真夏の戦い理事長杯:その2@総武CC アラフォー三兄弟

2011年08月09日


予選の疲労は半端無く、接骨院に4日通う。
最近、体の各所が壊れ始め、ここ10年近く休まずラウンドしている事もあり、左手、左肘、腰、右膝のケアが欠かせない。
整形外科に行き、如何すれば治りますか?と聞くと、静養とリハビリとの正論な回答。
つまり、ゴルフするなと言う事ですので、それは無理(汗)なのでケアは欠かせません。


決勝前日。夕刻、四街道のサンビック練習場。次兄と次兄の友人と打ち込み。ちなみに次兄も白髪が出てきて立派なアラフォー(^^)。
さて酷暑であり、翌日に体力も残して置かなければならないので、150発に限定して練習。
膝が流れてフックがキツイ。まあ、できる事をやるだけと決めて、練習終了とする。


決勝1・2回戦当日。天気は良く暑くなりそうです。狙い通りの天気。技術勝負では無く、体力勝負の泥試合になれば嬉しいなと。
決勝は、1回戦18ホール。勝ち進めば、更に2回戦18ホール。準備が大事ですね。
ペットボトル500ML12本(内6本は冷凍)、ロックアイス(袋のまま首や脇にあて冷やす)、冷却スプレー、2ラウンド目用の着替え一式、クエン酸取得用のタブレット、タオル。全て総武の夏ラウンドには必要な道具です。
朝はスタート3時間前に起床し、軽い朝食を得て、練習場で2カゴ打ち、精神統一して、さて1回戦です!


1回戦のお相手は、O氏。3/4掛けのハンデは8。オフィシャル10位ですね。
長兄のハンデは、3/4掛けで14です。6ホールハンデが頂けます。正直、今の調子では6枚は辛いなと感じておりました。
但し、有利であることは間違いありません。また、今の長兄のゴルフはホールバイホールでの安定感なしが売り(笑)。
いつでもトリプル打ちますゴルフで平均95位ですが、マッチはトリプル打っても、そのホールは捨てになるので楽ですかね〜。


さて、中コースから。


競技委員長S氏がテントにおります。和やかな雰囲気の中に緊張感あり、そんな感じでスタート。
くじ引きで長兄がオナー。スーパー緊張。最近の中ではトップクラスに緊張。。。


総武CC|中10番

中10番:短め真っ直ぐロング グリーン近くから打ち下ろし。★ハンデなし。
そんな緊張下で打った球はチーピン(笑)。やっぱり、これしか打てないのね〜。
で、左の林に直撃した球は、跳ね返ってフェアウェーセンター。結果、150Yゲイン。
セカンド、サードを4UT、5UTで繋ぎ、やっとグリーン前。O氏がサードミスでバンカー。
つまり、長兄の4打目は、オンさせておけば良いだけのアプをまさかの真坂の鬼トップでバンカーお付き合い。
なんだよなんでだよでトリスタートで1ダウン。でも、まあーいっかー、マッチだしね。そんな感じで次ホールへ。


総武CC|中11番

中11番:短めミドル。セカンド以降、高麗とベントで二又に分かれる。 ★ハンデなし。
やっぱりハンデ無いホールは基本負けなのかなぁと思いつつ、7Wでティショット。センターで一安心。
O氏もナイス。失礼になりますが、体も結構大きく、お歳のわりに飛びます。うーん、少し優位性がダウン。
セカンドは180Y5UT。ちなみに新車で当日実戦初打ち。旧車は予選でぶっ壊れてお蔵行きです。結構働いてくれ、ナイスオン。
O氏はセカンドバンカーから2パットでボギー。長兄はファースト打ちすぎて3パンチ。やってもうた〜。このホール分けで1ダウンのまま。


