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会社更生計画案が可決
2006年04月25日
ゴルフ特信によると、浜野ゴルフクラブ(千葉県)を経営する株式会社國際友情倶樂部の関係人集会が4月25日、東京で開かれ、大多数の債権者が管財人提出の会社更生計画案に同意して可決、東京地裁から同日認可決定を受けました。同集会には約200名の債権者が出席。
今後は、会員が株主となり、会員権は預託金付き株主会員制となります。会員側は、第一次申立てから6年以上を経て、希望した内容に近い再建案になりました。
再生計画案、会員が否決
2003年01月30日
日経新聞によると民事再生手続き中のゴルフ場運営大手、日東興業(東京・千代田、鎌田隆介社長)の傘下にある浜野ゴルフクラブ(千葉県市原市)の再生計画案が30日否決されたことがあきらかになった。経営破たんしたゴルフ場の民事再生手続き申請が急増している中で、会員からの反対で再生計画が否決されるのは珍しい。
日東興業グループは昨年7月に民事再生手続きを申請、同12月に会員から集めた預託金など一般債務権の97.5%をカットする内容の再生計画案をまとめた。
浜野GCは日東興業の子会社の国際友情倶楽部(東京・千代田)が運営しており、本体と手続きは別だ。
国際友情倶楽部の会員や取引先など債権者で24日までに議決権を行使した1289人のうち賛成は620人と過半数(645人)に足りなかった。東京地裁は保全管理人として矢島匡弁護士を選任。今後は会員らで構成する「浜野ゴルフクラブの債権を考える会」が昨年9月に東京地裁に申請した会社更生手続きに移行する見通しだ。
今回の計画案の否決は、浜野GCのほかに国内29ヶ所のゴルフコースを運営する日東興業本体の再生計画案の決議には直接関係がないものの、米ゴールドマン・サックス・グループの支援のもとで進める日東興業グループ全体の再建の行方に影響を及ぼしそうだ。
再生計画案が認可
2003年02月06日
日経新聞によると東京地裁は6日、民事再生手続き中のゴルフ場運営大手、日東興業(東京・千代田、鎌田隆介社長)と関係会社10社が提出していた再生計画案を認可した。約7万人のゴルフ場会員から集めた預託金など一般債権額の97.5%をカット。会員のプレー権は維持する。
米ゴールドマン・サックス・グループの支援を受けて事業を再生して株式上場を目指す。
再生計画案はグループ11社全体で議決権を行使した債権者の94%(本体は95%)の賛成を集めた。日当グループは国内でゴルフ場30コースを営業しているが、傘下の浜野ゴルフクラブ(千葉県市原市)の再生計画案だけは、会員らの反対で否決されている。
2002年12月末までの流れ
2010年12月31日
・民事再生手続き、浜野ゴルフクラブ会員への通知文(平成14年12月24日) |
・民事再生手続き、浜野ゴルフクラブ会員への通知文(平成14年12月) |
・民事再生手続き、浜野ゴルフクラブ会員への通知文(平成14年10月) |
・民事再生手続き、日東興業よりの通知文(平成14年 7月15日) |
・民事再生手続き、ツインレイクス会員への通知文(平成14年10月) |
・民事再生手続き、ノーザンカントリークラブ会員への通知文(平成14年 9月) |
・スポンサー決定、日東興業よりの通知文(平成13年11月16日) |
今後の経営の基本方針
2002年12月24日
平成14年12月24日
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浜野ゴルフクラブ会員の皆様へ |
株式会社國際友情倶樂部
日 東 興 業 株 式 会 社 |
株式会社國際友情倶樂部の再生計画案における「今後の経営の基本方針」について、考える会が全く事実と異なる解釈をし、一部の会員の皆様をミスリード(誤導)しているようです。 弊社は、会員の皆様にこのような誤解に基づき再生計画案への可否を決めていただきたくありませんので、本書をもってご説明いたします。 |
◎浜野ゴルフクラブの会員制クラブとしてのステータスは確実に守り、向上に努めます 浜野のパブリック化、グループ共通会員制などあり得ず、考える会による全くのデマです。 日東グループトップクラスのゴルフ場である浜野のグレードは、今後も変わりません。 将来、グループ会社が合併しようとも、浜野ゴルフクラブの会員様は浜野、習志野カントリークラブの会員様は習志野の会員で、今までと全く変わりません。裁判所が関与する民事再生手続き上の民事再生計画案のどこにも共通会員制など書いてありませんし、弊社は浜野ゴルフクラブを共通会員制のクラブには絶対いたしません。実際、再生計画案で保障された会員の重要な権利をその後、経営会社が勝手に変更する事はできません。どうぞご安心ください。 |
◎30コースを一体として再建する方針の本当の意味 ゴルフ場を取り巻く収益環境は、大変厳しいものがありますが、コースクオリティ維持向上のための設備投資など皆様に満足していただけるための環境づくりに努めると同時に一方では価格競争力の強化のためのコストダウンも求められています。 スケールメリットによるコストダウン 例えば、同じ資材を購入するとしても1コース分より、30コース分をまとめて購買した方が、コストが下がります。 同様に経営管理に必要なコンピューターソフトや人員もスケールメリットを生かした方が経営効率を向上できます。 このように30コースの収益改善のためにコストダウンを図るというゴルフ場の経営と各コースのクラブ運営は別の問題であります。 決して日東グループ30コースの会員を共通会員制にするというものではありませんので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。 |
再生計画案に賛成を!
