過去にあったゴルフ場経営会社の倒産情報

南総カントリークラブを経営する株式会社南総カントリークラブと、ニュー南総ゴルフ倶楽部を経営する芙蓉土地株式会社が民事再生法の適用を申請

2010年1月22日

適用:民事再生法 負債額:116億円

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 南総カントリークラブを経営する株式会社南総カントリークラブと、ニュー南総ゴルフ倶楽部を経営する芙蓉土地株式会社は、2010年1月22日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 両ゴルフ場は熊谷組グループで開場したが、2006年11月に親会社の土地興業株式会社(2007年5月再生法申請)は両ゴルフ場会社の株式をゴールドマン・サックスグループに売却。運営は株式会社アコーディア・ゴルフが受託していた。

 負債額は株式会社南総カントリークラブが127億円(内会員1999名の預託金121億円)、
芙蓉土地株式会社が116億円(内420名で112億円)

 負債の大半は預託金で、10年前に据置延長した預託金が昨年7月以降順次償還期を迎え、これらが重荷となって、再生法申請に至ったようだ。
スポンサー先はアコーディアが有力になるとみられる。

組合&ゴルフ特信より