ライターのヒロシです。。。
また、T.Kさんからライターと紹介があり、調子こいてしまいましたが、先日でやっとプログ10本目の分際です。
ネタ帳に温めていた話題を訳もわからないまま長編でリリースしましたが、実力の程はまだライター心得の域を脱しないひよっ子で、今後も皆様のご指導をいただきながら修行が必要です。
まず初めに、メインテーマの前哨戦として「北海道クラシックゴルフ倶楽部」に初挑戦しましたので、地元ネタでレポートをいたします。
◆第1部 「前哨戦の北海道クラシックゴルフ倶楽部に挑戦!」
ことの始まりはT.K氏が北海道クラシックゴルフ倶楽部をラウンドしよう!とのお誘いからです。
地元にいながら、なぜか私が北海道クラシックゴルフ倶楽部を未経験という事実を覚えているとは驚きです。
そのお誘いを受けた時、正直なところ「なんでここなの?」と思っていました。
コスパ良くない・球が池に入る・スコアにならないゴルフ場と、私の頭の中には噂話をインプットされていました。
多分リピートは絶対しない筈ですが、折角のお誘いなので一度ぐらい経験して自分なりに評価してみようと考えて即答の対応です。
(ただし、レポートが必要になるとは、思っていませんでしたが・・・。)
過去のお誘いはこんな感じです。
★1件目はメンバーさんからは連れて行ってあげるという機会です。
残念ながら、都合が合わずに日程を作ることが出来ませんでした。
★2件目は、地元の友人から以前プレーしたので、春先の安いシーズンの優待券が送られてきたので、ラウンドしないかいという機会です。
その時は、別用があったので丁重にお断りしました。
それぐらいしか以前にお誘いされた記憶がありません。
もしかすると、実現しないように避けていたというのが本当かもしれませんが・・・。
◆なぜ私がここを避けていたのか?〈主な理由は、以下の通りです。〉
•ゲストプレー代が高い。
•食事等レストランが高そう。
•地元で4人集めるが大変。
※行きたい層と絶対行きたくない層とが二極化している。
•メンバーに親しいお友達がいない。
•時間帯によっては高速を使用、ガソリン代もかかる。
•適当に距離があり、往復行程が煩わしい。特に帰りが眠たくなる。
•天気も札幌と違う、太平洋側の天気なので読めない。
当初は、一度行ったみたいと思っていた時期もありますが、コスパ悪過ぎからそんな気持ちもやがてなくなり、興味が湧かなくなってきました。
また、自分の所属コースで十分と思い、浮気心が消えてしまった!ことが言えます。
ただし、許容の範囲の料金であれば条件付きで、行きたい層が存在するのも事実です。
(春・秋の天気•気温不安定な時期が安い。)
非常に難しいコースなので、チャレンジして腕を試してみたい!コースに痛ぶってもらいたい!というM的症候群のプレーヤーがいるかもしれません。
今回ラウンドが叶い、池やクリークの配置は絶妙、景観による錯覚も意図していて、さらに自然の脅威が加われば相当難易度が上がり、挑戦意欲を掻き立てられますので、結果の出来不出来で同伴者との会話をも楽しませてくれるコースだと思います。
その一方で、思い通りにいかなかった場合、ある人はもう懲り懲りになるのか?大概の人はリベンジしてやる!とも思わせ、益々設計の「ジャック」の罠にハマりますので、心憎いコースだと思います。
戦略性溢れるコースセッティング、北海道独特な景観と自然造形美がこちらの売りなので、それがまた堪りませんというお金に糸目をつけない余裕あるファンも根強くいるようです。
オープン以来、オールベント芝でメインテナンスが最高と謳っていて、その素晴らしい状態をK.Tさんは経験されていたので、その時と違う変わりように非常にガッカリのご様子でした。
しかし私は初見ということもあり、以前のことは想像の範囲でしか分かりませんが、今回かなりの部分が傷んでいる状況を確認することになりました。
森の中、北海道クラシック倶楽部に訪問です!
倶楽部ハウスを出て、コースを一望!
あれ~一人佇んでいます。
まずは、安着祝いの乾杯です!