2002年12月
平成14年12月
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浜野ゴルフクラブ会員の皆様へ |
株式会社國際友情倶樂部
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浜 野 ゴ ル フ ク ラ ブ
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再生計画案に賛成を!
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近々、裁判所から再生計画案とともに議決票が郵送されることと存じます。 計画案の概要を説明いたしますので、是非、賛成賜りたくお願い申し上げます。 |
再生計画案の概要 |
◎ プレー権・・・今までと全く変りません 今後の質の向上を期待してください プレー権の保障を計画案に盛り込むよう要望がありましたので記載しましたが、改 めて内容を変更するものではありません。 |
◎ 会員権の譲渡等・・・今までと全く変りません 従来通り譲渡や相続が可能です。 民事再生が成立したなら速やかに名義書換手続きを再開いたします。 安定した会社の会員権として評価されることを期待しています。 |
◎ 預託金・・・預託金は、97.5%免除していただき、2.5%が残ります 残った2.5%の預託金は、退会される場合に一括弁済いたしますが、実際には、 会員権は市場において数百万円で流通するでしょうから、退会を希望される方はい らっしゃらないと思います。 この免除率(弁済率)の算出にあたっては、その基礎となる財産評定などに対し、 不動産鑑定士及び公認会計士のそれぞれ専門家から鑑定及び調査をいただき 算定しております。また、裁判所により選任された監督委員からは、再生計画案に ついて不認可事由は認められないとの意見をいただいております。 |
計画案可決で将来のプレー権は安定します |
預託金のカットをお願いしますが、皆様の賛成により再生計画の認可決定が確定しますと、スポンサーに担保権付債権の圧縮もお願いすることにより、会社の財務構造が改善されます。 それをスタートラインとして、ゴルフ場専業会社として持てる力を最大限発揮し、皆様が満足されるブランドを再構築し、質の高いゴルフ場を経営する立派な会社として株式が上場できるよう努力いたします。 そして、上場するときには会員の皆様のうち希望される方には、そのときの時価で株式を持っていただけるようにする方針です。 上場会社になれた場合は、皆様からみてもプレー権保障のお約束がより安心確実なものになるのではないでしょうか。 また、万一のことを心配される方のため、再生計画案にはゴルフ場を第三者に譲渡するときは、プレー権の継承を前提とすると書いてありますが、ゴルフ場を売却するようなことは、一切考えておりません。 |
日東興業よりのお詫びとご報告
2002年07月15日
日東興業グループより |
平成14年 7月 15日
会員の皆様ヘ 日東興業グループ 各 社
代表取締役 鎌田 隆介 お 詫 び と ご 報 告
拝啓 会員の皆様には、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 この度、日東興業グループ12社は、以下の理由で東京地方裁判所に民事再生手続開始申立を行いましたことをご報告いたしますと共に、本申立に伴い、会員の皆様には、ご不便・ご心配をお掛けいたすこととなり、誠に申し訳なく深くお詫び申し上げます。 グループ中核会社2社を含む4社は、平成9年12月に和議申立を行い、平成11年5月に中核2社を含む3社の和議認可決定が、確定いたしました。 和議申立以降、他事業からは撤退しゴルフ場経営に専念した上で、人員削減・乗用カート導入を含め経営合理化に努力致して参りましたが、ゴルフ業界は、バブル崩壊直後にも増して厳しい状況におかれ、利用者数の減少および料金の引下げ等により、売上高は当初想定を大きく下回り30%もの減少を余儀なくされました。 このような状況下、和議条件や和議条件外の担保権者との協定に従ったままでは、金融債務と預託金債務を長期に亘って弁済していくことは困難であり、かつ大幅な債務超過の状態が200年以上続くこととなります。 これを回避し、ゴルフコースを守り会社を再生するために今般の民事再生の申立に至った次第であり、決して二次倒産ではございません。 今般の申立の基本理念は、弊社グループの財務的基盤を盤石のものとして、会員の皆様への高品質のプレー権の提供を長期的に安定させることを目指すというものであり、このような理念のもと、弊社グループは、これまでにも、必要なゴルフ場設備投資を積極的に行ってまいりましたし、民事再生認可後は更にゴルフコースの質を高めるべく最善の努力をいたす所存です。 民事再生手続の詳細につきましては、弊社グループ代理人弁護団よりの別紙説明をご参照ください。 会員の皆様におかれましては、皆様のゴルフ場の健全な再建のため、何卒、事情をご賢察のうえ、格段のご理解・ご協力を賜りたくお願い申し上げます。 なお、当分の間、名義書換の手続は停止いたしますが、全てのゴルフ場の営業は従来通り行っておりますので、是非ご来場賜りたく重ねてお願い申し上げます。 敬 具
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− 皆様の疑問にお答えします −
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1. | プレーはできるのか。 |
