ゴルフ場倒産情報 |
2006年2月1日(水) |
株式会社エヌ・エス・エイ・ジェイ |
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適用:民事再生法 負債:68億2600万 |
ニュー・セントアンドリュース・ゴルフクラブ・ジャパン(栃木県大田原市)の経営会社である株式会社エヌ・エス・エイ・ジェイは、2月1日に宇都宮地裁へ民事再生法を申請し同日、保全命令を受けました。 同クラブでは、昭和62年の9ホール増設等で資金を借り入れているが、取引先である足利銀行の破綻に伴い同行の債権が整理回収機構(RCC)に譲渡されるとともに、栃木銀行の債権もニッシン債権回収株式会社へ譲渡され、債権を取得した2社から即時弁済を求められていた(ゴルフ場用地、クラブハウス等には根抵当権が設定)。しかし、株式会社NSAJでは財務状況から弁済は不可能と判断、理事会とクラブ再建対策委員会が対策を協議し、「メンバーによるメンバーの為のゴルフクラブ」の理念を守ることから民事再生法申請に至ったとされています。負債は、RCC及びニッシン債権回収の債務22億7600万円余、会員4000名強の預託金債務45億5000万円余の計68億2600万円余。 会員権の名義書換手続きは通常通り受け付けているとのことです。 尚、同社は2月12日に東京都内で、18日に大田原市内で会員説明会を開催する予定です。 |