アラフォー2013理事長杯@セントラル編(2) アラフォー三兄弟

2013年05月21日


大人になっても楽しく大変な理事長杯は、西OUTから。
巻き返し可能なINを午後にラウンドできるのは、少し有利かな^^。
30位までが翌週の決勝に進めるので、今回は通過ライン+3を目標にスタート。
Jシスハンデは16強。つまりボギーペースでOKとなります。
注:ここからはセントラルのメンバーさんしか、解からない説明も多々あると思います。
  見てるメンバーさん、結構多いんですよね。ご理解の上、読んでくださいね^^)。

1番ミドルホール。西コースで一番短い真っ直ぐミドル。
ポイントとしては、スタートホールであること。静かに挑みたい。
ティショットを右に外すと、グリーンを狙えず、1ペナ同等。
左サイドをキープしたいが、引っかけも嫌。行きたいが、行きたくない葛藤があるホール。

ここは各々が一番得意なクラブで得意な球筋を打つのが最善策。
長兄の選択は何だったでしょうか?
さて、長年お付き合いされている方(文面も含め)、解かる方お応え下さい^^。

Ans.クラブ:1W、球筋:筒子の7

結果、的確に左サイド、セミラフを捕らえました。うん、堅い。元本保証(笑)。
チーピンのポイントは、強烈なインサイドからのあおり、そして手首の返し。
左サイドのスウェーも取り込むと更に強い縦スピンが加わり、100Y近く転がります。
えっ?そんな技術論は不要?でも、西コースにはもう一回使う場面があるから結構有効なんですよ。
副作用もあるけどね。。。

尚、緊張から芯は捕らえていませんので160Yゲイン。残り180Y前後。
本日はメイングリーンの為、グリーン前にはガードバンカーがあります。
よって、長兄の球筋(低いフック)でグリーンオンする可能性は極めて低い。
7鉄でレイアップ。AWでキャッチし、タップインボギーでクリア。あー、緊張した。

2番ロングホール。西コースで一番長い真っ直ぐロング。610Y。
グリーン左手前が池なので、「パーオンするには、ティショットをきっちり250Y程度は打ってくださいね。」
と言う設定です。セントラルの基本「距離がハザード」系のホール。
まあ、なかなかパーオンしないし、一番の問題はティショット着地付近右サイドOBが浅い事。
また、左に早めに引っ掛けても、林INで出すだけトラブル。意外と狙い目狭し。

で、長兄の選択は、4UTでレイアップ。
最大メリットは、右サイドのOBに届かない事。フルバックからは、180Y程度打ってもレディスティ止まり。
そこまでは右にネットがあり、ネットを越える可能性は低く、当たって戻る事もあります。
つまり右サイドを大きく使える。ケアが片サイドだけでよいのは大きいですよね。

セカンドも4UT、サードも4UT。ずーっと同じクラブを三回打って、AWでボギーオン。
このホール、4UT・AW・パター三本でクリア。
練習量が少ない長兄にとって、できる限り調子の良いクラブを使ってリスクを回避するのも大事。
パットミスからダボにしてしまいましたが、問題なし。ハンデが少ない方もボギーを打つ。
絶対論的な優勝を目指していない状況下、相対論的にヘッジの効いたダボは充分な結果です。

3番ショートホール。西コースで一番長いショートで左手前が池。グリーンが大きい1グリーン。
ここまで予定通りの進み方。大叩きをしなければOKとします。
さて、このショートも色々と事件が起きるホールの一つ。オンしても複雑なグリーンで油断できません。
先ずは、左手前の池と右バンカーを避ける必要があり、距離(200Y)+精度が求められます。

只、求められても無いものは無い。
所持金1000円で1100円の物が買えるかもしれません。が、10000円の物は買えません。
よって、このショートはグリーンを狙え無い、狙わないのが結論となります。
総武の理事長杯でも、一定のハンデがある方で毎回予選を通っている方は、グリーン狙ってませんね。バンカーのリスクを徹底的に排除する事により結果を出されております。

ここは、池に届かない様に7鉄でゴロ刻み、AWでショート目に打ち、グリーン手前5Y。
ピンまで20Y弱。で、ここからパターで転がし上げて、1Yを入れてボギー。
このグリーン、上に付けるとリスクを伴うので、全て手前から終わらしてホールアウトとなります。

4番ロングホール。600Y弱。セカンド以降がグリーンまで左サイドに池が横たわる。
OUTの山。スコアが悪いときは、このホールが絡む。ダボも覚悟し、ディフェンス強化します。
ティショットは、マズマズの230Y位をゲイン。で、問題のセカンドですね。
フッカーで球の低い長兄がパーオンを狙うには、サードで左サイドの池が掛かっていると、打てません。
よって、セカンド着地点は右サイドが絶対。しかし、左に池、中央に高めの木、右サイドはOB谷。

結局、安全に中央を狙って7W。チョロ気味で木を横を抜けるのが精一杯。やはり精度がありませんね。。。
残りは220Y。こうなれば、もう選択肢は限られています。7鉄で方向重視でレイアップ。
四打目AWをトップ気味でギリギリ奥にオン。凌いでボギーとなりました。あー、緊張しています。
何で毎年緊張するのでしょうか。ボード競技って、大人の遊びですな(笑)。

