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スタートホール10番は左に要注意

 東京都内には23のゴルフ場が存在します、JTカップを毎年開催する東京よみうりカントリークラブや関東7クラブの小金井カントリー俱楽部などがその代表格です。そして23区内となると3つしかありません。その中のひとつが若洲ゴルフリンクスです。東京都が運営するゴルフ場で、利用約款によると予約は東京都在住者、東京都勤務者が対象となります。昨年末から完全なWebでの抽選制となり、それに合わせて抽選応募を繰り返したところ、当選したので3月の頭にラウンドして参りました。
 若洲ゴルフリンクスは、昭和40年から49年の10年間に渡って造成された埋め立て地を整備したゴルフ場で、コースの監修には岡本綾子プロがあたり、都心の埋め立て地にありながら、6,970ヤードの本格的なコースとなっています。東京オリンピックのゴルフ競技をここで開催するプランもあったようです。東京オリンピックの開催コースとなった霞ヶ関カントリークラブの東コースが7,446ヤードですから、その差は476ヤード。1ホール26ヤードほど長くすれば、オリンピック開催も可能だったといえます。実際ラウンドしてみたら、各ホールにフルバックティを改修して設置する余地もありそうでした。がんばれば「ここで開催できたんじゃね」というか「そのつもりだったんじゃね」という感じです。もちろんロケーションはまったく違うので、現実味があるかどうかはわかりませんが、可能性を感じられるコースでした。

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グリーンはワングリーンで意外と手強い

 さて、ラウンドの方ですが、インからスタートで10番ホールは左側が海、さらに左傾斜になっているので、左は禁物のホールです。しかしティショットは引っかけてOBとなってしまいました。それでもプレイングフォーからOBパーのダボで切り抜けてのスタート。そして、左に海を臨むホールが4ホール続きます。次の11番はトリで、12番でバーディを取り、「よし!これから」という次の13番ロングはパーオンしながら4パットのダボでがっくり。グリーンは決して速いというわけではありませんが、固いので外からは止まりにくく、タッチもつかみづらく簡単ではありません。コースも距離は十分あり、なかなかパーは取らせてくれない、結構タフなコースでした。ラウンドが進むにつれ、海の先端へと近づいていき、それに伴い東京ゲートブリッジが見えてきます。インもアウト同様で、4,5番目のホールで折り返してクラブハウスへ戻っていく形です。ラウンドの方はその後もダボばかりで良い所は無く推移し、前半は52で終了となりました。
 昼食を摂った後、泣き出しそうな天気を気にしながら後半に臨みます。ダボ、ボギー、ボギーと相変わらずパーには届かないものの、がまずまずのラウンドでスタートしましたが、次のショートでやってしまいました。ティショットがバンカーに捕まり、そこからホームランでグリーン奥の林に入り、木立の邪魔もあって、5オンおまけに3パットの8で、またがっくり。その後のラウンドもダボだらけとなり、残り2ホールは空が泣き出してきたこともあり、調子があがらず。最終ホールは早くあがりたい一心でスイングが安定せず、ダブルパー。結局、56叩いて、ダボペースの108の煩悩となってしまいました。
 この日は曇り空で、終盤は予報通りの雨という天気でしたが、これから温かい良い季節になり、好天の下であれば、芝の緑、空と海の青さと、すばらしい景観となることでしょう。美しいロケーションの中でゴルフが楽しめるコースだと思われるので、また頑張って抽選にチャレンジしていこうと思います。

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10番から13番までは左側に海を臨む。

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折り返しのティラウンドからは東京ゲートブリッジが

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18番ホールからクラブハウスを臨む

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ショートホールの先に大型貨物船

 

掲載日:2024年3月15日