全ゴルフ場は従来どおり営業を続けておりますので、民事再生手続中も、 会員の皆様のプレーには些かの支障もございません。 |
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2. | 手続後の会員のプレー権はどうなるのか。 |
認可後は、ゴルフコースとして、より一層高いクオリティを目指し、高い品質の プレー権のご提供をいたします。 |
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3. | 名義書換はできるのか。 |
当面は停止させていただきますが、できるだけ早く再開するべく努力いたします。 |
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4. | 会員の預託金はどうなるのか。 |
再生手続の一環として今後数ヶ月かけて、取扱いが決まりますので、現段階では、ご回答できません。 |
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今回の民事再生手続開始申立に関わるゴルフ場一覧(関東近県) −
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グリーンアカデミーカントリークラブ | |
リベラルヒルズゴルフクラブ | |
水戸・ゴルフ・クラブ | |
ツインレイクスカントリー倶楽部 | |
緑野カントリークラブ | |
ノーザンカントリークラブ赤城ゴルフ場 | |
ノーザンカントリークラブ上毛・赤城ゴルフ場 | |
ノーザンカントリークラブ上毛ゴルフ場 | |
ノーザンカントリークラブ錦ケ原ゴルフ場 | |
ノーザンカントリークラブ共通 | |
双園ゴルフクラブ | |
大平台カントリークラブ | |
習志野カントリークラブキングクイーンコース | |
習志野カントリークラブ空港コース | |
浜野ゴルフクラブ | |
花生カントリークラブ | |
伊豆国際カントリークラブ | |
大沼レイクゴルフクラブ | |
男鹿ゴルフクラブ | |
花の杜ゴルフクラブ | |
宮城野ゴルフクラブ | |
フクイカントリークラブ | |
新陽カントリー倶楽部 | |
双鈴ゴルフクラブ | |
名松・ゴルフクラブ | |
万壽ゴルフクラブ | |
藤原ゴルフクラブ | |
別府ニットーゴルフクラブ | |
長崎パークカントリークラブ | |
青島ゴルフ倶楽部 | |
湯の浦カントリー倶楽部 |
民事再生手続の支持決議について
2002年01月吉日
平成14年10月吉日 | |||||||||
浜野ゴルフクラブ会員各位 | |||||||||
浜野ゴルフクラブ | |||||||||
理事長 藤井 忠 | |||||||||
民事再生手続の支持決議について | |||||||||
拝啓 爽秋の候ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、ご承知のとおり、会員各位へは会社の民事再生と浜野ゴルフクラブの再建を考える会の会社更生と双方の説明文書などが送られ、どちらの主張が正しいのかと混乱されている方もいらっしゃることと拝察いたします。 当理事会は、去る10月10日、会社側から12月24日に予定されている裁判所へ提出する前の再生計画案の骨子などに関し説明を受け、提出する前に理事会(会員)に再度説明をする事を前提に、理事会として民事再生手続きを支持することを決議いたしましたので、ご報告いたします。 会社からは、預託金のカット率は財産評定も債権認否も完了していないので、まだ、具体的に提案できる段階ではないが、いずれにしても、相当大幅な免除をお願いせざるを得ないこと、また、当初、カット後の預託金はスポンサーから支援を受けて一括して弁済することを検討したが、会員の意見を聞くと、無額面のプレー権だけの会員権ではなく、カット後の預託金を残したいとの要望が多かったとの説明がありました。 再生計画案の骨子は、次のとおりでした。 |
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一方、考える会が2回目の会社更生を申し立て、賛同者を勧誘していることに関し、浜野ゴルフクラブにつけられた担保権が取り消しになるという同会の主張は、99%ありえず、同会が主導する会社更生には、担保権者であるゴールドマン・サックスの協力が得られる保障がないことから、会社更生を進めた場合、混乱が長引くばかりか最悪の結果は破産の危険があるとのことでした。 理事からは、会社は、会員にきちっと説明して民事再生手続を進めて欲しい、一方、考える会は、当初から浜野を愛しプレー権を守ることを目的に活動しているのであるから、過去のことは別として、今後は浜野ゴルフクラブを良くするために会社に協力して欲しいとの意見がありました。 現実的でない計画で混乱を長期化させ、会社を不安定な状態に置くことは、会員間に深い溝を残しかねず、また、従業員の生活を考えても決して良いことではないので、理事会としての意見を表明すべきであるとの結論に達し、今後、理事会としては、会社側の民事再生手続を支持し協力していくことを会員理事の圧倒的多数で決議しました。 会員各位には、当理事会の本支持決議にご理解を賜り、早期にクラブの混乱が終焉し、楽しいクラブライフが戻るよう格別のご協力をお願い申し上げます。 |
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敬 具 |