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コロンビアで人口上位10位にも入っていない町 ペレイラは、コロンビア西部中央に位置している。

コーヒーの有名な産地だけあって、山岳部にあるものの、都市部は標高1,342mとカラカス(ベネズエラ)よりも少し高いくらいだ。

そのせいか気温は一年中、摂氏20度前後で安定している。
その街に、スズキ自動車の2輪工場がある。
ペレイラには、日系企業がスズキ自動車のみだったので、1年に一度程度、保険の更改時期にお邪魔していた
1995年当時、地元に溶け込んで地域文化活動にも貢献されていたK工場長が
小生のカウンターパートナーだった。
いつも真っ黒に日焼けした笑顔で、昔からの友人のような雰囲気で迎えて貰った。
 
K氏は、お酒も豪快で、コロンビアの国酒アグアルディエンテ(aguardiente)を必ずボトルで1本は飲み干されていた。
小生と一緒に食事すると、2本は空けるので、余り強くない小生は、早い段階で眠ってしまうことになる。なぜか朝になるとホテルの部屋で頭を抱えながら目が覚めた。
 
アグアルディエンテ(aguardiente)は、コロンビアで親しまれているサトウキビを材料にアニスを香り付けに使用した蒸留酒。「燃える水」の意味であり、南米において蒸留酒全般を指す語としても用いられる。
 
通常は、ウイスキーのストレートショットを飲むような小さなグラスに入れて『サルー(健康)』と言いながら、一気に飲む。
 
水を加えると透明なアグアルディエンテは、一気に白色に変わる。
 
アグアルディエンテをコーヒーカップほどの器に入れて、コーヒー豆を浮かべ、火をつけてコーヒーの香りをアグアルディエンテに移して飲む『サンブーカ』も美味しい。
炎のカクテル “サンブーカ・コン・モスカ(Sambuca con mosca)” | Barのダイナミズム [barism] - YouTube
 
この小さな街にも立派なゴルフ場がある。
1935年設立の クラブ カンペストレ ペレイラである。
クラブ・カンペストレ・ペレイラ

6000YくらいのP71のコースだが、とても戦略的なコースだった。
テニスコートも多くて、テニスを楽しむ人々も多く、K氏のご令嬢は、ペレイラでトップクラスのプレイヤーだった。
ペレイラは安全でのんびりした街で、レストランとホテルの往復も安全だった。
ボゴタでの緊張した生活を抜け出して、K氏に温かく迎えて貰ったペレイラは、小生にとってオアシスだった。

 

掲載日:2025年1月27日