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我々を歓迎してくれた青森

 青森市街から浅虫温泉を経て、夏泊半島の先端に位置する夏泊ゴルフリンクスは日本随一のリンクスコースです。スコットランドのリンクスコースを模した設計で、北に下北半島、西に津軽半島、両半島に囲まれた陸奥湾の湾口の先に天気の良い日にはうっすらと北海道を臨める、風光明媚な美しいゴルフ場です。
 夏泊ゴルフリンクスを訪れたのは、2023年の夏の激暑がまだ覚めやらぬ9月の中旬。他のゴルフ場にはない雰囲気を持つ、だだっ広い薄の原にコースがある感じで、右も左も薄のブッシュとなっています。ここで一句「夏泊 左右の薄に 悩む我ら」、プレバトの夏井先生に怒られそうですがもう一句「リンクスの 秋まだ遠し 夏薄」。夏泊でスコアをまとめるにはまず、薄の原に球を打ち込まないことにつきます。左右がブッシュと言ってもコースは結構広く、さほど気にする必要も無いのですが、ミスショットには大きな代償がついて回ります。
 さてラウンドレポートですが、初日は遅い時間、13時25分からの18ホールスループレーでOUTの1番ロングからスタート。幸先良くパーオン2パットでパーを拾ったあと、ボギー、ボギー、ダボ、パーと順調でしたが、6番でティショットが巻き玉となりブッシュへ、赤杭だったので入ったところからレイアップしてコースに戻しましたが、4打目も右ブッシュに捕まってしまいこのホールは9とやってしまいました。その後の3ホールは巻き玉に苦しみながら、なんとかボギー、ボギー、ボギーとまとめ、前半のOUTは48でした。しかしここで問題が、17時45分が日没なので、余裕で回れるだろうと「たかをくくって」いたら、先行の組が遅くスローペース、9ホール終わってすでに時間は16時過ぎでした。我々に残された時間はわずか、後半は朝スタート組がホールアウトして少し早くなったとは言え、我々の前の組は決して早いラウンドと言えずピンチです。ラウンドの方は10番ダボのあと、ボギー、ダボと続きます。そして13番ホールから救世主が登場。コースキャディが各組についたことでペースアップ、6番から続いていた巻き玉も克服し、13番、14番は連続パー、そして15番ダボと進み、あがり3ホールへ。ここからは太陽との競争になり、16番ロングはトリ、17番ショートでボギー。18番ミドルは2打で乗せ、なんとか日没前にグリーンにたどり着いたものの、暗さでラインも距離感もわからず、3パットのボギーでホールアウト。結局後半も48の96でのラウンドでした。日没とのこんな競争は初めてでしたが、ゴルフ場の協力を得て回りきれたことはいい思い出になりました。

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クラブハウスと海浜ロッジ

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3番ホールは今回幹事のM井氏とゴロが合う381ヤード

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薄原が広がるリンクスコース

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ポットバンカーも随所にあり要注意。

 翌日は通常通りの朝スタートで、日没の心配はありません。のびのびとプレーができそうです。前日は白のレギュラーティからでしたが、2日目は青のバックティでのプレー。青からなので前日の経験は距離感、狙い所ともに役に立たず、新鮮なプレーができそうです。さてラウンドは1番からボギー、ボギー、ボギーと順調に推移。しかし4番でティショットを右にOB、しかも赤杭だと思ってブッシュに入ったところから3打目を打とうと思ったらなんと白杭、薄に隠されて気がつかなかったのですが後の祭りです。書き忘れていましたが、ここはOBの白杭側とブッシュの赤杭側とに左右で分かれるホールが多く、白杭側には打たないのが鉄則です。とんだアクシデントとなり前進4打で再始動しましたが、グリーン手前のポットバンカーにも捕まり、このホールは9の大叩きです。あちゃー! その後はダボ、トリ、パー、パーとなり、9番ホールはティショットを右ラフ、2打目は右に池があるためグリーンやや左目を狙って完璧なショットが打てて、意気揚々とグリーン向かったらボールが見つかりません。諦めきれずに少し時間をかけて探しますが結局見つからず、痛恨のトリ。く~っ、ゴルフは苦行だ。
 INは前日暗くてコースがよくわからなかったので、明るいうちに回れるのが楽しみです。10番から13番までボギー、その後ダボ、ボギー、ダボ、ボギーと続き、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。私にしては珍しくダボまででなんとか押さえてのラウンドでしたが、18番でトリをたたいてしまい、終わってみれば52,48の100でホールアウトとなりました。
 プレー後、宿泊場所の青森市街に戻る道すがら、名物の「みちのくシェーク」に立ち寄り、人気No.1だという「濃厚ミルクシェーク」を堪能しつつ、火照った体を冷やします。甘いシェークに舌鼓を打ちながら、夏泊にはまた来たいなと思う私でした。

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青ティからの2番はプレッシャーのかかる池越え

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薄のブッシュ越しにクラブハウスを臨む

 

掲載日:2023年9月25日