2年前までは、ギリギリ何とか保っていたというのかもしれませんが、急に悪くなったというよりは、それより以前の方針や作業が大きく影響しているような気がします。
また、キャディさんからの話の中では、水はけの気になる情報を聞きました。
元々地盤が良くない、フェアウェイとグリーンは水はけが悪く、最近グリーンは特に低い部分に水が溜まりやすいとも言っていました。
こういったことが起こっているとしてもゴルフ場は30年越えをしていますので、経年により土壌や芝種の変化や芝の雨の浸透の劣化が進んでいるなど避けられないことと考えられます。
★芝の状態の気づきは・・・。
・フェアウェイやラフの一部に軟弱なところが確認され、水はけの悪さから長時間水溜りが発生して乾き切れないようで、この状態では雑草や別種の芝の混入がし易いと考えられます。
・芝は、カタビラや雑草や別種の侵食を受けて、ベントオンリーでは無くミックスの状態です。
まだ芝が生え揃う前の時期としても、他の刈込みしているところが綺麗なだけに、芝と雑草が凸凹していて一層汚く見えています。
・茎が固く長い雑草が、ティーグラウンドの余白部分に旺盛のところがあります。
・北海道特有の雪解け水の流れにより、ベース部分の土壌崩れによる芝の脱落が、マウンド地形のところに散見いたします。
このマウンド上の芝の脱落の形状は、クラブハウス→パター練習場→ドライビングレンジ方向の一番メインの見せたい推しの景観ですので、遠くからも見えて台無しです。
この2年間で何が起こったのか?と考えると、想像の範囲でしかでないですが、一つにコロナ騒動による影響が大きいのでは・・・・。
この頃、ゴルフ自体は屋外スポーツ•娯楽の例外的に認知されていて、ゴルフ場の稼働率は悪くなかったし運動不足解消とストレス発散や生活意識の変化など逆に追い風でむしろ賑わっていました。
やはり一つに場所柄道外客がメインと考えると、飛行機の稼働が減少した時期は、ゴルフ場利用人数の減少に直結しているはずですし、いくら道内客を急に誘致しようとプライスを下げても、上記のような理由から一部のプレーヤーしかなびかないと思われますので、営業的に穴埋めは相当厳しかったと思います。
当然営業的に厳しい時期は、コスト削減による人員の減少などがあったとすると、それによる必要なメインテナンスが出来なかったか、手が回らなかったかもしれませんね。
私たちのラウンド中にはたくさんのメインテナンスチームが動員されて、一部の面の作業を行っていますが、ある意味それも焼け石状態、ホール毎攻めて相当な資金をかけて芝の張替をして行く時期かな?そうしないとイタチごっこでもう追いつかない状況とも感じました。
今後の方針にもよりますが、もう昔の状態にはそう簡単には戻らないように見えます。
◆改善策はあるのか?
•雑草も芝と考え、混入のまま短く刈り込みする。
•刈り込むところとハザードと芝種を無視して刈り込まないところのメリハリをする。
•昔に回帰するため、資金と人を入れて全面張替する。
などと勝手に考えましたが、ブランド化しているゴルフ場なので、私の勝手な策が該当しないかもしれませんが、まだグリーン・ティグランドや低く刈り込んだフェアウェイ部分が綺麗なところが多いのも事実ですので、見かけ上の繕いをする作業と本質的に改善する作業では根本的に違ってくるとは思いますが、なんとか復活して欲しいですね。
このゴルフ場の存在は、コースの他充実の練習場環境とログハウスで作られた倶楽部ハウス、レストラン、サウナ•水風呂•檜のお風呂の付帯設備は北海道らしくもあり、とても素晴らしく最高の環境と認めます。
◆今回のラウンド参加者が受けた仕打ちはこちらになります。
・ハードパンチを受けたような強い風のアゲインストで、力みとダフリで奪われる飛距離。
・キッチリとコンタクトしないと、池に誘い込まれるレイアウト。
・夕方になり日が落ちると急激な気温降下で、薄着で奪われる体温。
バンカー・池•クリーク・ラフ等のハザードの他ジャックの設計の罠に加え、今回は北海道特有の風と気温の罠もハザードとして仕掛けられていました。
全てがジャックの仕業ではありませんが、それらも含めて「ジャックにやられた!」と嘆き悲しむことで、もう笑うしかない楽しさを味わうことになりました。
北海道にありながら一部の限られた北海道人しかラウンドしないと思いますが、道外や外国からの旅行者には、新千歳空港から20分と近く、空港使用の前後の利用率が高く、プレー代を抑えることができるメンバーになるメリットもありますので、地元以外からのメンバー登録の比率も低くないはずです。
キャディからの話でも、いつも道外の人しかお世話していないというところからも裏付けられています。
真面目に入会に関して考えると、約120万円(会員権)+220万円(入会書換料)+33,000円(年会費)、このクオリティを考えるとそれ程ビックリするような価格ではなく、そしてクラシックグループなのでグループ他コースとの相互利用等を意識した入会は有りだと思います。
また、千歳周辺は札幌よりも2〜3度気温が低いので、檜の香りが漂うログハウスの佇まいの施設を満喫し、アクセス便利な空港が近くて涼しい夏を過ごすのは最高というしかありません。
セガサミー(ノースカントリークラブ)での男子プロトーナメント開催時は、石川遼プロがメンバーなのか倶楽部ハウスに写真がありましたので、練習場等でお会いできるかもしれません。
(この近く千歳に別荘があるとキャディさんから聞きました。)
あれこれと余計なことを書きましたが、是非腕試しに一度はラウンドすることをお勧めします。
◆第2部 2023年前田社長と行く北海道・登別ゴルフと第一滝本館を満喫する旅
前田社長の日程を確認、この日は千葉カン(野田)でのラウンドとぶつかっていたので、参加は無理でしたが、何と「何処でもドア」を使いわざわざ、5/31から1泊2日でお付き合いをしていただけることになり、推しの「北海道・登別カントリー倶楽部2Rと第一滝本館を満喫する旅」が追加企画されました。
当然、お誘いを受けたのに断る理由がある筈もありません。
いわゆるノースケジュール→暇だったということもあり、遂に愛でたく「縁の会温泉部♨️」に入部を果たし、早々メンバー入りいたしました。👏👏👏
新千歳空港に到着! 早速サッポロクラシックで歓迎です!
