こちら方面に住んでいる友達から、今まで行ったゴルフ場で、どこが一番良かった、的な話をしていた時に、こちらの名前が出てきたので、実に楽しみでした。
設計者は、プロゴルファーのブライアン・ジョーンズという方だと、理解していたのですが、大塚和徳著の「日本のゴルフ聖地100」には、設計の手助けは、井上誠一の弟子筋の島村唯史が行っている、と書かれていました。1993年の開場で、比較的新しいコースです。井上誠一氏が存命であられたら、こういうコースを設計していたのかもしれない、等、興味は尽きません。
実際にラウンドしてみた印象ですが、こちらのコース、高低差がコース内で100mほどある、とのことでしたが、それをほとんど感じなかったです。何となく日光カンツリーを思い出しました。また、いわゆる普通のゴルファーには、難易度が高いコースに感じました。
まず、刻んでいくにしろ、ティーショットの精度を要求されるように思いました。林に打ち込んでしまうことも多かったです。林内もよく剪定されていており、微妙に空間があるのですが、ちょっと欲を出して、さらに嵌まってしまうこともありました。 さらに、洋芝なので、私のようなすくい打ちゴルファーはダフリやすいです。
グリーンまわりも、優美な景観ですが、転がし主体のゴルフでは、対応しづらい気がしました。グリーンのライン読みも自分の予想と、キャディーさんの指示が逆なことも結構ありました(当然キャディーさんが正しい(笑))。
メンテナンスも高水準で、林帯にも芝が生えているところが多いです。ホール毎に、コースのデザインも印象的で、景観含めて非日常感もたっぷり味わえます。
この日はキャディ-さんが2人つきましたが、対応も素晴らしかったです(途中でカメラを忘れてしまったのですが、1人の方が素早く拾いに戻ってくれて、写真を全ホール漏らさず撮ることもできました)。薄暮プレー以外は全て歩きのキャディー付だそうです。1ぺナ、前進4打等はなく、本格的なゴルフが楽しめました。堪能した、といった感じです。
フロント、レストランのスタッフの方の対応も良かったです。
残念なのは、この日が曇りで、富士山がほとんど見えなかったことくらいです。
次は、富士山が見えるときに、できれば2桁で廻りたい、そして年に一度くらいはは行きたい、と思うコースでした。
2022年4月白ティー約6,300y アウト57、イン46
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掲載日:2023年1月30日