかし、結局94のラウンドでした。このコースにはまだあかまつコースがあるので、次も楽しみなゴルフ場です。なおグリーンの芝目は八ヶ岳から順目とのこと。山の位置をよく見定めてのプレーが大切です。
このツアー、アフターも充実していて、諏訪湖畔に近い上諏訪温泉のホテルに投宿すると、夜の宴は宿近くの「イール亭おおいし」さんで飲み会です。イールとは鰻のことで、馬刺しなど、この地方特有の様々な料理を楽しんだ後に鰻重の登場というコース。宴会は大満足のままお開きとなりました。さらにその後に、諏訪湖畔でこの時期毎夜行われる諏訪湖サマーナイト花火を鑑賞です。さらにその後も宿に戻り、温泉でゆっくりと疲れを癒やしながら過ごすと言ったおまけつき。ああ天国。
二日目はMシン幹事のホームコース、諏訪湖カントリークラブでのプレーです。標高は1000m越えで涼しさは変わりませんが、この日は台風の影響なのかいつも以上に湿度が高かったようです。また、アップダウンがけっこうあるコースとなっています。
スタートホールの10番は打ち下ろしで、打ち上げの11番ホールを経ていったんクラブハウスへ戻るようなレイアウトになっています。あがり3ホールの16番から18番は難しいと言われており、17番ロングは2打目の落としどころやグリーン前に池が待ち構えているホールです。グリーン前の池にはゴルフ場には珍しく水車があり、これがこのゴルフ場の名物になっています。このホールはボギー。スコアの方は出だしがパーだったものの、トリさんも3ホールあり、前半は49でした。
後半は1番ロングでダボの後、2番ミドルで3打目がバンカーに捕まり、そこからホームランでOBなど、やらかしてしまいギブアップ。その後のラウンドも精彩を欠きトリさんを4つと大崩れ、結局108の煩悩の数を叩いてしまいました。
プレーを終え、下界の諏訪インター付近に降りてくると、とたんに「暑つ!」という感じでした。首都圏へ戻って来るとさらに「暑つ!」という感じは倍増。もう夏場は標高の高いゴルフ場でないと無理だなと痛感した次第です。来年もおそらく猛暑でしょう。また、この天国が味わえますように願わざるを得ません。
掲載日:2025年8月25日