2010年11月19日(金)
水戸レイクスカントリークラブ株式会社、水戸温泉開発株式会社が民事再生法の適用を申請
適用:民事再生法 負債:110億円
水戸レイクスカントリークラブを経営する水戸レイクスカントリークラブ株式会社、水戸温泉開発株式会社は、2010年11月19日に水戸地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
帝国データバンクによると水戸温泉開発株式会社は、1989年4月に設立され、水戸レイクスカントリークラブの運営を手がけていた。
同ゴルフ場は、常磐自動車道水戸ICから15kmと交通アクセスも良く、水戸温泉開発株式会社の2007年4月期の年収入高は約5億円をあげていた。
しかし、個人消費低迷が続くなか、周辺ゴルフ場との競合で単価が下落。加えて来場者数も減少し、2010年4月期の年収入高は約4億円にダウン。この間、2007年11月にはゴルフ場を水戸温泉開発株式会社が取得していたが、延長していた預託金償還の問題もあり、今回の措置となった。
水戸レイクスカントリークラブ(株)の負債は、大半が預託金と見られるが、約110億円の見込み。尚、同日より名義書換停止。