ゴルフ場倒産情報/藤代ゴルフ倶楽部

藤代ゴルフ倶楽部

2009年07月30日(木) 適用:民事再生法 225億
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 弘済事業株式会社は、2009年7月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

 当社は、1998年4月に設立されたゴルフ場経営および商業ビルの賃貸管理業者。財団法人鉄道弘済会の関係会社で宅地分譲開発事業を手がける弘済建物株式会社のゴルフ場経営および商業ビルの賃貸管理事業を引き継ぐ目的で設立されたもので、藤代ゴルフ倶楽部の運営を手がけていた。

 藤代ゴルフ倶楽部は常磐自動車道谷和原インターチェンジから車で25分、JR常磐線藤代駅から同5分と都心からのアクセスも良く、2003年3月期には年収入高約15億5100万円を計上していた。

 しかし、近年は管理する商業ビルのテナント収入が減少、2005年3月期には同収入がなくなったほか、ゴルフ場の利用客の減少も続いていた。

 2009年3月期には景気悪化の影響から年収入高も落ち込み、ゴルフ場資産の減損処理を余儀なくされ大幅な債務超過に陥っていた。こうした中、親会社からの支援も見込めない状態となったことから今回の措置となった。

 なお、株式会社アコーディア・ゴルフがスポンサーとなることで基本合意書を締結した旨の発表を同日に行っている。

 負債は約225億円。

帝国データバンクより