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一番ホールのティーグラウンド。

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各ホール松林が美しいロケーション。

 M大将がことあるごとに良いコースと連呼する下関ゴルフ俱楽部はいつしか行きたいゴルフコースの筆頭となっていました。そしてこのたび、市民デーの恩恵に預かる形でラウンドすることができました。今回は軽井沢高原ゴルフ俱楽部でもお世話になった、世話役M氏が市民デーの情報を入手し、段取りを取っていただいたおかげで参加者が多数集まり、関東から大挙しての参戦となりました。
 下関ゴルフ俱楽部は、言うまでも無く山口県ではNo.1のコースですが、もともとは、近くの川棚温泉のゴルフ場としてスタートしたようです。その後ゴルフ場の設計を上田 治氏に依頼したことで、現在の地が適地とされシーサイドコースとして設立に至りました。そのロケーションは美しい松林、日本海に臨む美しい海の両者が見事に調和した、美しさの競演ともいえる筆舌に記しがたい景観です。コースとしては日本オープン(男子)を2回開催していますが、全体的には距離が短く、トーナメントコースとしては向かないとキャディさんが申しておりました。各ホールも大きな特徴があるわけでなく、さほど難しくないように見えますが、ところがどっこい、攻め方をよく考えないと痛い目に合うように作られています。 この日はバミューダグリーンでしたが、非常に堅く仕上がっており、止まる球か、手前から攻めないと攻略できないのと、立ち木やバンカーの配置、距離感、ボールの置き所など、よく考えて設計されているからか、よ~く考えて攻めないとスコアメイクは覚束ないコースです。
 ちなみに上田 治氏の設計コースは、茨城ゴルフ俱楽部、古賀ゴルフ・クラブ、大阪ゴルフクラブ、奈良国際ゴルフ俱楽部、小野ゴルフ俱楽部、広島カンツリー俱楽部八本松コースなど、蒼々たる名門コースがあります。 さてラウンドレポートですが、この日はアイアンがことごとくシャンクする絶不調。まさにアイアン崩壊の状態でのプレーを余儀なくされ、特に前半はシャンクの恐怖と戦いながらのラウンドとなってしまいました。こうなるとラウンドレポートどころではないので、OUTの中でも特徴のある1番ロングホール、INの17番ショートホールの紹介にとどめます。
 海に面したシーサイドの1番ホールは、まさに下関ゴルフ俱楽部を代表するホールと言っていいでしょう。すぐ隣が海で、水平線を横目で見ながらのプレーが楽しめます。ただ当然海側(右)はOBなので、気をつけなければなりません。私はというとティショットはまずまずでしたが、2打目はうまくヒットせず、そして3打目からシャンクの連発となり、終わってみれば8オン2パットのやらかしホールとなってしまいました。シーサイドのホールは1番のほかに、2番ミドル、INの10番ホールと3つあります。 INは17番ショートホール、レギュラーティで207ヤードの距離がある下関の名物ホールです。ただ、200ヤードはアイアンで届く距離ではないので、今日の私にとっては好都合。スプーンで乗せてしまおうと打ったティショットはやや巻いた球筋でグリーンのやや左脇に、そこから2打目をピン1メートルにつけ、なんとかパーを拾うことができました。後半のINはあがりの6ホールで6オーバーだったので、なんとかシャンクと付き合いながら修正できた感じでした。
 シャンクの克服法として、「左脇を締める」、「右足を引いて極端なクローズスタンスにする」、「ボール1個分遠ざかる」、「右膝が出ないようにする」、などいろいろアドバイスをいただきましたが、ラウンド中になかなか実践できるものではありません。今回は終盤、ようやく修正できてきましたが、一番やっかいなのは「ボールが何処に飛ぶかわからない」、「またシャンクになるのでは」と言う恐怖心です。ビビリの私は、1回シャンクが出るだけでメンタルをやられてしまい、まともなスイングができなくなってしまいます。次回があるかどうかはわかりませんが、良い調子の時に再チャレンジしたい下関ゴルフ俱楽部でした。

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海が近いスタートホール付近。

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気持ちの良いテラスからは海が望める。

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レギュラーティで207ヤードの17番ホール。

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同伴のK夫妻と18番グリーンから臨むクラブハウス

 

掲載日:2022年11月4日