クラブハウスからコースを望む
大きな池があり、からむホールはプレッシャ-がかかる
スタートホールにて、天気は雨模様。
今年の夏こそ本当に暑い!まさに天魔の夏。この激暑の中ではとてもゴルフはできないと、今年も標高の高い山梨県のゴルフ場に行ってきました。と言っても今回の遠征は通常なら暑さとは無関係な9月から10月へまたぐ時期です。流石に暑さから解放された、快適なプレーを久々に楽しむことができました。今回は、遠征2日目の北の杜カントリー俱楽部をレポートします。
北の杜カントリー俱楽部は。南アルプス・甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳に挟まれた、北杜市の 丘陵地の台地上にある、360度のパノラマが楽しめる天空のゴルフ場です。コースの中央には大きな4つの池を要し、インのあがり3ホールは池が絡むプレッシャーがかかるレイアウトとなっています。
今回は遠征2日目のプレーなので、ゴルフ場隣接の北の杜ホテルへ投宿し、翌日に備えます。このホテルには300ヤードのゴルフ場の練習場が併設されており、しかもナイター施設付きなので、やる気のある人は夕食の後に練習することができます。さらにお風呂は温泉であり、ゴルフで疲れた体を癒やしてくれるなど、合宿にはもってこいかもしれません。
肝心のラウンドですが、この日は秋雨前線の影響で雨模様、しかしスタート時には雨があがり、女子だけで構成した1組目からインの10番をスタート。私は3組目の飛ばし屋チームで同伴はS氏、M氏、I氏の3名、さあ飛ばしっこ勝負の始まりです。
スタートホールはパー、なんと次もパー、好調な滑り出しで迎えた12番ホール、ここでドラマが待っていました。池越え127ヤードのティーショット、まず私がピンそばに1オンすると、続くI氏がさらに内側へオン、次のM氏は私とI氏のボールの間へオン、最後のS氏もピン近くにオンと、なんと4人がピンそばへの1オンです。全員がバーディだったらすごいねと話しつつ、まずS氏がパットするとバーディ、続く私はわずかに2センチはずしOKパー、M氏も同様で、最後のI氏が完璧にラインを見切ってのバーディと、なんともすごいホールとなりました。その後、ダボ、ダボとトーンダウンしましたが、次の15番ホールは右ドッグレッグのミドル、まっすぐドライバーで当たると突き抜けてしまうホールです。しかも右にひょろ長い立木がいやらしく立っており、ショートカットを邪魔しています。このホール、飛ばし屋3人はティーショットにスプーン以下のクラブを選択、無難に球を置いてきます。私はというと果敢にドライバーで打ち、ひょろ長い立木に向かって打つとコースなりにフェードボールとなる完璧ショット。結局このホールはボギーでしたが、印象に残るホールとなりました。そしてインのあがり3ホールは4つの池が絡むぱ難しいホールが続きます。しかも17番から雨が降ってきてさらに厳しい条件となりましたが、ここをボギー、パー、トリとまとめ、前半はボギーペースの45でした。
12番ショートは全員がこの位置に1オン
15番右ドッグレッグのミドル、ひょろ長い木がショートカットを邪魔する。
昼食にチキンステーキをいただき、さあ後半です。しかしなんか脱力感が、遠征2日目の後半で疲れが出たのか、ちょっと眠い感じです。そのせいか後半スタートは精彩を欠くショット続き、5オン2パットのトリ、そして2番ロングはボギー、続いて3番ミドルでまたトリと、昼のチキンがいけなかったのか、前半と打って変わっての展開。これはいかんと発憤し続く2つの池がプレッシャーをかける4番ショートでパー、続く5番ボギー、6番ボギーとやや落ち着きましたが、7番でダボパットをはずし後半3羽目のトリ、う~ん、ゴルフは難しい。結局残り2ホールを8番ショート ボギー、9番ロング ダボとし、後半は51のトータル96でのホールアウトとなりました。
全般的にOUTの1番から9番までは狭くてトリッキーなホールが多く難しい印象です。INの方は特徴あるホールはあるものの、難しいのは池がらみのあがり3ホールにつきる、そんなコースです。この日は雨模様だったので、甲斐駒ヶ岳も見えず、残念でしたが、好天に恵まれれば、素晴らしい景観が楽しませてくれたことでしょう。そういえば飛ばしっこ勝負はどうだったのか? 飛ばし屋の組だったはずが、実はまったく覚えていません。皆それぞれに持ち味のあるショットを放ち、楽しい1日だったとだけ申しておきます。
青い水をたたえる池越えの4番ホール。
広々とした打ち下ろしの11番ホール
掲載日:2023年10月16日