2006年10月17日（火）
株式会社サンランドなど４社が民事再生法の適用を申請
適用：民事再生法 負債：110億円（4社合計 272億円）
関連するゴルフ場：サンランドゴルフクラブ那須コース
株式会社サンランド、株式会社本郷カントリー、栗駒興発株式会社、株式会社石川ゴルフ倶楽部の４社は、１０月１７日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
４社ともに、三井住友建設株式会社より新設分割した株式会社中野坂上地所の関連会社として、各社それぞれ、サンランドゴルフクラブ那須コース、サンランドゴルフクラブ東軽井沢、本郷カントリー倶楽部（広島県）、栗駒ゴルフ倶楽部（岩手県）、石川ゴルフ倶楽部（石川県）を経営していた。
株式会社サンランドは、１９７７年にサンランドゴルフクラブ那須コースをオープン。
近年は景気低迷の影響などから入場者数は年々減少、競合激化などによるプレー料金の値下げもあり、営業損失の計上を余儀なくされていた。
各社とも同様に業況は振るわず、今後発生する預託金の償還負担が重荷となっており、７月にはゴールドマン・サックスグループの傘下に入り、同グループのもとで民事再生手続により再建を図ることになった。
負債は株式会社サンランドが約１１０億円、株式会社本郷カントリーが約４０億円、栗駒興発株式会社が約３４億円、株式会社石川ゴルフ倶楽部が約８８億円、４社合計で約２７２億円。