2014京カン決勝 アラフォー三兄弟

2014年06月02日


暑くなってきましたね。
1週間ぶりのアラフォー長兄です(^^)。

さて、今回は決勝戦について、ご報告します。今年から京カン理事長杯の決勝はマッチプレー。
先ずは、競技委員の皆様、ありがとうございます。
ルール変更初年にその恩恵を受け、楽しませていただきました。
来年も引き続き、宜しくお願い致します。

先ずは、理事長杯予選を突破しますと、下記のタグをいただけます。
如何でしょうか(^^)。

で、長兄のマッチプレーの戦績は、4戦して2勝2負。(総武の理事長杯)
そこそこ経験値はありますが、年に1回2回程度なので、感覚的な部分を忘れてしまうこともあります。
兎に角、マッチは先制打が超重要。出足の3ホールで、そのままと言うことが多いと思います。
肝に銘じて、毎日通勤途中に脳内シュミレーションした作戦で挑みます(^^)。

決勝当日。暑い。お相手は、H氏。ハンデは9。長兄のハンデは14。
京カンは、ハンデの差分を2割カットして、ハンデ調整となります。
総武のハンデ付与方法とは違うので、コースによって、色々なのかな?
結果、ハンデを4枚いただいてのマッチプレーとなります。


1番386Yミドル:少し右ドック。打ち下ろし、打ち上げ、左池、右OB。当日のピン:やや右奥
長兄の感覚なのですが、京カンは、アウトが難しく、インが易しい。
でも、ハンデは、アウト2枚とイン2枚となっており、使い勝手が悪い感じです。
自分の好きなホールに4枚使えたら、だいぶ楽なんですが、まあ、ルールはルール。

本題へ。
H氏のティショットはナイス。長兄も、ほぼ同距離でしっかり付いていきます。
第一印象としては、結構飛ぶなぁと言う感じ。本格派ですね。球も高いし。
会話から推測して、後で調べたら、翌日のクラブ対抗に別コースからの代表選手でした。。。
まあ、気合が入っていると言うか、仕上がっている感じでしたね。

セカンドは、H氏が手前キャッチで20Y以上。長兄は、135Y昇りを迷って迷って奥目選択の7鉄。
が、しっかり打てずに開いて右に外す。うーん、もし、8鉄しっかりだったら?
後々少し思うことになったポイント。まあ、こんな経験もプラスと考えましょう。

で、マッチプレーの遠球先打ルールで、「オンしているH氏」が「オンしていない長兄」より先に打ちます。
ちなみに、対戦相手の方がピンに近いのに先に打った場合、やり直しを要求できます。
少しエグイですが、明らかに距離の差が合って、ベタピンならやり直しを申すのが筋。
ここが、ストローク戦とは全く違うところですね。

要するに勝ち負けを決めるゲーム方式なので、双方のやり取りが全てで、その手段の一部がゴルフと言うことになります。
たとえば、このホール両者共にプレーしたくないね。と双方が納得すれば、やらなくても良し!
なんてこともOKなのです。各ホール最後までプレーする必要もないですし、まあ、面白いゲームです(^^)。

で、戻ります。H氏の遠球先打20Yパットは、ビタッと1Yへ。うーん、一気に厳しくなった。。。
長兄は17歩のラフからのアプ。昨日練習しておいたから、どうかな?と打ったアプは、2歩へ。よしっ!
後は、昇り軽いフックを決めるだけでしたが、ラインを気にしたパットは、なんとカップに届かず。ガーン。
H氏は難なく沈めて、1ダウンです。

2番167Yショート:縦長グリーン。右はグラスバンカー。当日のピン:真ん中手前
何か少し損した感覚を頭に浮かべ、只、実力的にはボギーなんだからと言い聞かせる。
うんうん、この感じがマッチプレー。いいんじゃない。少しニヤケる。
気持ちの浮き沈み、ショット、戦略、クラブ選択、都度の経験は、ストロークプレーとは全く違いますからね(^^)。

さて、H氏のティショットは、ラインが出てしっかりパーオン。うーん、先制されてます。
長兄は、予選時の右ラフを嫌がり、左へこじる。今思うとセットアップが荒い。
1番の結果がボディブローなんだな。効いてます。
で、長兄のアプはチャク気味で、カラーまで。未だこちらが遠い。パターで寄せてOKが出る。
H氏バーディトライは、綺麗に寄って2ダウンです。


