今回は長竹カントリークラブのご紹介です。
ゴルフ悪友が、新しくゴルフ会員権を買ったということで、誘われて同伴しました。
昨年にも視察で同伴しており、私も先立つ物がなんとかなれば検討しても良いかな、等考えていました。東京、千葉、茨城、埼玉、と入会していますので、神奈川でもひとつあれば、等、妄想してしまいます。
こちらのゴルフ場は、「日本のゴルフ聖地100」に選ばれており、他色々な雑誌でも高く評価されているようです。設計者は佐藤昌という方だそうです。有名なところでは他に筑波カントリークラブなどあるそうです。
この日はこちら通算3回目のラウンドとなりますが、この日はインから廻りました。「日本のゴルフ聖地」によると、特に15番PAR5が高く評価されているようです。
正直、埼玉の丘陵コースとかにも、似た感じのホールはよくあるようにも思うのですが、雄大な感じはあります。それと打ち上げ中腹左側にあるバンカー、ラフが凄くきいています。キャディーさんも、「あっちに打つと結構苦労してしまいますよ。」と注意してくれました。
そういえば、前回はそのバンカーに捕まって大たたきしたような。他、インコースのほうが多少トリッキーなホールが多いように感じました。
昼は今回カレーにしました。カレーはちょっと粉っぽくて、正直好みの味ではなく残念。しかしこちらの名物料理は親子丼ということで、以前そちらを食したときには、つゆが多めで大変美味でした。
後半はアウトスタート時に、キャディーさんがラウンド終了時刻を予想して教えてくれました。尋ねなくても教えてくれたのはいままで経験なかったので感心しました。
過去3回すべてキャディーさん付で廻っていますが、皆さん対応は大変良かったです。個人的な印象で、変なたとえかもしれませんが、名門コースと接待コースの間くらいの感じです。ちなみにセルフデー以外は原則キャディー付きで、35組まで対応できるとのことでした。
ゴルフ場の感想
とにかく堅実、質実剛健な感じがします。感心したのは、コースのレイアウト、メンテナンス、他ゴルフ場ハード、ソフトのバランスが素晴らしい、ということです。堅実、というコンセプトに全てを集約している感じがしました。
コースレイアウトについては、打ち下ろし、打ち上げ、フラット、ドッグレッグ、基本広め、時々タイトなホールも有り、様々な状況が楽しめます。PAR4ホールが3つ連続しないルーティングも好印象、茶店はアウトイン共通で合理的(もちろん有人)。
難易度も、普通のゴルファーである私でも、グリーン周り合わせて、適度に楽しめる感じです。上級者の方にきいても、充分歯ごたえがあるとのことです。通いつめれば色々発見もありそうです。
メンテナンスは、磨き抜いたような手入れではないですが、気分良くプレーするに充分な状態です。グリーン、バンカー等も同様です。プレーに関係ない植栽などはあまり重視していないように感じます。
乗用カートについては、ナビ含めてかなり古いものを使用していますが、実用上全く問題ないと思います。食事、スタッフの対応も好印象。
クラブハウスも同様で、古いですが、機能的で、設備も必要に応じてリニューアルされているようです。ハウス前もコンパクトにできており、綺麗に手入れされています。椅子が置いてありますが、プライベートクラブっぽくて雰囲気が良いです。
運営についても、メンバーの予約は取りやすいのは当然として、メンバー優先のローカルルール(前進ルール※ゴルフ場HP参照)等も好印象です。
予算が無尽蔵にあれば、すべてに最高を目指せるのでしょうが、限られた資源をどこに使うか、というのが、ほとんどのゴルフ場の課題と思われます。選択と集中、という面で、こちらのゴルフ倶楽部は大変素晴らしい設計~運営までなされているように思いました。
目指す方向が全く違うのでしょうが、以前行ったコースではPGMのサンヒルズカントリークラブが、やはりコンセプトとゴルフ場の内容が一致しているように感じ、その時感じたのと同じようなすっきりとした印象をうけました。あちらはリゾート、こちらは会員重視で堅実一筋、といった感じです
得られにくいものは、非日常感、とか景観美、強い刺激とか、のような気がします。
植栽が少し地味、コース、グリーン回りの造形もオーソドックスで奇をてらったものではなく、特に印象に残りにくい事などが、それらの要因、と推測します。アウト、インとも最終ホールが2打目以降打ち上げで終わることも、ちょっと地味に感じてしまうところです。
そう考えると、やはり、日常通いつめてプレーするのに合っているゴルフ場のように、個人的には思います。私が入ったとしても、自宅の距離から考えて、そう度々は行かないことを考えると、ちょっと今の私には向いていないかな、と考えました。逆に近場にお住まいで、頻繁に通える人にとっては、会員重視の運営含めて、素晴らしいゴルフ場だと思います。
※写真は2025年6月のものが主ですが、一部他の時期のものがあります
2024年6月 白ティーAグリーン 約6,010y アウト50イン45
2025年5月 白ティーAグリーン 約6,010y アウト44イン46
2025年6月 青ティーAグリーン 約6,300y イン46アウト45
掲載日:2025年7月11日