新年あけましておめでとうございます。
昨年12月、某ゴルフコンペで久々にМ社長とお会いし、記事を投稿していないことをお詫びすると、「狭山行っていますか?」ときかれました。
「ラウンドはあんまりしていません、でもゴルフ場には行っています。」
「???」となってしまいました。
昨年ゴルフ場にも行っていたし、記事のネタになりそうなものもそれなりに集めていたのですが、どうもしっくりこず(単なる怠慢かもしれませんが)、書けずにいたのですが、これで何とか書ける、と思った次第です。
狭山GCは家から下道を車でゆっくり走って30~40分程度での距離です。12月の土曜日、その前後の日より、暖かい一日になりそうな予報だったので、久々にフリーで行ってみることにしました。忘年コンペ等も行われる年末の土曜日、しかも暖かい日なので、かなり混みあっていると予想、最悪練習だけでも良いかな、と思いました。
ちなみに、恐らくゴルフ場にはこの年50回くらいは訪れているのですが、ラウンドしたのは数えてみると4回しかありません。この日で5回目です。他は昼から練習にきてお風呂に入る、もしくはその後レストランで読書と妄想タイム、といった感じです。
8時20分頃に到着。受付に記入してロッカーで着替えて、保管庫からゴルフバッグを取り出してきます。現状無料で預かってもらえています。実に有難いことです。以前はマスター室に取り出しをお願いしていたのですが、今では自分で取りに行っています。
パター練習場で球を転がしていると、「〇〇様、南コース9時30分スタートです(こういう言い方だったかな?)」とアナウンスされました。一年でも最も混んでいるのではないか、という時期でありましたが、フリー来場でのプレーは大丈夫そうです。実に素晴らしい。
マスター室前の人口密度はそれなりに高いのですが、不思議とわさわさ感はありません。なんとなしに優雅な感じがします。
今日は乗用カートでのラウンドの組に入りました。2人乗りの乗用カートでキャディさんがカートを頼んだ人を乗せて運転するスタイルです。バッグはそこに4人分載せます。
現状6台あるとのことです。最近は本格林間コースでも乗用カート導入が増えてきているようですが、個人的には、カート道等は極力作らない、このようなスタイルで運営していってもらうのが良いのでは、と思っています。
前に、コンペらしき組もあるので、今日時間はかかるかな、と思っていました。
しかし、スタートは少し遅れましたが、結局12時30分前後に前半終了しました。
ほぼ2時間、遅いスタートの割には順調でした。ちなみに後半西コースは1時6分スタート、ラウンド終了は3時20分頃でした。混み具合を考えると十分でしょう。
ただ、日によってはハーフ2時間後半かかるときはあったかと思います。まあ、ゲストでこられる人次第、と思われます。後、はっきりとはわからないのですが、多分他のこの周辺の名だたるゴルフ場たちと比べると、プレー速度に対する厳しさは少な目のような気もします。
この日はちょっとしたトラブル(打ち込み)がありました。
前半南コースの6番でグリーンまわりのアプローチか、といったときに、ちょっと音がした気がしました。キャディさんが、「打ち込みのようです」と、しかもキャディさんの頭上を越えてなので、なかなかの飛距離です。他の3人のプレーヤーもその周辺におられたので危なかったです。掛け声もなかったので怖さは感じませんでしたが、それもかえって危険です。こちらのゴルフ場はフラットでストレートなホールが多く、前組が見えない、ということはあまりないのですが、このホールはフェアウェイのバンカー周辺が盛り上がって、その先は少し窪地のようになっており、全員がそこにいたために見えなかったと思われます。
私はクラブを高く上げて、まだいますよ、というのを示したのですが、その後は普通にプレーに集中?してしまい、そのまま前半が終了し、皆様後半の時間をきいてレストランにむかいました。その時に、そういえば、と打ち込みの事を思いだしてキャディさんに、しかし、誰もこられないのはクラブとしてはどうなのであろうか、と申し上げたところ、キャディさんは「謝りにくるのは当然なのできちんといかせます」とのことでした。