3番503Yロング:(ハンデホール)右ドック。右OB。グリーン手前池。当日のピン:右手前
ハンデホールです。事前のシュミレーションでは、1番2番のどちらかを分けて、ここで取り返す想定。
ですが、既に2ダウン。かなり厳しい状況。確実に取り返さないと、直ぐに終わってしまう。
そんな危機感いっぱいでした。

で、H氏のティショットは、FWでやや左。ミスが無いなぁ。ハンデ9でこのゲーム運び、何で?この時点では理解できず。
長兄は早くも行くしかない状況で、ドラをしっかり打つ。すっぽ抜けても、OBを越えて行くでしょ!
と思って打った球は、ややフェード。最近、鬼フックが消えつつあるので、嬉しいです(^^)。
セカンドは、両者キッチリ最下段へレイアップ。残り120Y。サードも両者キッチリでオンします。
うーん、締まりまくっている展開。

が、ここで少し展開が動く。長兄は奥から寄せて2歩弱。まあ、入る可能性高し。しかもハンデあり。
H氏はこれを見て、バーディトライを入れに来た。入れないと分けにならないからね。
が、サーッとカップを抜けたボールは大きくオーバー。返しも入らず。ボギーとなる。
これで、ハンデの有る長兄のパートライは入れる必要が全くなくなり、極めて弱く打ち1Yを刻みで外しに行く。
結果、カップ淵に止まり、OK。このホールは、ハンデパーで勝ち。一つ取り返す。
一打一打の意味が都度変わる。マッチならではですね。何で入れないの?って思う方もいるかもしれませんが、綺麗に入れに行ってカップに蹴られて、倍の距離になりましたでは、マッチは勝てませんので(^^)。
貰える物は、確実に貰いましょう〜。1ダウンに戻します。

4番313Yミドル:やや左ドック。目の前OB。グリーン手前池。当日のピン:右奥目
やっと、オナーが取れましたので、ここから流れを変えたいタイミングでしたが、ここで大ミス。
本日初ラウンドの3UTで大ダフリ。ボールはフラフラとOB谷へ落ちていきます。あー、やってもうた(泣)。
が、悪運。ギリギリOB杭の横。が、出すだけ、サードものらず、寄せて、OKが出てボギー。ふー。
H氏ですか?はい、綺麗にパーオンパーで、どうにもなりません。。。2ダウン。

5番190Yショート:左手前池。当日のピン:センター奥目
あーもう、かなり厳しい感じですね。
ここからは、どれだけ粘れるかというゲームを想定しつつ、マッチを楽しみます。
H氏から。やや奥に外れる。長兄は、予選の右外しを嫌い、左奥に外れる(笑)。
やはり、予選と決勝は力の入り方が全然違う。また、マッチは、無理しなければならない場面もある。
そう、歩きつつ雰囲気を楽しむ。考える。そして、歩く。
歩くと言えば、京カンのマッチ決勝は歩きのラウンドでした(これが後に効いて来る)。

本題に戻ります。長兄のボールは、何とかグリーンにはのせられそう。で、まずまずの5歩へのせる。
H氏のライも?な感じで、大きくオーバー。で、ボギー。
長兄のパートライ。普通、グリーンの左上から打てば、下りのスライス。
が、京カンのグリーンは定説通りには曲がらない。逆に大きくフックして、ボギーで分け。
うーん、グリーン読めない(泣)。2ダウンのまま。


6番394Yミドル:(ハンデホール)230Y付近に池。当日のピン:左手前目
H氏から。珍しく左に曲げる。うーん、ミスをする時は、左系っぽいですね。でも、距離は落ちないタイプだ。
長兄は5W。これ、実は長くしてある5Wなので、結構飛びます。42.5インチ。でも、ロフトはあるから下からでも簡単。
スプーンが苦手な方へお薦めです。お試しあれ。実は、中山メンバーのH氏に教わりました(笑)。

