2013真夏の戦い理事長杯:その4@総武CC アラフォー三兄弟

2013年07月19日


さて、後半戦。
一進一退を続けていますが、内容的には長兄が押されています。
前半を計算してみると47回位。これではハンデが3枚あっても微妙ですよね。
少しメリハリを付けて攻めることにします。

東1 東1番:短い真っ直ぐロング。★ハンデなし。
このホールは、サード以降が右にやや折れているので、フッカーの長兄は左サイドキープが必須。
本来であれば4UTで行くのですが、左も右も有りのUTでは使えません。
7Wの軽いフックでマズマズのゲイン。セカンドは4UTで球を上げず転がし気味に打ち、無難に残り135Y地点。
Y氏はトントンと長兄の少し前まで来ています。うん、安定してますね。

サードは長兄から。9鉄でしっかりオン。うん、ショートアイアンは安定してます。
Y氏は少し右に外れてのラフ。「でも、寄せてくるでしょう」。
と思っていると、まさかでピンを大きくオーバー。
長兄のバーディトライは10歩の位置。これ、ついてます。20センチに寄ります。10歩は簡単なんです。
ここ最近、歩測+振り幅を決めるルーティンにしてからロングパットが格段に精度が上がりました(^^)。
Y氏のパートライは大きくショート。ここでOKを出してもらい、1UPに復帰です。

東2 東2番:短いミドル。ティショットが狭い。★ハンデなし。
短いといっても380Yはありますので、セカンドを狙うにはティショットで240Y程度の距離が必要です。
少しアゲも感じていたので、ハンデも無いしドライバーを選択。でも、狭いから刻みたいのですが。。。
で、不安のまま打ったティショットは、まともに当たらず120Y程度しか飛ばない(泣)。
うーん、長兄の場合、準備できていない、打ちたくない、そんな時は「刻み」が基本なんですけどね。
そうも言っていられないのが、マッチプレーです。

もうこうなったら、サード勝負でフルショットできる場所へ9鉄でレイアップ。
しかし、Y氏は絶好のポジション。ここまで、一日通して大きなトラブルが無い。強かな圧力を感じます。
マッチプレーは自結果とは別に対戦相手の結果との兼ね合いもあり、幾度も頭を悩ませます。
まあ、それが面白さなんですけどね(^^)。

さて、Y氏のセカンド。のせてくると思っていましたが、アゲが効いていたのかガードバンカーに落とす。
「うん?分けもある?」と思いながら、長兄の番。
ゆっくりとマイボールを見ると、「ガビーン!」ディボットです(泣)。
折角、安全にフェアウェー真ん中に出しても、これでは何の意味もありません。
はぁー、今日はそんな日なんですかね。。。
無理矢理打つも、ダフってバンカーイン。もう、ほぼ負け。で、お互いバンカーアウトから2パット。
ボギーvsダボで、あっさりイーブンに戻ります。

東3 東3番:長いショート。グリーン周りはバンカーだらけ。★ハンデあり!
うーん、何ホールやっても差が付きません。
お互い決め手に掛けていると言うか、ドラマチックなショットとかパットがある訳でもなく、
「Y氏の安定したゴルフ」と「長兄のハンデ6枚」が微妙なバランスで釣り合っている感じですかね。
何かが起きる感じもしないですし、何時になったら差が付くのかサッパリ解かりません。

ここはY氏から。綺麗に放たれた球は、少し左でガードバンカーIN。左手前ではなく、真左の浅いバンカー。
長兄は打つクラブ無し。繰り返しになりますが、今回の理事長杯、予選を必ず通ることのみを目標にしていましたので、
相手に勝つ為のゴルフは準備してないんです。ましてや、要の4UTが超不安定。

うーん、ハンデホールだし、兎に角ボギーを取って、Y氏のボギー待ちしかないと選択したのが5UT。
先ずは、パーオンを捨てます。軽く打って、左手前のバンカー手前を狙いますが。。。球が強い!
で、入れてはいけない左手前のバンカーにIN。何をやってるのか!
兎に角、当日は飛び過ぎで本当に困りました。刻むポイントに置けないから、予定が立たない。
長兄に取って、予定無きゴルフは本当につまらないのです。。。
結果280Y飛ぼうが、結果パーになろうが、予定外だから喜べません。
事前の予定を予定通りの結果に直接結び付けられたとき、達成感を得られるのです。

さて長兄のバンカーショットから。うーん、緊張感も高揚も無く打った30Yのバンカーショット。
意外と普通に5M程度に寄る。Y氏はサクッと寄せる。顎が低いバンカーは特に上手いです。
長兄は2パットボギー。Y氏は砂一。ハンデもあって、イーブン変わらず。

東4 東4番:長さ普通の真っ直ぐミドル。やや狭い。★ハンデなし。
残り6ホールとなりましたが、未だにイーブン。ハンデが合っても、勝ちに繋げられません。
お互い何かをしなければ、何も起こらない。そんなシーソーゲームが続きます。

このホールは、右サイドの木が高い為、極めて幅が狭く見えます。
長兄に取っては、基本打つ場所無し。フェードを勝負がけで打つ?
いや、未だ負けている訳でもないので、無理な勝負に出て自滅も怖い。兎に角、センター狙いに徹する。

Y氏から。ティショットは相変わらず安定してます。右サイドフェアウェー。
ハンデも無いので、とりあえずドラを選択。但し、右サイドの木に当たる確率80%以上。
今の状態でキッチリボギーにするなら、そうですね6鉄で打つのが正解です。6鉄+6鉄+PWかな。
で、無理矢理打った長兄のティショットですが、「バキバキ」っと木に当たりながら200Yゲインできました。
もう、何だかね、仕方ないんですけど。スッキリしないティショットです(苦)。

セカンドは長兄から。残り210Y強。でも、打つクラブが無い。
距離的には7Wだが、これはローフックで飛ばすクラブでグリーンには止められない。
よって、ガードバンカー行き。右手前にバンカーが無ければ打てますが。。。
4UTは左右にバラけるし、少し届かない。
7鉄で打って残り50Yでアプ勝負だと、今日の出来だと信用性はかなり低い。ダフリ高確率。
尚、グリーンに止められる高い球は8鉄以下しか打てません。と言う事で、完全に詰んでます。
この状況下、貴方なら何で打ちますか?

