ゴルフ会員権を購入され、ゴルフライフを楽しまれたいお客様へ特にオススメします

北海道札幌は、11月7〜8日にかけてコース内を埋め尽くした雪は日中の気温が上昇せずに、懸命な融雪作業のかいなく8日(金)・9日(土)クローズ決定、シーズン最終日となる11月10日(日)は、懸命な作業のお陰でなんとかプレーに支障がなく整いラストラウンドを楽しみました。

シーズン終了、例年ですと「超寂し〜!」と嘆くところですが、今シーズンは少し様子が違い、楽しみにしていたツアー企画が控えていました。
 
今回シーズンクローズ後(11月)及びオープン前(3月)に地元所属倶楽部が企画する「提携倶楽部会員交流ゴルフコンペ」(11月26日・27日)に参加することができました。
 
この企画は、地元倶楽部のメンバーが提携先ゴルフ場へ訪問、ラウンド等を通じて会員同士がより深い交流を図ることやこの関係を発展させ地元でのラウンドやゴルフライフを充実させるということで始まりました。
ですがまだ数回は浅く、前々年が関東地区の狭山GCと飯能GC、前年が中京地区の三好CC(東・西)、今回が関西地区の鳴尾GCと六甲国際カントリー倶楽部で、来春3月は狭山GCと霞ヶ関カントリー倶楽部(東)を予定しています。
大変人気が上がって来ていて、中々エントリーが困難なツアーとなっています。
 
やっとの希望が叶い、人生2回目の関西ツアーと喜び勇んで現地に駆けつけました。
このツアーは、現地集合解散・宿泊及び交通は各自と自由度があり、その点でも人気が高く通常20名の募集のところ提携倶楽部のご配慮で増枠をしていただき約30名で楽しむことができました。
その中でも1日目の鳴尾GCでのコンペ表彰式及び懇親会、その晩には有志で神戸市内に繰り出し、神戸中華を堪能しました。
今回同行の添乗員役に倶楽部支配人、参加者には倶楽部理事長・社長との面々も加わり、所属倶楽部のメンバー同士限られた時間の中で、多くを語り有意義な交流をすることができたことが大変嬉しく、これからの倶楽部ライフが充実する足掛かりになりました。
 
参加者には、北海道内在住の他関東・中部・関西在住メンバーも多くいますので、色々な意味で脂っこい交流が出来るのも、逆に最大の魅力かもしれません。

 

■神戸空港到着
前日の25日(月)16時40分神戸空港に北海道民の翼ADOの直行便にて到着します。
神戸空港からアクセス抜群の新交通ポートアイランド線で18分、一旦明日宿泊する神戸三宮の駅前ホテルにゴロゴロする荷物を預け、軽装になり宝塚に向かいました。
途中、2つ前の逆瀬川(さかせがわ)駅で下車、B級グルメの地元麺(麻婆ラーメン)を目当てにロケット開発で夕食を楽しみます。

直行すると阪急神戸三宮駅からで約40分で宝塚駅の南口に到着、駅は宝塚歌劇団の聖地なので、ヅカファンが喜ぶ雰囲気がムンムンです。
宿泊のワシントンホテルには、期待していなかった温泉浴場の他宝塚歌劇団専門チャンネルのタカラヅカ スカイ ステージが無料で利用することができます。
明日は、念願の鳴尾でもうワクワクが止まりませんが、早朝の出発に備え就寝します。

 

■26日(水)出発の朝は・・・
阪急宝塚駅6時28分(阪急宝塚本線急行)→川西能勢口6時41分到着→(同ホームにて能勢電鉄妙見線に乗継)6時49分発→山下駅7時06分到着して鳴尾GCを満喫するため、7時10分発の1番送迎ワゴンに乗ります。到着すると既に駅出口に停車しています。
全く駅前の雰囲気を味わう時間がなく飛び乗り、数分後に出発します。

送迎ワゴン山下駅→約10分少々で鳴尾GC到着です。
車でもインターから近く至極便利です。
簡素な作りのロビーですが、趣がありますね。

到着後フロントで直ぐにサイン、ロッカーキーを手にして階段を下ります。
正面のフロント階から入ると平屋建て風、ですがロッカーなどが階下に設けられていて、すぐに女子ロッカー室、左90度曲がると手前に小物入れやとなりにロッカーが並び左手にアテストテーブル・血圧計、右手にキャディバッグ保管室、その右はトイレとコースやスタート室につながる出入口、奥には浴室があります。

 

 

 

浴室は、洗練のリニューアルがされていて浴槽・洗い&シャワースペースで難儀なコースでのラウンドの疲れを癒してくれます。
 
朝7時30分過ぎの段階ではまだ雨の心配はないようですが、昼過ぎから雲行きが怪しくなるとの予報で倶楽部側の計らいで、スループレーでラウンドすることになりました。

キャディバッグのカバーを外しお支度していると、どこかで見た覚えがあると思っていましたら、なんと鳴尾GC所属の水巻善典プロがやってきました。
間近で見る水巻プロは、日焼けした精悍な顔で現れ、さすがにオーラを感じます。
キャディさんと気さくに対応をされていて、私が「おはようございます」と挨拶をすると直ぐにリアクションをしてくれました。
お人柄の良さが表れ親しみを感じますし、日常的に倶楽部でラウンドをしているようです。

