株式会社カワカミヴィラージュカントリークラブ
2007年9月25(火) 適用:民事再生法 負債:約73億円
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帝国データバンクによると、株式会社カワカミヴィラ−ジュは、2007年9月25日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日付で保全命令を受けた。
当社は1985年1月設立のゴルフ場経営業者。長野県南佐久郡川上村にて標高約1440mに位置するゴルフ場「カワカミヴィラージュカントリークラブ」の経営を手がけていた。大自然のリゾートコースとして知られ、東京・山梨方面の会員を多く抱えていた。
しかし、財務体質は次第に悪化し、2000年に迎えた預託金償還期限を10年延長する事態となっていた。来場者数も減少し、2007年3月期の年収入高は約6億円に低迷していた。このため当社は、事業譲渡先の選定を開始。このほどスポンサー候補が固まったため、今回の措置となった。
負債は債権者約1600名に対して約73億円(うち預託金約52億円)。
なお、2007年9月28日午後6時からルポール麹町(東京都千代田区平河町2−4−3)で債権者説明会を開き、スポンサーを明らかにしたいとしている。
帝国データバンクより