地獄谷を展望台から俯瞰いたします。
静寂の倶多楽湖です。チップ(ヒメマス)生息
私も行くあたり、理由付けしてモチベーションをアップして楽しまなければなりません。
大きくは以下のところです。
・第一滝本館に初めて宿泊と温泉を堪能。
・登別カントリー倶楽部のリニューアル後の姿を確認。
・なぜ前田社長が、第一滝本館と登別カントリー倶楽部が好きなのかを探る。
・周辺観光が出来れば、立ち寄る。
・第一滝本館のお湯の素晴らしさと登別カントリー倶楽部の楽しみを経験し発信する。
※これが、地元参加者のマストの使命だと悟りました。
◆登別ゴルフ倶楽部
登別温泉から約20分に位置します。
緩やかな打ち上げのホール、ダイナミックな打ち下ろしで太平洋を眺望できるホール、来馬岳(ライマダケ)を眺めるホールは美しく、グリーンのカタビラが多いのは気になりますが、転がりは良く目が効いていてラインが読めません。
全体的には比較的フラットで、各所のホールで池が絡み戦略性あふれる楽しめるコースレイアウトになっています。(後になり深堀圭一郎プロが監修。)
プレースタイルは、キャディ付(乗用カート・歩行)・キャディなしのセルフカートと選択できますが、今回2Rともにキャディ付+2人カート×2台を使用しコース内走行で、疲れを軽減するスピーディなラウンドが出来ました。
新千歳空港から約1時間(高速利用)程度移動すれば、週末入り込みの状況は分かりませんが、平日ゴルフではリーズナブル料金でこのようなサクサクゴルフが可能なのは、札幌・新千歳空港・苫小牧周辺ではとても考えにくいです。
現地ゴルフ場は、「登別リゾート開発株式会社」の経営ですが、「恵庭カントリー倶楽部」と同じ「恵庭開発株式会社」のグループ企業になります。
なので、「登別カントリー倶楽部」のメンバーになると、「恵庭カントリー倶楽部」が比較的安くラウンドできる特典があるようです。
2016年9月の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の開催やシニア関連の大会、または男子プロゴルフのテスト会場になっています。
登別カントリー倶楽部、来馬岳と池が美しい!
