2006年6月23日(金) |
GOLF&SPORTSましこ倶楽部(日本リクレート株式会社) |
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適用:破産手続き 負債:128億円 |
GOLF&SPORTSましこ倶楽部を所有・経営、会員権も発行する日本リクレート株式会社は、6月23日に東京地裁へ破産手続きの開始を申請した。 同社は平成4年9月にゴルフ場の開発許認可を取得、間もなく建設工事に着手して、8年9月に仮オープンし、9年7月に正式オープンした。 同社が会員宛に通知した文書では、開場当時からの100億円を超える借入が経営を圧迫。平成11年に現在の株式会社ましこ倶楽部サービスにゴルフ場の運営を委託し、ゴルフ場の経営効率化と改善を図ってきたが、金融債務は約80億円近く残り、加えて、平成19年8月から40億円を超える会員預託金債権の償還が始まることから、今回の申立てに至ったと説明している。 運営主体である株式会社ましこ倶楽部サービスは破産手続きに入ることはなく、ゴルフ場買受人と運営に関し業務提携契約を締結することで、運営を継続したい意向。 同ゴルフ場は約7割が借地で、その殆どの地権者と株式会社ましこ倶楽部サービスが委託契約で借地権を有している。 負債は昨年12月期で127億9605万円余で、内訳は整理回収機構(RCC)などの金融債務71億円余、会員預託金43億円余。 尚、同日より名義書換も停止しています。 |