ゴルフ会員権 ゴルフ場レポート

いわゆる普通のゴルファー

 少し話は戻るのですが、東京五日市CCに通いつつ、職場のゴルフ仲間と、様々なゴルフコースにも行く、ということを繰り返している間に、ゴルフ場によってコースレイアウト、サービス、メンテナンスの状態、他サービス等は様々である(まあ当然ですが)ことに気が付きました。ただ、もし、私が東京五日市CCをホームコースとしていなければ、そこで興味が止まっていたかもしれません。たとえば、「今日のコースは景観がよかった」「グリーンが良かった」「サービスが良かった」等々。
 しかし、東京五日市CCをホームコースとして定期的に通っていることにより、すべて、「ホームコースと比べて~が良い、悪い」という基準ができたのです。もちろん、東京五日市CCもグリーン状態等、常に一定ではなく、サービスだって日によって当たりはずれもあります。ただ、なんとなくゴルフ場について、自分なりの物差しが持てるようになってきた気がしてきたのです。そして、そういう視点でゴルフ場について考えるようになったときに、加賀屋ゴルフHPに掲載されていた、「ゴルフ日記」「独りごと」と「芝先案内人のコース拝見」は本当に参考になりました。
 
 「ゴルフ日記」「独りごと」はМ社長直々に書かれていますが、М社長は多くのゴルフ場に入会されており、自分なりの物差し、というのも、私等よりはるかに正確なんだろうなあ、ただ、必ず記されている当日のスコアを見るに、私的にはお上手すぎて参考にしづらい面もあるかなあ、と思いつつ、しかしその情報量に圧倒されて、読んでいました。他、「独りごと」はМ社長の独自の視点で、ゴルフ会員権関連についての分析がなされていました。2つの記事ともに、時折、ゴルフに対するほとばしるような熱い思いが記されていることがあり、「きっと凄い方なんだろうなあ。」と、いつも思っていました。
 「芝先案内人のコース拝見」のほうは、当日のスコアは記されていませんが、推測するに、どうやら、芝先案内人さんは、私よりは上級者ですが、М社長ほどではなさそうな感じでした。
 そして、コースに対する感想が、自分が同じコースに行った後、読んでいると、共感できる部分が多く、芝先案内人さんが、最後に、「またお邪魔したいコースです」と書いて終わるコースは、私もやはりそう思うことが多かったです。私などとは違い、抑制のきいたきれいにまとまった文章にも惹かれました。とにかく記事のアップが楽しみでした。
 
 そういう状況の中で、2つめのコースを探していたわけです。最初はやはり、会社が提携している会員権業者が割安だったために、そちらで頼むべきか、と思っていたのですが、少し不満がありました。最初に購入した東京五日市CCは、依頼して、実際に約定、入会するまでは半年以上かかりました。その間に、たとえば、「もう少し値段を上げれば、今すぐ手に入る」というような提案などは一度もなく、ただ延々と待たされただけでした。また、どこのコースにしようかアドバイス下さい、のような、相談は期待できない感じがしました。そういうわけで、他いくつかの会員権業者さんにも電話をかける、事務所まで訪問して話を聞くなどしてみましたが、なんとなくしっくりこない感じでした。後から考えると、なぜ最初に加賀屋ゴルフの門を叩かなかったのか、自分でも不思議です。しかも、当時の私の自宅から歩いて10分かからないところに事務所があったにも関わらず(笑)! 記憶は定かではないのですが、もしかしたら、HPから感じる熱気に気後れして避けていたのかもしれません。
 
 その後、ようやく加賀屋ゴルフの門をたたいたわけですが、私の窓口になっていただいたのは、М女史でした。М女史に対する当時の私の印象は、「非常に優れた営業マン(ウーマン)」という感じでした。コースについて質問しても、大概の事は即答していただけましたし、わからない事があれば、すぐに調べて連絡します、と言って実際連絡をくれました。またМ社長も紹介していただきました。
 М社長は、色々私の話を聞いた上、私にはどういう会員権が良いのか、等アドバイスをいただきました。その中で、М社長は、希望とは違うかもしれませんが、と前置きしつつ中山CCを強く勧めてくれました。その時、どうやら、会員権的には、ゴルフ場の格として、和風の林間コースこそが王道である、という価値観があるように感じました。またМ社長は、「ネルソンさんのゴルフ場選びは、コースが美しい、というのがポイントになるのでしょうね」と、私のゴルフ観を分析してくださいました。その当時、いわゆる林間名門コースも行く機会はありましたが、林間コースは、その当時の私には、予算的に厳しいのと、特に2グリーンの場合、当時の自分にはその値段ほどの価値をコースに感じることが出来ず、やはり1グリーンの洋風コース(テレビで見るマスターズなんかのイメージに近いコース)に惹かれていました。
 そういうわけもあり、まずは予算的に手頃な上総モナークCC(М社長も当時メンバー)をМ女史に紹介していただき、視察プレーすることになりました。ジャック・ニクラウス設計のこちらのコースは、とにかくグリーンが滑らかで、コースレイアウトも東京五日市と比べるまでもなく、本格的な感じがしました。ただ、こちらのコースは電車、高速バス等でのアクセスが良くない、契約ロッカー、クラブ預かりのサービスもないため、実際に入会して、通う、となると、セカンドコースとしてもちょっと厳しいかな、と視察で実際に往復してみた結果、思うようになりました。また、良いコースだと思いつつ、コースレイアウトに何か積極的に惹かれるものが、私には少なかった気がします。
 
