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このコースを象徴するようなIN、OUTの案内表示板

 「浅間のいたずら 鬼の押し出し」、群馬の誇りでもある「上毛かるた」の絵札の1枚である。「えっ『鬼の押し出し』って長野じゃないの? だって軽井沢でしょ?」 なんて言おうものなら群馬県人から烈火のごとく怒られるだろう。特に中山秀征さんや井森美幸さんにいたっては、怒りの形相を向けてくるに違いない。ということで、今回は北軽井沢にある、群馬県No.1コースの軽井沢高原ゴルフ俱楽部のレポートです。
 9月の初旬、秋めいてきたとはいえ、猛暑のなごりで30℃を超える日もある時期に、熱中症など一切気にしなくて済むゴルフがしたいと、軽井沢高原ゴルフ俱楽部へ行ってきました。仲間内の今回の世話役M氏が1年会員になったので、その恩恵を得た形でのラウンドです。
 当初INスタートの予定でしたが、OUTからなら早く出られるということで1番ホールからのスタートとなりました。OUTはロングとショートが3つずつの編成のパー36になっています。コースは洋芝でフェアウエィはふかふか、なのでランはあまり出ず、距離はあまり稼げません。雨が多かったせいか、その傾向は特に顕著で、フェアウエィに球が埋まって見失い、危うくロストの場面も。フェアウエィでロストなんて「まさかや~」の世界です。同伴の世話役M氏が北海道もこんな芝で、よく似ていると言っておりました。ゴルフ場内は清冽な山の水をたたえた小川が随所に流れ、自然の豊かさを感じられるゴルフ場です。

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青空の下、のびのびプレー

 肝心のラウンドの方は1ホール目のロングホール、3打目をパーオンしようと打った打球はまさかのシャンク、しかもOB。打ち直しの5打目もシャンクでOBは免れたものの、結局7オン2パットの9。次のミドルホールもシャンクが気になり、2打目以降のアイアンショットがチョロ連発で、ダブルパーの8。続く3番ショートは160ヤードでシャンクが出そうな距離。嫌な気分ながらここはなんとかしのぎ、カップとは反対の左サイドに乗せ、3パットの4。その後もシャンクが気になるラウンドでしたが、K師匠に教わったシャンクの出ない打ち方を思い出し、実践したところ効果が出て、安定したラウンドになりました。
 昼食後のINも安定したラウンドは続き、4連続パーもあり、調子を維持。14番を終えるとそこには最高地点1,222メートルの表示があり、いかに標高の高いところでのプレーか実感させられます。そして続く15番ロングは、最高のロケーションのホールで、手前のお茶屋さんにはテラスも設けられており、ここに座りながら一休みもオツなもの。そして迎えるのが本コース名物ホールの18番ショートです。最後がショートというのは珍しいですが、四方を完全に池に囲まれたアイランドグリーンで、その美しさは筆舌につくせません。
 このホールでは世話役M氏1オン、I氏花道、H氏池ポチャ、私はグリーン奥に球が飛び、1バウンドしてフッと消えてしまい、まさか池ポチャでは?という不安な状況。標高が高くてボールが飛ぶのを計算に入れていなかったと嘆きましたが、行ってみたらグリーンエッジから10センチほどこぼれた位置に残っていてくれました。結局このホールは2オン3パットのダボ。後ろの組もいなかったので、戻ってもう一回やりたいと思いましたが、すでにカートは先に進んでしまっているので、当たり前ですが断念。あがりとなりました。
 軽井沢高原ゴルフ俱楽部は自然豊かな、深山の趣があるコースです。全体的に雰囲気は欧風で、クラブハウスも三角屋根、エントランスやプラクティスレンジにはハーブが植栽され、そのイメージを強調する心遣いが随所に見られました。全てにおいて高評価でまた夏の避暑に来たいゴルフ場です。なお、美しいアイランドグリーンの全体を見たい方はホームページにアクセスしてください。https://www. karuizawa-kogen.com

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今回の同伴メンバーは世話役M氏、I氏、H氏

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14番ホールのグリーン近くが最高標高の1,222メートル地点

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15番は打ち下ろしの最高ロケーション。

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名物18番ショートホールは完全なアイランドグリーン

 

掲載日:2022年9月16日