5番ロングホール。530Y弱。サービスロング。
セントラルの西コース2番からの600Yロング、200Yショート、600Yロング、530Yロングと例えるなら、貴方は餡子に餡子を載せまくった餡蜜が美味しく食べきれるのか?と言う戦いが続きます。
セントラルが嫌いな方は、この様に極端な設定を好まれないようです。
長兄的には、調子の悪さがスコアに反映される事が多いので、塩を塗る設定は気持ちが良い(笑)。
さて、ティショットは、チーピン気味で右OBを避けつつ距離を稼ぎ、セカンドは調子の良い4UT。
残り150Y登りは6鉄でONしたと思ったボールですが、右に外れてました。
あー、楽させては貰えませんね。ここから、パターで打つも寄らず入らずでボギー。はー。
ショートアプには、ザクもダフもあるので、基本使えません。可能である限り、パターのみでアプをします。
少し勿体無い感じもしましたが、次に行きましょう。

6番ミドルホール。430Y位。セカンド以降は急激に打ち上げ。
ここまで来ると、少し気持ちが落ち着いてきました。同伴の方とも談笑中。天気も良くてゴルフ日和。
うーん、好天はボーダーが厳しくなるから、長兄的には不利に働きます。。。

さて、長兄のテイショットは、マズマズの230Y。残200Y上り。
只、右サイドフェアウェーの為、フック系でグリーンを狙うには木が掛かるし、バンカーもある。
キャリーの出ない長兄は、5UTでバンカー手前に置き、SWでグリーンセンターをキャッチ。
ピンは狙わず、無難に2パットボギーでクリア。長尺の物差し(距離感)も良い感じです。
緊張感がパットに伝わりにくい長尺は、競技向きと言えるでしょう。

7番ミドルホール。380Y位。ティグラウンドからグリーンまで打ち下ろし。
6番ホールの折り返し。上った分だけ、打ち下ろし。少し馬の背なので狭く感じます。
ここまで、パー無しで息苦しい。まあ、トリ以上の発生条件を究極潰している為、仕方ありませんけどね。
目土のおじ様がいたら
「MISOJIおめー、そんなゴルフしてて楽しいのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
と怒られる事、間違いなし(笑)。年一だから許してね^^;

さて、このホール攻略法ですが、1番ホール同様、一番得意なクラブで得意な球筋を打つのが最善策。
左はOBか隣ホールの下方、右は池か隣のホールの下方。絶対曲げたらアカンのです。
でも長兄の打つ球に真っ直ぐ無し!よって、右の谷に向かってしっかりチーピンで行きます
しっかり打った結果、よっしゃ、芯喰ったから100Y近くは転がってる。下り最高。低さ最高。
イメージは卓球のドライブショットと同じですね^^。
で、セカンドですが、ここはガードバンカーも浅く片方だけなので、パーオンを狙います。
UTで15Y程度に初パーオン。但し、70センチのパーパットを読み間違えて、ボギー。うーん。 

8番ショートホール。200Y弱。
なかなかパーが取れませんが、ボギーは取れてます。まあ良しとしましょう。
さて、このショートのNGゾーンは左の谷。仲間内での通称「渋谷」と申します。
親しい仲間の球が「渋谷」方面に飛んでいったら「しぶや〜」「しぶや〜」と掛け声をどうぞ(笑)。
さて、長兄の距離的には7Wとなりますが、引っ掛けの可能性がより低い4UTで手前作戦。

で、左を最大限にケアした結果は。。。
右サブグリーンの更に右。どこまで警戒してるの!って位、逃げ過ぎ君。
危うく右OBかサブグリーンのガードバンカーでした。ふー。少し前ホールの3パットが効いてるかな?
ここからのアプは、LWでオーバーを避けてカラー。更にパターで転がし上げて、ボギーでクリア。
うん、ギリギリでしたね。やはり、取るべき7番でのパーを逃した事で苦しさが増してます。
ここで、少し気合を入れる。守り過ぎでも、去年の二の舞。切り替えて打つ気力、今年はある!

9番ミドルホール。380Y位で、少し右ドック、打ち下ろし〜少しだけ打ち上げ。
OUTホールも残り一つ。ここまでダボ一つで残りは全てボギー。パー無しは実力通り(--;)。
さて、ここはティショットで左が林、右がOB。着地点が右下がりで右バンカーと右ラフに吸い込まれます。
ティグラウンドがお立ち台(バックティ専用)から打つ為、長兄が無難に打つと左林確定。
(フッカーの打ち下ろしは、早曲がりすると言う特性があります。)
で、ここはバックティからは右OBが遠くなる事を活かして、カットイメージでしっかり打ちました!
結果は、ほぼストレートでセンターに飛び、右ラフの残150Y。成功ですね(^^)。

ここで同伴の方が、セカンドを右バンカーから右回りでグリーンを狙う。(木立があり真っ直ぐは打てない)
しかし、ここの右OBかなり浅く、当りが薄いと高確率でOB。で、やはりOBになってしまう。怖いです。
狙える距離だと行きたくなる。目の前で戒めを見させて頂きました。

さて、深呼吸をして、長兄の番。150Y強だが、左足下がり。ピンはグリーン手前。
右の木立を避けて真っ直ぐ打つと左のガードバンカーへ一直線。距離的には6鉄。
ベストイメージでは、「6鉄でカットハイボール」をしっかり打ちたいです。
が、この「6鉄でカットハイボール」は一番打てない球。基本「6鉄でフックローボール」ですので。。。

で、長兄の選択をクイズ形式にして、前半戦はお別れとしましょう。

Ans1:9鉄でガードバンカー前に刻む。バンカー越えのアプローチ勝負で、手前から寄せワンパー。
Ans2:ティショットの流れを汲み「6鉄でカットハイボール」で攻め、センターにパーオンパー。
Ans3:5UTで大きめに打って、ガードバンカーを無難に越えて、奥にパーオンパー。

ヒント→スコアはパーでした。これまでのショット状況を考えて下さい。
ヒント→余裕の無い気持ちと結果を両立させました(^^)。

後半に続きます。



写真は2005年に撮ったゴルフ日記のものを利用しています