 それから、自分でも色々調べながら、コース選びに逡巡していると、М女史から、「その後いかがですか?」と連絡がありました。そう言えば、視察の後、結果を連絡しそびれていたのでした。非礼を詫びて、自分なりの考えをまとめて、М女史とまた相談することになりました。

 その当時、色々調べる中で、非常に気になっていたコースが、カレドニアンゴルフクラブでした。そのころ、高名な中部銀次郎氏の著作を色々読んでいたのですが、その中で高く評価されており、実際にラウンドしてみると、いかにも、テレビで見るPGМツアーに出てくるような洋風1グリーンのコースで、「これは凄い!」と思いました。メンテナンス(特にグリーン)も良く、ホール毎に変化に富んだレイアウトもその当時の私には、何も言うことがないほど素晴らしいものに感じました。しかし、電車で通うには難がある(クラブバスが成田線の東成田から)のと、会員権が名変停止中で、ゴルフ場から直接買うしかない、予算的に厳しい、等鑑みて、こちらはあきらめることにしました。

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 であれば、同じ設計家の違うコースはどうだろうか?(カレドニアンはマイケル・ポーレットの設計)ということで見つけたのが、グレンオークスカントリークラブだったのです。こちらはラウンドしたところ、池の配置、コースの立体感などはカレドニアンと似たところもありますが、刺激的なカレドニアンに対してゆったりとした感じもあり、アヴェレージゴルファーの私には、2つ目のコースとして楽しむにはこちらも素晴らしいなあ、と思いました。当時、アコーディアゴルフ傘下になったばかりでしたが、アコーディアブランド化しない、という約束があるとのことで、メンテナンス、スタッフの対応も充分なレベルに感じました。交通の便も、成田空港駅からクラブバスが出ており、通えなくはない、ゴルフ場でのゴルフバッグ預かりも可能、また、視察プレーでのラウンドもスムーズでスコアも良く(今から思えばたまたまだったのでしょうが)、ここなら自分でも戦えるかもしれない(笑)と思ってこちらに入会する決意を固めました。
 
 М女史は、「ここに(入会)しよう、というコースは、ラウンドしても、相性、というのか、何となくしっくりくるものがあるものですよ。」と言ってくださいました。ただ、今から思えばですが、М女史は、積極的にはグレンオークスを勧めてくれてはいなかったように思います。多分アコーディアの経営方針に不安を感じていたのではないかと、推測しています。
そしてそれは後ほど現実のものとなっていくのですが。。。

 

普通のゴルフ場  グレンオークスCC

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18番

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 今年(2021年)2月、内輪の集まりで、8年ぶりくらいでしょうか、以前入会していたグレンオークスCCでラウンドしてきました。コースの佇まいなどは変わっておらず、少し懐かしい気分になりました。 
 昔メンバーだったので、「あっちは危ないから避けた方が良いです。」「あそこが安全です。」など、同伴者に説明していた自分がことごとくコースの罠にはまり、3組の中で最低のグロススコアになりました。トホホでございます。
 しかし今回廻ってみて、ゴルフ場としては、やはり素晴らしいコースだと、改めて思いました。昔、メンバーだった頃に、同伴の方が、「やはり海外の設計家のコースは違う、日本の設計家だと、こういう風にはならない、日本人設計家のコースは2D、こちらは3D」というふうに言っていました。井上誠一設計の龍ヶ崎が2Dとは思えないし、東京五日市だって充分3Dではないかと思うのですが、コースの立体感の出し方などに、確かに違いはあるように思います。
 特にお気に入りは9番H(PAR5)です。18番Hもグリーン周りを池で固めた美しいホールですが、個人的には9番のほうが個性的に思います。ティーイングエリアからは見えないのですが、2打目、3打目地点で視界が大きく開け、池、グリーン、クラブハウスが高低差もあり、立体的に見通せます。この演出、景観は何度ラウンドしても素晴らしいと個人的には感じます。今まで行ったゴルフ場の中でも、最もお気に入りのホールの一つです。

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9番

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 ただ、あるレベルで割り切ったメンテナンス、サービス水準等はアコーディアそのものでした。
昼食時、昔良く頼んだ、お気に入りのもやしニラ炒め定食を頼んでみたのでしたが、やはりもうなかったです。メニューも昔より品数が少なかったです。
 
 今は会員ではありませんが、ビジターとしてまたお邪魔したいコースであります。
また、こちらのコースは、インスタートのほうがいわゆる普通のゴルファーには面白いと、改めて感じました。(インコースがタフ、アウトコースがトリッキーな印象)
 
 スコア イン51 アウト50 (青ティー約6,400y)

 

掲載日:2021年6月29日