総武CC|中12番

中12番:長めミドル。フェアウェーが強めの左下がり。★ハンデあり!
やっとハンデホール。このミドルは難しい。寄せワンしかないし、まあ、上手くやっても大体ボギーになります。
O氏、長兄共にティショットまずまず。O氏、セカンド狙うも右に外す。長兄はそれを見て、レイアップ。
このホールはハンデホールなので、ボギー狙いに変更。
三打目のアプもピンを狙わず、花道狙いで5Mへ。O氏も4Mへ3オン。
ボギーホールド狙いなので、無難に合わせて2パット。ハンデパー。O氏のパットは入らず長兄の勝ち。イーブンに戻す。
正直、これで、かなり落ち着いた。ハンデホールは基本的に難しいホールが多いので、ボギーで勝ちが濃い事を実感しました。
ここから、ハンデを意識してのプレーが怒涛の快進撃に繋がります。
ハンデが無いホールは、負けてもいいや位で、ハンデがあるホールは、気合でボギーホールド。
イメージで言うと、いつもお釣りがある状態なので、気分的に楽でしたね。まあ、一定の緊張はありますが。


総武CC|中13番

中13番:少し長めのショート。右の林が迫り出している。★ハンデなし。
このホールは長兄は打つ所がありません。右の林が近すぎて、フックが回せません。
基本グリーン1個分は曲がりますのでね。適当にマグレ狙いで打って、やっぱり左のバンカーIN。
まあいいや、最近、親父のお古のサンドが好調で出すだけなら出るし、ハンデ無いから負けても仕方なし。
すると、O氏もバンカーIN。で、O氏が出ない。長兄は出る。O氏はホームラン。来ましたチャンスタイム。
無難に2パットとして、ついに1UPです。後で聞いたら、前ホール12番の取られ方がボディブローの様に効いたらしい。
少し無理しないとハンデで負けてしまうと。


総武CC|中14番

中14番:右ドック、長めミドル。★ハンデあり!
ここも結構難しいホール。右ドックなので、右に打ちすぎると詰まってしまうので、とりあえず無難にチーピン気味に左にと思ったら、思った以上に林屋三平!出して残り130Y。
O氏はセカンドミスで距離のある右手前のバンカーIN。チャンスだが、長兄もサードを外す。マズイ。
O氏は出すだけで4オン。長兄も4オン。負けは、ほぼ無いので、無難に2パットにしておいて、ハンデボギー。相手待ち〜。
O氏が外して、2UPです。


総武CC|中15番

中15番:短め真っ直ぐミドル、ライン出しが大事。★ハンデなし。
長兄的には視覚的に狭く見える。で、打ったらチーピン。まあ、ここはUPをお返しいたしますよ位の感じでした。
O氏はナイスショット、セカンドもナイスショットでカラー。カラーからは少し強く、奥の下り1M。
長兄はセカンド刻んで、SWのサードが4M。パートライは入らずでボギー。まー、負けましたねと思ってみていたら、
O氏がまさかの真坂のミスパットでこのホール分け。2UPのまま。
ご当人は、このホールが一番痛かったと後で話してくれました。ここで1UPに戻っていたら流れも変わったかもしれません。


総武CC|中16番

中16番:短めのショート。アゲていました。★ハンデなし。
長兄のオナーが続きます。165Y程度なので、番手を迷いましたが、結局、一番前に飛ぶ確率の高い5UTを選択。
少しダフって、いい感じのミスで偶然ナイスオン(笑)。しかも3Mのバーディチャンス。偶然って怖いですね〜。
これで、O氏はかなり焦ったのか、色々あって5オン位でこのホール、ギブ気味。
勝負は決っていますが、バーディトライは打たせて貰い、ど真ん中からバーディ。気持ちいいです(^^)。3UP。


総武CC|中17番

中17番:クランク風のロングの距離は普通。★ハンデあり!
ここも2打目から少し右に曲がっているので、少し左目へ。またまた、思った以上に林屋三平!出して残り230Y。
O氏も流石にこれ以上はと思ったのでしょう。ナイス2連発で余裕の状況。でも、長兄はハンデホールだから気分的には楽々。
先にハンデを使ったと考えて、ロングのテイショットが残り230Yまで飛んだと考えます。
俺って飛ばし屋だな〜と馬と鹿さんな考えで、安全に5UTで残り40Yまで運び3Mに4オン。はい、ハンデパーほぼ確定。
O氏はこれを見て、パーでの勝ちがほぼ無くなり、強めに打ち、3Mオーバー。返しは意地で入れて、長兄が外しで分け。
このあたりからO氏は厳しいよ厳しいよとこぼしておりました。


