十里木カントリークラブの経営会社である株式会社十里木が会社更生法を申請
2006年12月11日(月)
適用:民事再生法 負債:106億円
関連するゴルフ場:十里木カントリークラブ
株式会社十里木は、12月11日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
当社は、1982年3月に他社が経営していた十里木カントリークラブ(18H)の経営を引き継ぐ形で設立された。同ゴルフ場は東名高速道路の裾野インターから約20分に位置する高原地帯の起伏が緩やかなコースで、関東方面からの利用客を中心として、93年11月期には年収入高約9億3700万円を計上していた。
しかし、長引く個人消費不況を受け来場者数は低迷、セルフプレー制の導入や冬季、春季の割引料金導入を行ったが集客低下に歯止めがかからず、2003年11月期の年収入高は約4億600万円にまで落ち込んでいた。加えて、ゴルフ場設備資金としての借入金負担も重荷となり、赤字決算から債務超過となるなど、余裕に乏しい運営を強いられていた。
負債は約106億円。
2006年10月30日付けでゴールドマン・サックス(GS)グループから桐谷氏が代表に就任、GSグループの支援のもとで再建を目指すことになり、再生法を申請した。ゴルフ場の営業は継続する方針。
尚、11日より名義書換も停止しました。
帝国データバンクより