ゴルフ場倒産情報

日光霧降カントリークラブ


2009年05月15日(金) 適用:民事再生法 115億円


 株式会社日光霧降カントリークラブは、2009年5月15日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全命令を受けた。

 当社は、1994年5月にオープンした日光霧降カントリークラブの経営を目的に、2002年5月、ゴルフ場や会員制リゾートクラブを運営する会社から、分割する形で設立した。

 同ゴルフ場は都心に近い日光市の霧降高原近くの丘陵地にあり、中島常幸プロが設計監修したことでも知られていたが、近年は入場者数が減少。2009年5月に預託金の償還期限を控え、2004年ごろから会員に対して株主会員への転換を提案、これまでに約9割の同意を得られていたが、株主会員の転換を確実にするために、今回の措置になった。

 負債は約115億円。

ゴルフ特信より