総武CC|中18番

中18番:真っ直ぐ打ち上げ距離は普通のミドル。★ハンデなし。
さて、中コースの最終ホール。長兄のオナーが続きます。で、チーピンで変なラフへ。
うーん、まともにフェアウェーに行きません。こんなんで、よくここまで3UP勝ってますね。
O氏は気合のドラ、そして、セカンドナイスでパーオン。長兄は5UTで前進。残り30Yバンカー越え、まーこりゃ負けですね。
じゃ、SW鬼開いて、ロブ気味に上から行ってやるぜ。練習練習。
ストロークプレーだと怖くてできませんが、ミスしてもノーリスクだから、何でもやっちゃいます。
で、これが見事にはまって、ビタリ1M。完全に実力以上に結果が付いてきてます〜。アマって、こんなもんでしょうか。
お互いパーパットを慎重に沈めて、このホール分け。この結果は、O氏的にかなりガックリきたそうです。

さて、スタートを考えれば、前半終わって3UPは出来すぎ。ハンデホールも3つ残ってますし、行けそうな、よ・か・ん。


総武CC|東1番

東1番:短い真っ直ぐロング。★ハンデなし。
軽いフォローで距離は全くいらないコンディションでした。適当にドラ打って左ラフ。O氏もお付き合い。
O氏はアイアンでレイアップ。ふーん、そう来ますか。じゃ、長兄もアイアンでレイアップ。3打目は、二人は真横です。
O氏の110Yサードは当り悪く少し右に流れるがナイスオン。ふーん、上空は結構強い風だなと判断し、AWに予定チェンジ。
これが、少しダフって飛んだけど、ピン手前3Mにナイスオン。ジャッジ正解。
O氏のバーディトライは入らず。で、入れに行きたい所でしたが、カラーにパターが引っかかりショート。パーパーで分け。
このホールもO氏的には、セカンドのラフをFW無理して、バタバタして欲しかったそうです。
うーん、長兄、元々刻むの好きなんですよね(^^)。期待に応えられなくてゴメンナサイ〜。


総武CC|東2番

東2番:短いミドル。テイショットが狭い。★ハンデなし。
あまり好きなホールではありません。狙いどころが狭いので、一つ間違えるとダボになります。
長兄のティショットは、鬼チーピンでギリギリフェアウェー。い・い・か・げ・ん・曲・が・り・過・ぎ!
O氏は気合のセンターでナイス。40Y置いてかれます。ここ数ホールで調子を戻して来られました。流石です。
で、長兄は、195Yアゲで7W。まあ、普段なら狙いませんが、O氏はパーの確率も高そうだし、ギャンブル。
結果ですか?駄目に決っているじゃないですか(笑)。見事にフックしてベントグリーンの左奥。こっちは寄らないけど、仕方なし。
で、O氏のセカンドは良く見てなかったのですが、ボールがグリーン近くに無い?あれっ、如何しました?
良く見ると、右の林にいます。少し距離的に無理な番手でミスショットしたらしいです。O氏は出すだけでダボ。
長兄もサードがザックリ王子。グタグタでダボ。締まらず分け(汗)。3UPは変わらず。


総武CC|東3番

東3番:長いショート。右手前にバンカー。★ハンデあり。
少し打ち上げている感じもあり、右に大きなガードバンカー、左は大木があり、距離もあるのに狙いにくいホールです。
ちなみにショートなのにハンデホール。2回戦でもキーポイントになりますが、ここのハンデは大きい。
どんなに上手い方でもボギーの確率が高いので、ボギーホールドで高確率勝ちになります!
オナーの長兄は、7Wでフック狙いが力んでプッシュ。ベントの花道。O氏も力んで林の奥深く。
ここで、長兄の気持ちは少し緩みましたかね。しかし、O氏は気合で林の奥から4Mに寄せてくる。
長兄の気分的には、かなりやられました。予定していなかったので。。。これで、動転したのかアプトップして反対のラフ。
完全にテンパリました。クラブ換えますか?と聞かれ、そのままで良いと応えたのですが、一度深呼吸してから再確認。
このままSWで打っても流れでザックリ王子が高確率。相手はボギーとして、自分はハンデあるのでダボで良いのでは?と気が付く。


