この年は久々に、トーナメント観戦をしてみました。
石坂ゴルフ倶楽部で開催されました富士フィルム・スタジオアリス女子オープンです。初日の平日だったため、ギャラリーも少な目で、ゆっくり観戦することができました。
ティーの真横でほぼかぶりつきで見たりもできましたが、近くでみると、映像とは、やはり迫力が違いますね。
上田桃子選手が、若手に伍して、というより、たいていの若手選手以上にティーショットを飛ばしていたのも印象に残りましたが、結果優勝されました。お見事です。
その後、別のゴルフ場で同伴した方が、こちらの会員さん、ということで、お願いして、今回のラウンドが叶いました。
こちらのコースは、鳴沢ゴルフクラブと同じく、大塚和徳著の「日本のゴルフ聖地100」にも登場しております。(開場も1993年で同じ年)
設計者は海津康志という方で、この本によると、やはり井上誠一氏の下で働いた経験があり、彼の代表作が、こちらのコースだそうです。
この日は、恐らくこの年、埼玉で最も暑い日の一日だったかと思います。途中暑さでリタイヤしている方を何人か見かけたように記憶しています。私は暑さには自信があるほうですが、歩きのラウンドでは厳しかったかもしれません。この日の乗用カートは有難かったです。セルフデーはあるようですが、基本フルキャディーで乗用カートの運営です。
クラブハウスは大きく、豪華できれい。グリーンも大きいです。約800㎡もあるとのことです。ただ、大きいグリーンがパットを難しくさせます。グリーンのアンジュレーションは、ゆるやかなつき方で、逆にとらえどころがなく、難しいようにも思えました。過去行ったコースでいえば、飯能くすの樹が似た感じだったかも。
猛暑の中でも、スピードはそこそこ出ていたように思いました。コース全体にスケール感も充分で、緩やかに起伏があり、ゆったりめ、アウト、イン、ともに最終ホールは池が絡んでいて、気分良くゴルフができます。
グリーンまわりも、大きなグリーンが単調にならないよう、配置、形状など、うまく設計されているように感じました。16番PAR3なんかは特に印象的でした。
HPを覗いていると、「単に難易度の高さだけを追求するのではなく、さまざまなレベルのプレーヤーが果敢に挑戦できるコース」と記載されています。同伴のメンバーさんは、私より全然上級者ですが、「このコースは決して易しいコースではない」、と仰っていました。
1グリーンのコースは、ティー、ピン位置等を調整することによって、難易度の調整がしやすいところが多いと感じますが、こちらのコースは、そのお手本のようにも思いました。
他、前進4打があるのは残念ですが、1ぺナ杭等は見当たらなかったです。
スタッフの対応も、高級コースらしく、しっかりとしたものでした。
昼食は石坂風タン麺を食しましたがまずまず。
設備面で、風呂場に小物入れロッカーがあるのも、使いやすくて良かったです。
メンテナンスもグリーン含めて高水準です。
こういう感じのレイアウトで、メンテナンスがそこそこ、カジュアルなコースは千葉、茨城、栃木方面に、多数あるように思いますが、大型1グリーン含めて、これだけしっかり手が入れられて、高級感があるコースは、限られているように思いました。
高級感があるので、接待等にも良さそうですが、個人的には、気の向いた日に、ふらっと行って、ラウンドできれば楽しいな、というコースのようにも感じました。
会員権が欲しくなるコースです。もちろん買うときは加賀屋ゴルフにお願いします(笑)。
2022年6月 白ティー約6,200yイン44アウト44
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掲載日:2023年2月16日