結局、かなり迷って、7Wでバンカーに入れる事にしました。つまり、マグレのパーオン狙い(汗)。厳しい〜。
そんな気持ち悪い状況下では、球も捕まらず、160Y程度しか飛ばず。7鉄と変わらない結果。。。
Y氏もスコーンと打ちますが、少し手前のエプロン。只、ここから、本マッチの空気が動き出します。

長兄は残50Y。ピンは奥目。フェアウェーなので、抜け重視でAWを選択。
兎に角、当日はダフってばかり。この時も気をつけていたのに「ザクッ。」「あっ!」と思った。
が、AWだった為、球はゆっくりとバンカーを越え、ダフッた事によりスピンも掛からず、3M強に寄る。ふぃー。
ティショット木に当てて、FWミスって、AWでダフって3Mに寄って。何が何だか解かりません。
一つだけ間違いないなく言える事。それは、長兄のゴルフ調子は途轍もなく悪いと言う事でしょう(泣)。

それを見ていたY氏。それでも、長兄の内側に入れてくる。流石です。
で、パートライは長兄から。球半分フックか?ブレイクチャンスはそう無い。
ここが勝負所と感じて、フック殺しでヒール側にボールをセットし、強めに打ったパットはセンターから吸い込まれる!
これはY氏に効いただろう。でも、長兄的には今一達成感が無い。
で、Y氏の番。長兄は見ない。音はしない。声だけがした。外れた。運だけで1UPへ復帰。

東5 東5番:長いミドル。打ち下ろして打ち上げ。★ハンデあり!
残り5ホールで1UP。去年は、ここでドーミー。今年は1UP。かなり違います。
高揚感も達成感も無く、不安に包まれながら来ました。さて、ここからどうなるのか。

ラッキーで拾った長兄から。あまり考えずに打ったドライバーは今日一の当り。260Yゲイン。
Y氏はきっちりセンター。そして、セカンドもグリーン手前のラフ。コンスタントに来ます。寄せワンもある位置。
これを見て、長兄はグリーン傍まで打つしかなくなります。
ハンデホールですが、守って勝てるほど甘い相手では無い。勝ちきるには、打たなくてはならないのです。

170Yで上りが強め。ここは手前のバンカーを避けて、確実にグリーン同等面まで飛ばします。
4UTを選択し、しっかり振り切った球は、ややフックしながら左手前のガードバンカーを越す。
よし、グリーンは外れたけどグラスバンカー方面。
のせるだけなら、ボギーでハンデパーが取れると計算。やっと、行ける感を掴みます(^^)。

Y氏のアプは少しややこしい場所で、あまり寄らず。でも、キャッチしてボギーホールド位置。
さて、長兄の番ですが、ボールが見当たりません。完全に見失っていたら、キャディさんから声を掛けられます。

キャディさん:「奥のバンカーですよ!」

長兄:「えっ!」

完全にやられました。飛び過ぎも飛び過ぎ。結果、200Y近くも飛んでます。
予定通りから大きな予定外へ。気持ちが完全に浮いた事を思い出します。
そんな状況下で打ったバンカーはザックリで出ただけ。アプは大きくオーバー。ダボにするのがやっと。
そして、Y氏は静かにボギーを得て、このホール痛恨のハンデ込みの分けで1UP変わらず。

東6 東6番:打ち上げ。180Yのショート。★ハンデなし。
勝っているのに負けている気分。そんな長兄でした。残り4ホールでハンデホールは1つのみ。
勝ち切るには、ブレイクホールが1つは必須となってしまい、非常に厳しい状況です。

引き続き、長兄から。
予選の時は4UTでジャストだったが、この日の4UTは暴れ馬。
左右だけでなく、縦の距離も計算できません。もう、手が無くなって来ました。
仕方なく5UT持ち出す。4UTより左に行きやすいので、避けていましたが、もう使うしかない。
そんな気持ちで打ったショットは、以外と引っかからずにメインとサブの間へ飛ぶ。まずまず。

Y氏は安定のティショットで、グリーン右にチョイ外し。ピンからも近く、まあパーでしょう。
長兄のアプはサブグリーンのカラー付近で左足下がり。しかも、エッジからピンが近く。
ボールが飛ぶ状況下で、ふんわりした球が欲しい。まあ、無理か。。。で、10Y先にのる。あ、ボギー確定。
さて、Y氏のアプを見てこのホール終わりかな?と思っていたら、Y氏が少しショートで1.5M。
まあ、入るでしょうと思いつつ、長兄は見ない。音はしない。声だけがした。外れた。1UPのまま。
さて、残りは3ホール。勝利の女神が微笑むのはどちらに対してなのか?
つづきます。


写真は以前に撮ったゴルフ日記のものを利用しています