登別カントリー倶楽部のコンディション。
◆ようこそ湯の国 登別温泉へ
ヒロシです。。。は現在札幌在住ですが、以前仕事の関係でこの地域から20分離れた白老町に15年間程居住経験があり、その時にゴルフに手を染めた第2の故郷と言って良いほど馴染んでいました。
私も久々に訪れたので、前田社長とともにラウンドの前に少し寄り道しながら倶多楽湖や地獄谷の観光をご案内いたしました。
★第1日目は、天気に恵まれ少し短めなブルーティ&2人乗用カートゴルフにより、サクサクラウンドになり予定より早く第一滝本館をチェックインいたします。
◆登別温泉、第一滝本館の紹介です。
・北海道を代表する名湯登別として、9種類もの多彩な泉質と、自然湧出量1日1万トンという豊富な湯量を誇ります。(温泉のデパート)
・第一滝本館の大浴場から地獄谷と対峙する圧巻のパノラマビュー付のお湯のデパートです。
5種類の泉質・35の湯船・広さが1500坪・24時間楽しめます。(露天とサウナは朝5時からです。)
・金蔵の湯(初代滝本金蔵が浸かった湯船を再現)に浸かることが出来ます。
・地獄谷は、湯煙がもくもくと激しく活動していました。
・ロープーウェイでクマ牧場へ行けます。(今回ご案内できませんでした。)
・老舗旅館の第一滝本館(創業165年の歴史)
日本人観光客もある程度は戻ってきていますが、やはり今はアジア系インバウンドの個人旅行者が目立ち、温泉とともに旅館文化を楽しんでいました。
まずは、私は温泉部員として新参者ですので、皆さんの所作を学びます。
事前設定は完璧かと思われましたが、T.Kさんの記述のとおり、簡単に問屋は下ろしません。
トラブル発生(数回)→トラブル対処→ナイスリカバリーと全くゴルフと変わりません。
前田社長の素早い対処する行動力に目を見張りました。
第一滝本館 正面です。
お風呂から地獄谷パノラマが一望できます。
泉源公園の吹き出し口です。
第一滝本館は広いです。
★大失態です・・・
宿泊の夜は、2日間のラウンドと運転などで疲れはピークに達し、ヘロヘロになり黄昏てしまいました。
私も何を隠そう前田社長と同じCPAP族(シーパッパー)です。
旅のお供にもCPAP装置持参、本体は持って来ましたが、あれれ〜電源コードが入っていません。
万全と思われた準備ミスに驚愕いたします。(反省しますが、もう手遅れです。)
装着していれば問題なしですが、これではゴルフでいうOBどころの事態ではなく、退場失格処分になりかねないです。(さもなければ、第一滝本館の廊下に寝なければいけない状況です!)
その後のことは、朝起きてT.Kさんに尋ね先に詫びましたが、無言だったのが物語っています。
とにかくごめんなさい!T.Kさんに大迷惑かけてしまいました。
朝から昨日より暖かさが増して、ゴルフ日和を予感させます。
無神経に朝風呂を堪能、精算、第一滝本館自慢の朝食ブッフェを食しに行きます。
時間となり、最終日のラウンドに向かいます。
また時間の余裕がありましたので、前田社長を登別温泉の奥座敷カルルス温泉まで片道5分程のちょこっとドライブにお連れします。
◆カルルス温泉は、「国民保養温泉地」「名湯百選」に選ばれているほど湯治の里として知られています。源泉の色は、無色透明、単純温泉、高温のお湯につかることができます。
今は、残念ながら当時の賑わいがなく寂しい佇まいですが、まだ温泉は健在で泉質が良く効能はオススメです。
★2日目は、ブラックティ(7,000yd超)からで、プレーヤーは2人乗用カート(2台)でコース内を駆け巡り、同伴のキャディは立ち乗りができるターフメイトにゴルフバッグを積みで、打球場所まで追いかけてくれますので、無駄な動きが少なく楽チンこの上ないです。
ブラックティは、ブルーティより相当タフで、日頃の練習の成果を試すつもりでラウンドするものの全く太刀打ちができず打ちのめされてしまいました。
それでも、4時間切りのサクサクゴルフを実行、スコアは別としてとても楽しくラウンドすることが出来ました。
親戚の不幸の連絡が入り、急ぎで札幌へ戻らなければならなくなり、サクサクラウンドのお陰で予定より早くラウンド終了、前田社長には申し訳なく早めに食事もせずにお支度を整えてもらい、14時前には、登別カントリーを出発し1時間後には新千歳空港までお送りいたしました。
無事ミッション完了、大変お疲れ様です。
■今回の総括・成果は・・・・
・「縁の会温泉部員」としての「モットーと心得」を先輩から学ぶことが出来た。
・ゴルフでは、前哨戦として地元民ですが初めての「北海道クラシックゴルフ倶楽部」に挑戦、次に「登別カントリー倶楽部」に場所を移し2Rとサクサクゴルフを楽しみました。
・クラシックでは「ジャック」の設計に、登別では「圭ちゃん」の監修にやられてしまいました。
・前田社長のいかに温泉が好きか、サウナ・水風呂(オロフレ山の天然水の14度で整いました。)が好きで、しかも硫黄泉が好きということがわかりました。
(私は、鼻にゆで卵がクッいているようで気になります。)
・「縁の会温泉部」は旅のイレギュラーの発生を楽しみ、たくましく楽しんでいる姿を見ることが出来ました。(しかも前田社長の対処・行動力を垣間見ました!)
・お陰様で、夕食ブッフェ・温泉・露天風呂で念願のちょこっと1杯(桶を浮かべ冷酒を飲み交わします)・朝風呂・朝食ブッフェと楽しみ第一滝本館で忘れられない思い出にすることが出来ました。
皆様、ありがとうございました。またお誘い楽しみにしています・・・・。
掲載日:2023年6月6日