過去にあったゴルフ場経営会社の倒産情報

飯能グリーンカントリークラブの経営会社である飯能開発株式会社が民事再生法を申請

2004年10月1日(金)

適用:民事再生法 負債:210億円

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 飯能グリーンCCの経営会社である飯能開発株式会社より、10月1日に東京地裁へ民事再生手続開始を申立てを行った旨の連絡がありました。尚、名義書換は通常通り受付しているとのことです。


飯能開発株式会社(資本金5000万円、埼玉県飯能市久須美292、代表吉田公子氏、従業員70人)は、10月1日に東京地裁へ民事再生法を申請した。
 申請代理人は伊藤廣保弁護士(東京都港区赤坂4-8-20、電話03-3475-5271)ほか1名。監督委員には矢島匡弁護士(東京都中央区八重洲1-6-17、電話03-3272-4066)が選任されている。
 当社は、1984年(昭和59年)10月にゴルフ場経営を目的として設立された。86年3月に開発許認可を取得し建設に着手、88年10月にゴルフ場「飯能グリーンカントリークラブ」(18ホール)をオープンしていた。平坦ながら戦略性に富んだ丘陵コースで、都心に近いことから最近では正会員約1250名、平日会員約105名を獲得していた。
 97年7月には経営権を巡り内紛が発生していたが、98年には会員が株主として経営に参画、2001年には会員側と運営全般にわたり基本合意に達し、2002年9月期には年収入高約9億1000万円を計上していた。
 しかし、来場客数の減少や連続赤字から債務超過に転落、余裕のない資金繰りを余儀なくされていた。 負債は預託金を中心に約210億円。

帝国データバンクより