ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

いわゆる普通のゴルファー

 ゴールド会員権は正しくは「ゴールドアソシエイツ」という名称で、М女史が探してくれたものは、その中でも「ゴールド2」というもので、少し年会費は高いですが、平日は隔日でなく、全日使用できるものでした。その時の予算を少しオーバーしていたので、もう少しお値段のご相談ができるか、聞いてみたところ、「知見の安売りはできないし、今ご提示している値段であれば、正直ほかにすぐに売れます」と、おっしゃられ、「でもこの会員権の存在はネルソンさんに教えてもらったので、ぜひネルソンさんに買って欲しいのです」と続けられたのでした。こう言われればぐっときますね(笑)。

 そういう訳で、カレドニアンゴルフクラブに入会することになりました。

 通い出したところ、コースのレイアウト、景観美、そして特にグリーンまわりのメンテナンスの良さに大満足でした。この時期、なるだけ、もっと会員権の高価な、いわゆる名だたるコース群にも機会があれば行くようにしていましたが、それらのコースと比べても、個人的には遜色ないように感じました。
 さらに、レイアウトについては、えぐいバンカーあり、うねうねグリーン、池、川ありの難しいゴルフ場ではありますが、各ホールに、アヴェレージゴルファー向きのボギールートが大変わかりやすい形で提示されているように思いました。飛距離出ない、バンカー下手、球上げるの苦手、な私でも、白ティーであれば、コースマネジメントをしっかり行うことによって、案外良いスコアでまわれることもあります。

 グレンオークスもレイアウト、景観等、やはり素晴らしいですが、この時点でのメンテナンス水準、人のつめ込み具合等についてはカレドニアンとは大きな差がありました。
 ただレストランの食事の良さと、メンバー料金、ゲストの同伴料金の安さ等については、グレンオークスのほうが手軽な面もあり、状況に応じて使い分けしていけそうな気がしました。
 そして、この時は、今度こそ、「ゴルフ場はこれでもう充分、これ以上何を望むものがあろうか」と思ったのでした。(笑)

 

 千葉ゴルフ場対決 成田ゴルフ倶楽部とカレドニアンゴルフクラブ

 

 昨年の年末、連荘でこちらのゴルフ場に行く機会がありました。成田GCはアコーディアの高級ゴルフ場ですが、今回が初めての訪問です。
 この日は2サムとなりましたので、写真をゆっくり撮ることができました。
接待等にもよく使われることもあるコースだけあり、全体にゆったりしており、私のような普通のゴルファーでも気分よく廻れます。でも白ティーからでも約6,500yと長めで、タフな感じもあります。レイアウトも、バンカーの中に島のような丘があったり、グリーンが他のホール、もしくは練習グリーンと共用になっていたりするホールもあり、印象に残ります。
 クラブハウス周辺、スタッフの立ち振る舞いにも高級な雰囲気が漂っています。ゴルフ場入口に守衛さんがいるのも、特別感があります。 
 食事は鰻重を奮発しましたが、ゴルフ場で食した鰻重では今までの中で、一番美味に感じました(値段も¥5,000でゴージャス!)。
 メンテナンスも上々でした。昔のグレンオークスはこれぐらいの水準だったよなあ、と思い出しました。

 翌日は、カレドニアンで競技に出ました。ラストコール杯でツームストーン(72+持ちハンデ分を打ったところで競技終了。一番進んだ人が優勝)、で行われます。
 私は18番の2打目で競技終了。ただホールアウトまでプレーはできます。同伴者でホールアウト後さらに1番ホールで2打たれた方がいました。(確か準優勝されたかと思います)


 ゴルフ場として比較してみると、あくまで個人的な意見ですが、全体の高級感、コースのスケール感、では成田、非日常感、レイアウトの緻密さではカレドニアン、ただ、私のようないわゆる普通のゴルファーが、予備知識なく、いきなり初めて来たとして、気分よくゴルフを楽しめるか、となると接待コースとしても使われる、オーソドックスな成田、となるように思います。
 食事は鰻重しか食べていませんが、他も成田のほうが値段は高いが良い気がします。
 メンテナンスについては、どちらも素晴らしいですが、グリーンについてはやはりカレドニアンのほうがスピード、滑らかさ、芝の密度感などあるように思いました。
 この日はグリーン速度が12.5フィート、刈り高が2.9ミリとなっていました。
 支配人さんが、「他のゴルフ場で3ミリ以下に刈っているところはまずないでしょう」と言っていましたが、確かに他のゴルフ場でそれ以下に表記されているのを、私はまだ見たことがありません。

(2021 12月)
成田GC アウト49 イン48 白ティー約6,500y
カレドニアンGC アウト50 イン47 白ティー約6,180y

 

成田ゴルフ倶楽部

1番

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4番

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カレドニアンゴルフクラブ

 さて、話は昔に戻ります。私が確か中学生だったか高校生だったかの頃の話です。
 ある日、家に帰ってあの頃はみんなが読んでいた、GOR●だったか、アクションカメ●、だったかを、勉強するふりをしながら眺めていたら、みんながそうなるような気分になってきました。 その時、閃いて、ソックス入れ(家族全員で共用の引き出し)を覗いてみました。色々物色していると、まだ包装されたままの、非常に布地と縫製がしっかり(ごつい)した、高級そうなものを発見しました。何かロゴも入っていたようです。「これは良さそう!」と思い、後は「すっきり爽やか!コカ・コー●!」となりました。そのソックスは少し洗って部屋の隅になげうっておきました。どこかのタイミングで洗濯機に放り込んでおこうと思っていたのですが、忘れてしまいました。
 それから数日後、父親が、例によって明日ゴルフに行く、ということでわさわさ準備をしていました。父親「あの新しい靴下を出してくれ、この前もらってきたやつ、どこにある?」→母親「引き出しに入っていない?」 →「ないから聞いているんだ、明日は普通のゴルフ場と違うんだ」→「そこになければないわよ、入れたような気もするけど、ネルソン、知らない?」→「知らんよ!」(まさか今でいうTENG●がわりに使ったとは口が裂けても言えず。。。)
 「全く、ちゃんとおいといてくれよ!」→「そんなに大事なものなら自分で管理してください」→「なにー!」 例によって険悪な時間が始まりました。今回は自分に原因があるだけに心は痛んだのですが。ソックスはすぐに絶対ばれないところに隠しました。(笑)
 父親は翌朝、いそいそとゴルフに行きました。私は当時、ゴルフには全く関心がないのでよく覚えていないのですが、普通ではなかなかいけない名門コースだったようです。ソックスに入っていたロゴもゴルフ場のものかもしれません。もしかしたら、誰かにゴルフ場でお土産として買ってもらって、「今度ご一緒するときは、このソックス履いていきますよ!」等営業トークをしていたのかもしれません。一家は当時、兵庫県宝塚に住んでいました。そのゴルフ場はどこだったのか。宝塚?西宮?もしくは鳴尾か廣野か。今となっては知る由もありませんし、どうでもいいことですが。。。
 そして名門コースとは,何だろう? (フリがいまいち、かつ強引ですいません)笑

 

次回に続く

 

掲載日:2022年3月28日