 

■館内を探索します。
まずは、レストランに行き朝食をオーダーします。
出来上がるまで、暫し館内を探索です。

 

 

 

レトロを感じましが、決して古ぼけた感じではなく、この佇まい本場英国の香りがして私は好きですね。
とにかくいいっすね!ヒストリカルというか調度品の数々が、歴史を感じます。
正直「素敵」という言葉しか見つかりません。
ニッカボッカーとハンチング、ヒッコリーのクラブがとても似合う風情が堪りません。
英国発祥のゴルフに興じて、19番のアフターゴルフとして軽食とバーでのお酒を飲み交わし、楽しんだ社交界が未だ尚ここ鳴尾にも存在しているのでしょう!

 

■朝食(和定食・洋定食)

とてもシンプルながら、880円と優しいプライス設定です。
おかずの内容は、シャケの切身・厚焼き卵・味付け海苔・納豆・香の物、関西で納豆のイメージはなかったですが、正統派の和朝食です。
特に味噌汁を飲んでビックリして、スタッフに伺ったぐらいお出汁がとても甘く美味しく感じられました。
そうするとスタッフの「お味噌汁のお変わりいかがですか?」との返答に、これまた感激します。
もしや「ご飯もおかわりできますか?」との質問にも「もちろんです」との満点回答。
(感激×2のMAXです!)
今回はどちらも残念ながら時間がなくご遠慮いたしましたが、レストランの雰囲気・価格設定・味・おもてなし、全てがグッドです。

 

ショップ

こじんまりしていますが、ロゴが入ったオリジナル商品が思った以上に多くあり、自分使いの他お土産にも良さげでセンスを感じます。
オリジナルカラーは、鳴尾マークにもあるようにグリーンなのかな?
アイテムはそれほど多くはないですが、カラーバリエがあるので同じものでも複数買い求めてしまいそうです。

 

■スタート室

 

コースレーティング&スロープレーティングが、スタート室の右手に表示されています。
本日はブルーティからですが、どこからでもかなり手強いはずです・・・!

 

■練習場

 

こちらには練習前後にストレッチや筋力アップができる広めなトレーニングルームが設置されています。
1階は屋根付き、屋上2階(ドライバー使用不可)、1階右側にはアゴの高いバンカーがあり、スタート前に数発でも実践練習ができるのは、嬉しいです。
1階打席はマットなど足元が綺麗であたかも室内練習場から外に打っている感じがします。

 

■アプローチ&バンカー(第2練習場)

 

ドライビングレンジの左手側の丘の部分に木々に囲まれた分かりにくいところに、秘密練習場の香りがするアプローチ&バンカーの第2練習場がありました。
グリーン部分は手前と奥の2ヶ所、どちらかというとひょうたん型に繋がっても見える縦長グリーンです。
正面入り左手に適当にあごのあるバンカーで苦手な練習に集中できます。
右手前に練習球が用意されていました。

 

■いよいよスタートです!

スタート前に集合、記念写真を撮りルール説明です。
私は、9時過ぎインスタートしました。

 

■JLPGA最終プロテスト合格おめでとう!

10月29日〜11月1日までの4日間開催された2024年女子プロテスト(大洗GC)で、鳴尾GC所属研修生の中地 萌(なかじ もえ)選手が最終日4日目を5アンダー、トータル2アンダーで堂々の7位タイにて合格をしました。10月29日〜11月1日までの4日間開催された2024年女子プロテスト(大洗GC)で、鳴尾GC所属研修生の中地 萌(なかじ もえ)選手が最終日4日目を5アンダー、トータル2アンダーで堂々の7位タイにて合格をしました。

当日悪天が予想されたこともあり、我々団体28名と合計13組しか入っていませんでした。
この日は偶然にバーで、中地萌プロテスト合格のお祝い会が開催されていて、帰りのロビーは賑わっていました。
中地萌プロの来シーズンからのご活躍をご祈念し、楽しみに注目して行きたいですね〜!

