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 今回は友人のツテで湖北省は武漢に行ってきましたので、レポートしてみたいと思います。さて、武漢といえば重慶・南京と並んで蒸し暑い事で有名でして・・・・今回は蒸し暑くなる前の6月後半に行ってまいりました。

 事の発端は、Wechat(日本でいうLINE)で、武漢の友人(中国人)から、武漢でゴルフしましょうと誘われたのが始まりです。それまで武漢といえば、回転寿司の”寿司郎“目当てに2度ほど日帰り観光で遊びに行ってはいましたが、ゴルフは初めてです。誘われたらダブルブッキング以外は断らないのがモットー?というか自分への口実?でして、いざ行かん!となりましたが、天気予報は結構な雨・・・・・翌週でもOKとのことで、リスケでございます。国が違えど・・・ゴルフを一緒に廻ってくれる人には本当に感謝でございます。
 さてさて、遠征当日ですが、まずは土曜日の午前に地元で1ラウンドし、昼食反省会後に高速鉄道駅に向かいます。フルセット持っていっても電車内の置き場に困るので、練習用の携帯バックに8本・ボールは10球ほど詰め込んで歩いて駅まで行きました。ゴルフバックを股に挟んで、2時間ほどの我慢で武漢に到着です。雨が降る中、銀行に寄って軍資金をチャージしつつ、地下鉄で移動しホテルにチェックイン、友人とは夕食の日本食料理屋さんで合流です。今回、武漢の日本人出向者・出張者が多く滞在されるエリアとのことで、雰囲気・味も日本の居酒屋さん状態でした。素晴らしすぎます。

 

 話は脱線して、武漢の中国語読みですが、拼音は Wǔhànです。鄭州はzhèng zhōuとなりますが、なかなか正しい発音が身に付きません。しかも、通じないと、あ~⤴?と、完璧な日本のヤンキー?言葉で聴き返してこられるのです・・・別に喧嘩を売られている訳では無いのですが、心が折れそうになります。幸い、最近はスマホで高速鉄道の切符も変えますので、駅の有人カウンターでドキドキしながら切符購入する必要はなくなりました。
 因みに、ボールが池に落ちた時は、下水了(xià shuǐ le)と、これまた”しゃー⤵すいら”となんか吐き捨てるように言わるてるように聞こえるんですよね・・・発音が変わると意味も変わるので、皆さん正しい発音で喋られるとは存じますが・・・・閑話休題

 武漢は長江の中流で湖北省の省都となり、有数の工業都市・文教都市、人口は1100万人、周辺都市と合わせると3144万人の巨大都市圏とのこと・・・さすがにゴルフ場もいろいろ有るようです。ゴルフ予約APPで探してみると、6コース程出てきました(あれれ?意外と少ない)。湖が多く、水域面積が40%にもなる武漢、きっとどのコースも池が一杯あると思われます。友人が予約してくれたコースは天外天ゴルフカントリー倶楽部というコースになります。朝、友人の車に乗せてもらって約20分で到着、なかなか雨が止みませんが、まあ、空いているので良しとしましょう。

 

 

 

 さて、小雨なので入口の車寄せからカートに乗ります。前の組が遅そう?なので、いきなり3番ホールに移動しての簡易ショットガン?スタートです。いつものパターンではありますが、河南省だけじゃなかったのね・・・・今回、パター入れて8本の厳選セットでしたが、帰任者が置いていったNIKEのUtlity(5番25度)をいきなり投入してみました。重さとか計るとちょうど自分のセットに合いそうだな?と予想していたのですが、ほぼほぼ?期待に応えてくれます(期待値も低いですけど)。2008年11月発売の製品ですが、グリップ交換したら全然問題なしです。日本に一時帰国時に4番もポチっとネットで買っちゃうかもです。
 ラウンドの方ですが、相変わらず安定感に乏しい展開ながら、起死回生?のバンカーショットからのチップイン等、なんとか日本男児の面子を保ちつつ?、雨にも恵まれ?空いているコースをスイスイとラウンドして、2番ホールで終了となります。スコアの方ですが、パーは5つ獲得もビックイニングも複数回ありで、45-53(28パット)でした。相変わらずの100との闘いですね・・・なんか90の壁と戦っていたのが懐かしい・・・・スコアの割にパター数が少ないですが、パターが上手というよりは・・小さ目のグリーンに乗せられないということですね・・・間違いなくクラブの本数のせいではないです。
 コースは2007年開場で台湾のPAUL YUという方設計のなかなかの難易度、PGAのトーナメント開催基準を満たしたコースらしいです。フルバックで7628yardと上手な方にはたまらない手応えかと思われます。場所柄?平らなコースと思いきや、起伏を活かした部分もあって、コースに変化が有って中々の良く練られた?コースですね。充分な土地と予算と最新の土木技術を与えられて?設計者が腕を奮ったのでは?と思わせるところも多々ありで、なかなかのコースではないでしょうか? 最後に浮島グリーンを配した9番par5はなかなか刺激的なホールでした(もちろん下水了・・・グスン)。今度は、晴れの日にラウンドしたいものです。またまた、再チャレンジしたいコースリストに一行追加でございます。
 シャワーを浴び、宿泊したホテルの近くに戻って、昨晩とは別の日本食居酒屋さんで昼食反省会の後、高速鉄道の駅まで車で送ってもらい帰路につきました。鄭州のゴルフ場がクローズする冬に再訪を誓います。(中国3大スチームの一つといわれる武漢ですからね・・・・夏は厳しそうです)

 武漢は昔ANAの直行便が有ったのですが、今は中国東方航空・南方航空のみが成田との直行便を出していますね。長江の東西にそれぞれ大きな街が栄え、歴史も古く・見どころも多い街です。三国志好きの方には、”赤壁”の古戦場も射程距離?かもです。中国人の友人情報では、同じ湖北省で、武漢から長江を遡っていった上流の宜昌(Yíchāng)に、素敵なホテル併設のゴルフ場(天龍湾国際ゴルフ倶楽部)が有るのだとか、三国志的には”夷陵の戦い“の古戦場巡りも出来そうで、期待が膨らみます・・・・・・・・妄想は自由ということで・・でも、夏は涼しいところでゴルフしたいな・・・・

 

<おまけ>
 武漢のホテル近くでは無人の自動運転タクシーが結構走っています。限られたエリアでの実証実験なのだとは思いますが、既に緊急対応用の運転手は不在で、完全に無人走行状態です。日本ではありえない規模の社会実験で、技術開発も加速しておりますね。今度、自分でも試乗してみようかな・・・狭い道や交差点で無人タクシー同士がにらめっこしたらどうなるんだろう?ミリ単位の精度ですれ違うのかな???

 

 

掲載日:2025年8月18日