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 今年は昨日までで141日ゴルフに行っています。あと今年110日ほどありますから、ぎりぎりで200日行くかどうかの計算になりますでしょうか。
 ここ10年、平均して200日以上ゴルフに行っています。しかも、必ず毎年70コース以上でプレーをしています。
 年に200日以上ゴルフしている人はそれなりにいるとは思いますが、ここ10年毎年それを実行し、更に、毎年70コース以上でプレーしている人は少ないように思います。
 
 寒い時も暑い時もゴルフに行く私ですが、ここ数年、ベントグリーンが暑さから気の毒なくらいダメージを受けているゴルフ場を少なからず見ています。
 温暖化が進む今日、夏の暑さは今後ますます大変になることが予想されます。だとしたら、現在、ベント1グリーンのゴルフ場や2グリーンながらそのグリーンがベントしかないゴルフ場の場合は、戦々恐々とした夏の日々をグリーンキーパーさんは送っていて、今後は更にそう思うのではないだろうか?と思ってしまいます。
 
 グリーンを日々整った状態で維持させるのはとんでもなく大変です。が、グリーンをダメにするのは簡単で、ちょっと対応を間違えると、一日にしてグリーンは壊れてしまいます。
 私が今年プレーしたゴルフ場(8月末までで73コース)の中で、グリーンがベント芝以外のグリーンを持っているゴルフ場を列記してみますと、那覇ゴルフ倶楽部、宮崎カントリークラブ、川奈ゴルフコース富士コースと大島コース、常陽カントリー倶楽部、下関ゴルフ倶楽部、古賀ゴルフ・クラブ、鷹之台カンツリー倶楽部、中山カントリークラブ、総武カントリークラブ、館山カントリークラブです。この中でバミューダグリーンが那覇、宮崎、下関、古賀の九州方面グループ。そして、高麗グリーンが川奈、常陽、鷹之台、中山、総武、館山の関東圏グループとなります。
 暑いとされる埼玉県のゴルフ場は、ここ数年、あまりにも酷暑であるために武蔵松山カントリークラブや鳩山カントリークラブ、そして飯能ゴルフクラブでは、2グリーンのうち一つをバミューダグリーンにし、ベントとバミューダの2グリーンで営業をしています。
 が、聞くところによると、埼玉の一部のエリアではバミューダグリーンより高麗グリーンのほうが適してるのでは?との観測から、当該コースではバミューダグリーンに変更するよりは高麗グリーンに変更しようかの動きもあるようです。
 
 グリーン。基本的には、ゴルファーの皆様方にはベントグリーンは好きだが、そうでないグリーンは好まないという傾向にあるようです。
 これは一般的にベントグリーンはスピードが速く、高麗は遅いというイメージを持たれているからだと私は思っています。
 弊社HPをよくお読みの皆様は違いについてご存じでしょうが、今一度ベントグリーンとバミューダグリーン・高麗グリーンでは一体どういう違いがあるかおさらいしてみましょう。
 まず、前記した通り、一般的なイメージとして、高麗はグリーンのスピードが遅い。に対してベントは速い。ですが、4月5月6月や10月11月12月のゴルフのベストシーズン時では確かにベントグリーンのほうが速いグリーンを堪能できますが、7月8月9月の暑い時期は、ベントグリーンでも早いグリーンに仕上げることはとても難しいので、ベント高麗ともにそう遜色はないと感じますし、逆に、高麗グリーンのほうがグリーン上にダメージがないので綺麗に見えたりもします。また、寒い時期の高麗グリーンはスピードがとても速くなるので、むしろスリルを感じられる気がしています。
 プレーヤー目線的には、プロのようなスピンをしっかりかけてショット出来る人を除く私のような一般的ゴルファーには、ベントグリーンではなんとかスピンを入れることが出来るのですが、高麗グリーンやバミューダグリーンではスピンが解けてしまうため、ダラダラダラーってグリーンから転がり出ることが多いです。又、ボールマークがつかないのも特徴です。
 根本的な違いは高麗グリーンは芝目がより強いので、芝目を読む必要があります。
 あと、グリーンが凍るような冬場はベントグリーンではグリーンに着地したボールがカーンってコンクリートでバウンドするように跳ねてしまいますが、高麗グリーンではベントほど凍らないので、大きく跳ねる心配がそう多くないです。
 今年はまだプレーに行けてませんが、高麗1グリーンの芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)は素晴らしい高麗グリーンをいつもいつも作ってくれています。
 私はこれからの日本では、高麗、バミューダのグリーンが今以上に増えてくいくものと予想しています。

 以上、独りごとでした。

 

掲載日:2024年9月9日