ゴルフ場倒産情報

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2005年3月14日(月)
経営会社:株式会社東雲スポーツセンター
該当するゴルフ場:
東雲ゴルフクラブ
            
適用:民事再生法
負債:約31億円
 東雲ゴルフクラブ(18ホール、栃木県塩谷郡高根沢町)を経営する株式会社東雲スポーツセンター(東京都渋谷区代々木1の31の13、登記面=東京都江東区、庄司博夫社長、資本金7680万円)は3月14日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は西村國彦弁護士(電話03−5511−4400)他で、監督委員には森脇純夫弁護士が選任された。
 同社は昭和27年4月設立で、同年11月に東京都江東区有明の埋立地(都有地)に旧・東雲GC(会員制)をオープン。その後、同用地を巡って東京都とトラブルがあったが、ゴルフ場を57年に閉鎖して用地を都に返還し、その代替クラブとして現在の東雲GCを59年6月にオープンした。会員には登録料50万円を要請するとともに、オープン後に公募も行い順調に会員を集め、会員重視の運営を行っていた。
 しかし、バブル崩壊以降の入場者の激減や客単価の下落(平成17年2月末現在=年間入場者数約1万6千人、年間売上高1億7914万円余)、昨年10月頃から再発し始めた預託金の償還問題、さらに旧・三菱銀行からの借入金が株式会社整理回収機構(RCC)に移管したことなどで、今回の申請となった。負債は、会員約830名の預託金約26億円、RCCへの債務約4億6000万円等を含め約31億円
尚、同社はスポンサー支援による再建を目指している。名義書換えは、当面継続する予定とのこと。
ゴルフ特信より