「キャディさん、パター!」


来ました。禁断のテキサスウェッジ発動です。総武のラフは深いので、まぁー、ラフからパターで打つ人見たこと無い。
キャディさんも、えっパター?という感じのアクションでした。
でも、セントラル・ダイヤでは、かなりスタンダードな選択です。ゴルフ仲間の方には、30Yをパターでのせて寄せて来ますからね。
自分もテキサス愛好派ですから、気持ちの切替できました。今、思えば確実にダボを取る為には最高の選択だったなと。
のればOKで打った10Y。長兄の球は、40センチにピタリ。流れ、完全に来ました。O氏はガックリ。長兄は窮地から天国行き〜。
で、O氏のパートライは入らず。このホール、ハンデパーの長兄の勝ち。4UPです。


総武CC|東4番

東4番:長さ普通の真っ直ぐミドル。★ハンデなし。
残り6ホールとなりました。現在4UP。ハンデホールが2つ残っています。流れも長兄。
但し、このホールはハンデも無いし、O氏が気合ででも取りに来るだろうなと推測。
東は次の5番から距離が長くなりますし、一発だけ少しドラの調整をしようと決めました。


一発だけカットに打ってみて、プッシュなら暫定球で更に練習だな位で打ったティショットは、今日一でました(笑)。
410Yだけど、残り130Yですから、280Yゲイン。
それでも、O氏も気合のドラ、アイアンでバーディトライ。流石ですね。
長兄は先程のショートで気が良くなっているのか、9鉄で打ったセカンドは70センチにピタリ賞!
O氏は、このバーディ入れても分けとは・・・と嘆いておりました。O氏のトライは入らず、長兄はバーディ。5UPでーす(^^)。


総武CC|東5番

東5番:長いミドル。打ち下ろして打ち上げ。★ハンデあり。
残り5ホールで5UP。ドーミーホールを迎えました。分けても勝ち。しかも、ハンデホールです♪
ちなみに完全にボギーホールの450Yレイアウトです。セントラルでいうと、東9番のサブグリーンが似ています。
パーオン狙うには、280Y程度は必要なので、まーボギーがやっとですね。

さて、こうなればマッチ負けの可能性は、殆どありません。
未だ疲れてもいないし、2回戦も視野に入れて、練習的な要素も入れて、ティショットします。
これまた今日一に順ずる今日二位のナイスドライブでぶっ飛びー!残り180Yまで運びます。

O氏、ドライバーは左へ。本来は刻むべきライですが、長兄の状況から攻めるしかなく、ミス。
長兄はそれを見て、180Yからグリーン狙わず、レイアップ。8鉄で140Y打って、40Y残しの花道で待ちます。
O氏は、サードが右へ行き、更に厳しい状況。長兄は、三打目アプをピンを狙わず、花道経由でグリーンど真ん中へ3オン。で、待ち。
更に、O氏は無理しなくてはいけない状況になり、なんだかんだで5オンで2パット終了時、OKだしました。
長兄は、ここから2パットでハンデパー。ここで握手となりました。


東4番のティグラウンドで迎えの車を待っていると、勝った実感が沸いて来たのと同時に2回戦の戦い方など想像。
O氏には、その後も昼食を付き合って頂き、あの時はどうだったこうだったと楽しく話して頂きました。
勝った負けたの前にO氏の人間力と言うか、人の深さを強く感じたしだいです。
良い方と時間を過ごせた事に強く嬉しさを感じた1回戦でした。
その後、予選をご一緒させて頂いた方々からも声を掛けて頂きました。

本当に良い方が多く、総武は人に恵まれていると実感し、勝ったO氏に報いる為にも、2回戦に向けて気合を入れなおします。


ここで、予選通過のタグを頂きました。かっこいいです。京カンもありますよね。貰った事ないけど。。。


さて2回戦は、どうなるのでしょうか。それでは、またね〜。