 

■レストランランチ&懇親会

限定メニューですが、充分な品数ですね。
鳴尾丼なるものを食べたかったのですが、本日はないということで迷い結局困った時のカレー、あるいは基本メニューの実力を見るのはやっぱりカレーということにで、鳴尾カレー&ライスをいただきました。
お肉ゴロゴロで、お味も良しで実力十分、価格も今時信じ難い1100円です。

 

■表彰式&懇親会

スループレーでラウンドしたので、ランチと軽食が重なり満腹のまま懇親会の軽食をいただく荒技となり、表彰式ではバンカーとグリーンを堪能し過ぎて大反省、懇親会では自己紹介のスピーチを行いフリードリンクで難関だった鳴尾を語りつつ交流を深めました。

懇親会が終了した頃には、天気予報どおり激しい雨が降り続きました。
本日は、ハーフターンした10番ホールで通り雨にあった程度で済み、ほぼ雨に当たることなくラウンドしたことは本当にラッキーでした。
 
16時の送迎ワゴンで、リベンジを誓い名残惜しく鳴尾を後にしました
また、帰りの送迎ワゴンで同乗した鳴尾のメンバーのご夫妻と色々とお話をさせていただき有意義な時間を過ごすことが出来ました。
別れ際に是非再訪をお持ちしておりますと温かいお言葉まで頂戴し、胸はせる思いで待ち遠しくてしょうがありません。
帰りは、山下駅の手前駅の畔野(うねの)駅に到着し、神戸三宮へ戻りました。

 

 

■□■〜〜 やっとナルオターフ®︎に出会った感想は・・・〜〜■□■

<クローズ期間>・・・2022年1月11日〜2022年9月30日
・グリーン床のサンド化をメインにした工事を行う為、約9ヶ月クローズした。
・床は発足当初のもの・・・粘土質の為、水ハケの悪さ・芝の根腐れの不安があった。
<採用芝>・・・ナルオターフ®︎(プレミアム省管理型姫コウライ芝)という鳴尾GCの1番ホールで発見され同倶楽部により作出した改良日本芝です。
<登録商標>・・・2020年11月13日
<主な特徴>
・葉幅が細く、緻密な芝生を形成する。
・横方向へ延びる特性が優れている。
・縦方向への延びが抑制される特性。
・芝刈り作業が「軽減」可能な品種。
 
2023年当時ある倶楽部の送迎バスに乗車した際に、改修後の鳴尾GCに行ったメンバーの話を聞いたことが思い出されます。このメンバーは、鳴尾GCを訪問してこの時の現状をつぶさに見ているので、当時の感想を素直に述べていてだけだと思います。
改修後オープンして中々グリーンの芝付が充分でなかったのか、思考錯誤し養生しながらプレーをせざるおう得なかった現実があるのでしょうか、グリーンキーパーを中心にメンテナンスチームは必死に修復作業に従事されていた頃と丁度時期が同じころとお察しいたします。
 
ですが倶楽部役員やグリーンキーパーは、信念を持ちながらも倶楽部内外からのプレッシャーは計り知れないものがあったにもかかわらず、相当な根気ある仕事ぶりが実を結び見事に復活するまでに辿り着きました。
私が訪れた2024年11月には、ティーグランド・フェアウェイ・ラフ及びグリーンに至っては、スピードよりもスムースな転がりを感じ予想できない難解なパットを要求する楽しいグリーンで、ほぼ完璧な仕上がりに「鳴尾GCが整った!」と言える姿になったと報告させていただきます。
 
・クラブハウス・・・簡素な作りですが、重厚な暖炉・調度品の数々が歴史を感じさせ、プレーヤーを温かく迎えてくれる演出となっています。
・小さなバンカー、周囲のバンカーに流れ込む傾斜にホールは反応、簡単にバン入します。
アリソンと言われるバンカーからの脱出には高度な技が要求されます。
・松林に囲まれ、山のリンクスと言われるコースを堪能でき、今回紅葉時期と重なり景観的に見応えがあった。
・自然の起伏が大きく、谷越え・狭く曲がった複雑なレイアウトで、初見では狙いどころ・落とし所が分かりづらいかったです。
・ご一緒したプレーヤーは、口を揃えて難しさを語ります。
・キャディ・・・本日のキャディさんは、新人(Nさん)と言いつつ、キャディ業務は完璧でした。他のゴルフ場から移籍されて数ヶ月ということで新人ということらしいですが、そしたらフレッシュなんだね〜と話していたら、そんな言葉久しぶりに聞いたと笑われてしまいました。
各プレーヤーのショットを褒め盛り上げチアしながらのラウンドには大変力になりました。
Nキャディは顔出しを控え、ベスト姿を撮影させていただきありがとうございます。

■参考

※川田太三氏の写真集には、「鳴尾が素晴らしいのは、連続して同じ向きのホールがなく変化に富むことだ。打ち上げのパー3など鳴尾の自然環境に合ったデザインと造形に、設計の原点と倶楽部の誇りを感じる」と賛辞の言葉を寄せています。
 
そして、1930年の人力工事のオリジナルを大事に、日本ゴルフ黎明期の原風景が宿っているともいえる鳴尾を、機会を見つけて足を運ぶことをオススメします。

■最後に

本年は、ヒロシです。。。にお付き合い誠にありがとうございます。
どうぞ皆様 素敵なクリスマス&実りある新年をお迎えください!!!

 

掲載日:2024年12月23日

ゴルフライフをエンジョイしています。