過去にあったゴルフ場経営会社の倒産情報

ジャパンPGAゴルフクラブの経営会社である東京タワーデイベロツプメント株式会社が会社更生法を申請

2005年9月12日

適用:会社更生法 負債:200億円

関連するゴルフ場:ジャパンPGAゴルフクラブ

 東京タワーデイベロツプメント株式会社(資本金5000万円、千葉県君津市平田223、登記面=東京都港区芝公園4-2-8、代表大沼徳太郎氏、従業員69人)は、9月12日に債権者より東京地裁へ会社更生法を申し立てられた。
申請代理人は藤井康弘弁護士ほか6名。

 当社は、1988年1月に設立されたゴルフ場経営業者。
95年9月に会員制ゴルフコースのジャパンPGAゴルフクラブ(18H)をオープン。
丘陵地にある高級イメージのゴルフコースとして高い人気を誇り、2000年12月期には年収入高約7億1000万円を計上していた。

 その後は、景気低迷にともない法人、個人ともに利用者数が激減し、2004年同期には年収入高約5億6100万円にまで落ち込んでいたうえ、設備投資負担が収益を圧迫、設立以来赤字経営を余儀なくされ、同期末で約85億9700万円の累積損失を抱えていた。

 こうしたなか、今年9月11日からゴルフ会員権の預託金償還(総額約62億円)が開始される予定であったため、8月に説明会を開催して会員権の期間延長を求めていた。
 しかし、最終的に会員の賛同を得られず、このままでは営業継続が困難となることから、オープン時に支援した債権者が会社更生法を申し立てた。負債は約200億円。

平成15年9月8日に名義書換開始を正会員63万円で開始したが、売主と買主の指値の差があり多くの商いは行われていなかったようです。7月も売り100万/買い40万円で推移していました。

帝国データバンクより