またまた、本題に戻ります。長兄は綺麗にセンター。いいですね〜。このFW。練習しないで、真っ直ぐ打てるって素晴しい。
H氏のボールは少しややこしいところ。で、池は越したが、オンさせるまでには至らず。
長兄はそれを見て、カラー付近まで持っていければ高確率で勝ちと読む。
ここのピン位置は、なかなかベタ以外パーは厳しい。たぶん、寄っても3Y強までと読む。
で、無難に5UTでライン出し。結果、カラー。このホール、後は詰め将棋。
H氏は上手く打ったが、3Y強の横ハメライン。ここからは、相当厳しい。長兄のボールは、12歩のカラー。少し強く入るが、2歩オーバー。
まあ、ハンデがあるので、カラーから4回で分け、3回で勝ちなので、無難にこなす。H氏は、やはりボギーで、勝ち。1ダウンに戻します。

7番402Yミドル:右ドック。右ドックの懐が全て池。当日のピン:右手前目
ハンデホールを無難にこなして、ダウンを減らしていますが、なかなか追い付けません。
ここが勝負とおもった長兄のティショットは、良い当たり!が、ドローしてる〜〜〜。右ドック正面を突き抜けて、奥の林です(泣)。
うーん、勝負の池越えショートカットだったかな?この場面も、一つ回想すべきポイントとなりました。

H氏は綺麗にフェアウェー。セカンドは左に外します。
長兄は気合で林の中から無理やり5UTで50Y付近に持って行き、ふーふー言いながら、寄せて、OKが出てボギー。ふー。
H氏のアプは、綺麗に寄る。そつがない。難しい1Y強。長兄は、マッチプレーでいつもやる見ないで音で待つ。

「カコン。」

H氏のパートライは、カップを捕らえたようです。2ダウン。

8番500Yロング:右ドック。グリーン手前にバンカー群。当日のピン:センター手前目
H氏のリードは続く。ここまで、実力の差は歴然。長兄も序盤の失点を我慢して、繋いでいる。
H氏ティショット。これは、大きく左へ。6番と同じ。チャンスか?

ここで、長兄はドラから5Wに切り替えてナイスショット。先ずは、待ち作戦でチャンスを伺う。
H氏のセカンドは出すだけ。残りは220Y位。で、流石にのらずだが、グリーン傍まで運んでくる。やりますね。
長兄、まだ有利なので、5UTでライン出し。残り50Y。そして、5歩にパーオン。予選の失敗を糧に出来ています。

さて、勝負どころのH氏のアプ。トンッと打ったアプは、綺麗に寄る。うーん、ここもそつがない。
で、長兄のバーディトライ。入れに行きたい。が、相手はパーの確率が高い。
ジャストタッチで打つが、無常にもカップ脇をすり抜ける。OKパー。H氏も入れる。パーパーで分け。2ダウン変わらず。

9番350Yミドル:やや右ドック。右サイドはグリーンまで池。当日のピン:左手前目
終に半分を消化してしまった。2ダウンは厳しいが、出来ることはやる。ショットは悪くない。スコアも予選時より良い。
しかし、相手が一枚上を行っている。ゴルフの神様は、もう少し上を求められていると言うことか?
では、やりましょう。少し覚悟を決めたことを覚えています。

H氏のティショットは、綺麗にセンター。うーん、何も起きませんね(笑)。
で、長兄は5Wを持つ。が、ここで、少しアンラッキー。打つ瞬間、11番の何かの音が重なり、驚いてチョロ。
ふー。少し深呼吸する。

残り240Y。グリーン左はOB。右は池。狙いどころは、かなり狭く、2オンの可能性は極めて薄い。
ここはあきらめて、5UTで軽くレイアップ。H氏の少し前。
H氏は、トンとのせて、このホール終わりかな?と思っていたら、何とダフって手前。フォローなので、緩んだ臭い。
なら、行きましょう!
長兄の50Yは、キッチリ当たる!ピンを刺す!で、オーバー(笑)。フォローは知ってましたがね。。。
そこからは、両者必死のボギーとなり、分け。少しグダグダの展開で助かりました(^^)。2ダウン変わらす

10番358Yミドル:やや右ドック。特に障害物なしのサービスホール。

スルーで進みます。ここで、スタート待ちで予選時に同組だったA氏と会い、声を掛けていただく。
こう言う場面、本当にゴルフやってて良かったと思う時ですね(^^)。
で、話の流れでH氏が、翌日のクラブ対抗に出場されることも薄々理解した。
これは、対戦相手としては分が悪いですよね。。。

さて、H氏のティショットは、綺麗に右サイド。うーん、またまた、何も起きませんね(笑)。
でも頑張ります。長兄のドラは、今一歩ながら左サイドへ残る。セカンドはピンの右に落とし、良いラインを残す。
H氏はパーオン。若干、長兄の方が遠いので、先に打ち、50センチに寄せる。パーは確実。よし、狙い通り!