その後、昼食後、西コースでスタート待ちをしていると、学生アルバイト(おそらく)のキャディさんが一人で謝りにこられた。大変恐縮しておられた。やはり、見えなかったそうだ。「私は全然大丈夫でした。あれはかなり飛んでましたね、280~90yくらい?」等、話をして落着、となりましたが、「???」の気持ちではありました。実はその時、打ち込んだ方が、キャディさんに責任を押し付けているような気がして、それが凄く気になりました。本来なら、打った人が「いや~申し訳ありません」「大丈夫でしたよ。しかし飛ばされますなあ~(正直飛ばない自分が妬む気持ちもある(笑))」で、予定調和の世界になるはずだったのですが。
ただ、そこで、それ以上話を引っ張ると雰囲気が悪くなりそうな気がしたのと、もしかしたら、接待に使われるゴルフ場等で、キャディさんが打っても良い、と言われて打った場合は、プレーヤーに責任はない、という考えも、どこかできいたことがあるな、そういうしきたりなのかもしれない、とも思ったのでそれまでにしました。
後日、実際のところ、クラブとしてはどうなのか聞いておいたほうが良いかも、と思って、マスター室に確かめたところ、それはあくまでもプレーヤーの責任であり、そういう場合はキャディとプレーヤーが揃って謝りにいくべきですし、今後はそのようにするよう、共有いたします、との事でした。
М社長は独りごと、ゴルフ日記などで、「人のふり見て我が身を直せ」等、自戒を込めて述べられていますが、私の場合、わが身を振り返ってみると、今から思えばどうしてあの時~ということも多々あり、よく考えてみると、人の事を言うより、自分の事を思い出すのも恥ずかしい、「自分のふり見て我が身を直せ」というレベルです。今年は、せめて去年よりは良い自分になるべく、努力していこう、と思います。
ゴルフ場の感想
コースの景観が美しい。この周辺にある他の名だたるコース群に比べても、個人的にこの景観は最もお気に入りです。グリーンとバンカーの造形がスマートな感じがします。 冬季フェエアウェイを着色しているのもコースの雰囲気とマッチしているように感じます。レイアウトが少し単調に感じるホールもありますが、それも、全体としてはおおらかな感じがして、ラウンドするのが楽しいです。コース的には、西東のAグリーンでまわるのが最も好きです。前半後半とも最終ホールが池越えで気分が盛り上がります。洋風のコースですとこういうレイアウトはよくありますが、フラットな松主体の林間コースではあまりないのでは、と思います。
メンテナンス面では現状、この周辺のゴルフ場の中で最高、とは言い難い気がしました。グリーン、バンカーは素晴らしいですが、フェアウェイ、ラフ、ティーイングエリアは少しばかり(とはいっても相当高いレベルですが)、林帯の整備は今一つ、といったところでしょうか。
特に南コースの林帯は広葉樹が多いこともあり、落ち葉ぎっしりで、林打ち込み、即ロスト、といった状況が多く、ローカルルールで無罰の救済が受けられる、ということでしたが、せっかくの本格ゴルフが楽しめるフィールドなので、ちょっともったいない気がしました。いたずらカラスもまだいるようです。
南コースも廻るたびに発見がありますが、一つ挙げると、8番H(PAR3)周辺の風景は南コースのハイライトだと思います。レイアウト的にも、たっぷり面積をとり、使用グリーンによりティーの場所を変えてクロスする設計は2グリーンの弱点を感じさせない素晴らしいものだと思います。
コースは基本広々、よほど飛ぶ人であっても隣のホールに打ち込む心配はほとんどないですし、クラブハウスは豪華、茶店も新しい、お風呂も、温め、熱めの2種用意されており、温めのお湯が好きな私にはありがたい(クラブハウスがこんなに豪華、広々なのにお風呂の着替え場だけが狭いのは残念ですが)、いつでも練習できる、食事もおいしい、スタッフもメンバーさんも皆様概ねフレンドリー、私にはこれ以上望むべくもない環境です。
2024年12月 青ティーBグリーン 約6,600y 南48西50
南8番