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カラカス編でもお伝えしたが、南米の主要都市の多くは標高の高い位置にある。
海抜の低い地域は、ほぼ熱帯ということもあり、標高の高い方が暮らしやすいからなのだろうか?
また、スペイン人の攻勢にあい、原住民は高い山岳地帯に追いやられたのではないかとの説もある。(ペルーのマチュピチュなどはその例かも知れない)
小生が赴任したてのころは、コロンビアの首都名は、ボゴタであったが、途中で、サンタフェ・デ・ボゴタ(以下「ボゴタ」と略)に改名された。
サンタフェと聞くと、宮沢リエの写真集を思いだすが、その写真を撮った篠山紀信も既に鬼門入りしている。
話の脱線ついでに、高校生の頃、今で言う自分の推しは、南沙織と岡田奈々(元AKBのメンバーでなく、1959年生まれの歌手&女優)だった。
南沙織は、沖縄出身で「17才」でデビューしたが、ソニーに所属、英語の歌のカバーも多く、発音がすごく良いのを記憶している。
篠山紀信と結婚したのには驚いたが、偶にテレビに登場しても昔と変わらない歌声を披露してくれる。
岡田奈々は、戸板女子短期大学に入学した後、絶頂期に自宅に暴漢が侵入してケガを負い、それ以降勢いが弱まったものの、永遠のマドンナであった。(笑)
最近になって、岡田奈々の1976年発売の4枚目のシングル「青春の坂道」(作詞:松本隆、作曲:森田公一)がストーリミングで、2024年2月末で約1,200万回再生されているのには驚くが、SNS時代何がバグるのか予想できない。

話をボゴタに戻そう。
ボゴタは、海抜2,600mにあるコロンビアの首都である。
小生の赴任当時治安は最悪で、メデジンカルテル(麻薬組織)と米国がガチンコで抗争していた。
その結果、米国の要人やメディアの人々がターゲットとなった暗殺や誘拐が日常茶飯事だった。
特に、月に1回は、市内のどこかで、自動車のトランクに爆弾を仕込んだ「Car Bomb」が発生する。また、ボゴタ発の飛行機に爆弾を仕けて、墜落させるなど、メデジンカルテルのしたい放題だったと思う。
 
赴任の直前に、日本を代表するM商事のボゴタ支店長とコーヒー担当の日本人社員の方が、地方にあるコーヒー工場(コーヒーを濃縮させた原液を作って日本に輸出する。
これが缶コーヒーの元になるとのこと)に向かう飛行機が飛行中爆破された。
 
M商事のボゴタ支店は、大騒動になったと伺った。
しかし、その後、支店長と担当者と連絡がついて無事が判明したものの、その顛末が滅茶苦茶ラテンである。
 
たまたま、同じ時間に同じ目的地に向かう飛行機があり、秘書が指示通りでない(AVIANCA航空でない方の航空会社)方を予約したため、一難を免れたのである。
 
生きていたから笑い話だが、それだけ危険と隣り合わせの生活は、結構ストレスがある。
 
ボゴタ近郊には、15くらいのゴルフ場が存在しているが、なにせ標高が高いので
ボールの飛距離は半端ない。
当時7番で150Y飛んでいた小生でも170Yくらい飛ぶので、カラカスから到着してなれるまでに時間はかかった。
 
また、お酒も凄くまわりが早いので、到着して何日かは飲まずに過ごすことが多かったと思う。
ボゴタで一番格式がありチャンピオンコースは、1917年設立の「Country Club de Bogota」
である。
 
このクラブの紹介は次回にしよう。

 

掲載日:2024年3月11日