で、H氏のバーディトライは、「ガコン!」

ぶち込まれました。。。3ダウンです。


11番162Yショート:(ハンデホール)やや打ち下ろし。
残り8ホールで3ダウン。非常事態です。もう、逃げられません。逃げません。行くのみです。
H氏のティショットは、左手前のカラーへキャッチ。
長兄のティショットは、予選のときにオーバーした6鉄が完璧。向かい風だったので、ピッタリでした。残り7歩です。

しかし、H氏は長いアプローチパットを1Yに寄せてくる。くぅー、苦しいです。でも、負けませんと誓った。

で、長兄バーディトライは、「ガコン!」

ぶち込み返しました!2ダウンに戻します。

12番300Yミドル:右OB。
完全に叩き合いになりましたが、結果、ダウン数は変わらず。残りホールが減ってきました。
只、このホール、予選の時にOBを出しており、何となく気持ちが悪い。
で、打った長兄のティショットは、左にチーピン。うーん、やっと伝家の宝刀でた(笑)。まあ、仕方なし。
H氏のティショットは、ビックドライブでグリーンの手前へ。

長兄は、横出し。で、サード残り60Yをガッツリ打って、ビタで2Yに付ける。まだまだ〜。
でも、H氏もセカンドをビタで2Yに付ける。ぐはー、もう厳しいです。

言ってみると、殆ど同じ距離。で、長兄から。
勝負どころのパートライ。入れておけば、H氏の外しもある。ガツッと打ったパートライは、無常にも抜ける。

で、H氏のバーディトライは、「ガコン!」

またまた、ぶち込まれました。。。3ダウンです。


13番407Yミドル:(ハンデホール)セカンド以降、打ち上げ。
残り6ホールになりました。現在、3ダウンです。
長兄的には、ここまでダボ無しですし、後半はパープレーです。が、ダウン数は増えています。
H氏は後半グロスで2アンダーですからね。75くらいのペースで周っています。これではキツイ。
でも、まだまだ喰らい付きます。先ずは、ハンデホールなので。

H氏のティショットは、ビックドライブ。長兄も本日MAXですが、H氏の方が飛んでいる。
残りは、130Yだから、270Y位は持って来ているが、まだ足らんか!きびすぃ。。。
でも、ハンデホールだから8鉄でライン出し。これがややフェードでナイスオン。このホール、先制しましたぞ(モリゾー風)!
H氏のセカンドは、ほぼオンで長兄ボールの傍。これは、ラインが見えるし、ラッキーかも(^^)。

で、H氏のバーディトライは、「スッー!」カップの脇を抜ける。アブねー。
これを見て、長兄は慎重に2回で納めて、ハンデバーディ!2ダウンに戻します。

14番323Yミドル:打ち下ろし。グリーン手前は池。
ここまで、後半は全てバーディ決着。
あのー、この試合は理事長杯でして、ハンデもありだから、もう少し穏やかにというか、和やかに場が進むはずでして、その、クラチャンでは無いはずなので、バーディ、バーディ、バーディ、パー(ハンデバーディ)決着って、ドンだけーと心で叫びました。

でも、パーでは決着が付かないなら、バーディ獲るしかない!
で、長兄のティショットは、5Wで今日一。H氏のティショットも綺麗にフェアウェー。
もうこのマッチ、ナイスショットは当たり前、兎に角、パーオンさせて、バーディトライを打たないと話にならない展開です。

H氏のセカンドは、左手前にキャッチ。これは遠いのでパー止まり。
長兄のセカンドは、無理やりピンを狙って3歩の距離にベタッ!バーディトライ来ました!
しかし、H氏は、またまた長いアプローチパットを1Yに寄せてくる。

で、勝負どころので、長兄バーディトライは、

「スッー!」

入らない〜。やってもうたです(泣)。ここまで、無理に押し込んだのに、結果が出ません(泣)。
やっぱ、グリーンが読みきれてませんね。ショットは良いのになぁ。2ダウン変わらず。


15番359Yミドル:右手前池。セカンド以降、打ち上げ。
残り4ホールになりました。現在、2ダウンです。
アマチュアにとって、ほぼ致命的なダウン数かもしれません。しかも相手の方が格上。ハンデも無い。
でも、もう少しだけ頑張ります。

長兄のティショットは、当たりは良かったですが、左のクロスバンカー。
H氏のティショットは、綺麗にセンターを捉える。

ここで、ダウンしては、完全に終わる。だから意地でものせないと何も起こらない。
けれど、長兄のボールは、バンカーにあり、つま先下がり。コースは打ち上げ、グリーンを右に外すとノーチャンス。
H氏は、ライの良いセンターで残り130Y程度。途轍もなく、条件に差があります。

兎に角のせないと駄目だから、番手は大きく持とう。
バンカーだけど、ダフルと届かないから、トップで打とう。
右はノーチャンスだから、左のOBでも良いから左に打とう。

上記3つをさっと考ることができ、打った球は、予定通りに左サイドからトップで駆け上がる!
行ったか?昇りだから、ボールの最後は見えない。
H氏は、ライの良いセンターからだが、厚く入る。ピン手前30Y以上が残る。
グリーンに行って見ると、長兄の球は、ピンまで20Yの少しこぼれたラフにあった。

H氏から。
またまた長いアプローチパットを2Y強に寄せてくる。上手い。けど、そこは難しいライン。

で、長兄の番。大スネークライン。入るラインは、事実上無い。迷った。
選択肢は三つ。

・SWであげて、遅い球を打つ。
・AWで転がし。
・PTで転がし。

今、出来ることは、ピンの下からのパートライを打つことだと思った。
一度、反対側のピン下方面に外すことにした。そして、パートライに掛ける。
PTでアマラインに外すことにし、結果、ピン脇を抜け、カラーまで出た。ラインを読み、キャデイさんにピンを外してもらう。
時間を貰い、更に読む。打った。が、ボールはカップに蹴られ、吸い込まれなかった。

長兄は、H氏のパートライをボーっと見ていた。
自身のMAXをぶつけた結果がボギーで、力が抜けた感覚だった。
しかし、目の前では事件が起きていた。長兄は、H氏にダボOKを出し、1ダウンとなる。


16番380Yミドル:右池。セカンド以降、左OB。
残り3ホールになりました。現在、1ダウン。
目の前で起きた事件。それは、まさか真坂のH氏4パットだった。
長兄がボギーになった時点で、H氏は合わせて外しても2アップのまま、入れば3アップ。
しかも残り3ホールだから、確実に合わせにくると思っていたが、何故か思った以上に強く出てしまった様子。

さて、残りは3ホール。次の17番は距離が短く、パー分けの可能性が極めて高い。
18番は、事件が起こる可能性がある。
延長戦の1番、2番は、長兄の実績から著しく不利。
つまり、逆算すると、このホール16番で必ず追い付かないと、勝ちが見えてこない。

長兄は、調子の良い5Wでは無く、ドラで勝負に出ることにした。
フェード球で攻めているため、左からの風が気になるが、左ギリギリを狙えば行ける筈と読んだ。
セカンドを短くして、できれば「3」で勝負を付けたいと思った。
が、無理をした球。それは、無常にも飛ばず、後は、よくある事が色々を起き、ここで事実上のゲームセットとなる。
このホールは、長兄がピックアップした。2ダウン。

そして、17番も2オンの可能性を高めるため、OB覚悟でOB方向に打ち出し、OB。
まあ、これは、意図的なOBだから仕方ないところ。
最後はH氏がパーオンをした時点で、長兄はH氏に手を差し出し、握手となりました。

悔しいですが、3&1で完敗です。でも、充実感もありました。
力以上のスコアも出ていましたし、ショットの一つ一つは迫る物があったと思います。
あとは、詰め。あともう少し、何かができそうな予感を抱きつつ2014京カン理事長杯が閉幕しました。

色々と勉強になった京カン理事長杯。
次は、三の矢。総武理事長杯です。またの機会、お会いいたしましょう!
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました(^^)。