真夏の戦い理事長杯:その1@総武CC アラフォー三兄弟

2011年08月05日


今年最後の理事長杯チャレンジ@総武CCに行ってきました。
毎年、3回(セントラル・京・総武)戦えるのは、思い残しが無くなるにはちょうど良い回数です。

総武の理事長杯ですが、
予選は、1.5R東中西を周る耐久レースです。当然の歩きラウンド。暑い熱い戦いです。
決勝は、ハンデありのマッチプレーです。結局、上手い方が勝つのですが、長兄はハンデ的にはかなり多い方です。
ちなみにハンデは18ございます。1.5Rで27。カットラインは5オーバーと推測。

当日もかなり蒸し暑く、プレーの流れも悪く、待ち待ちで、この糞暑い中意識が朦朧としてきます。
比較的早い8時スタートでしたので、これは恵まれました。
ハッキリ言ってゴルフの馬とゴルフの鹿の戦いでして、この環境下で一日中なんでゴルフしてるのか〜という感じです。
9時過ぎスタートの人は、PM6時完走です。8時間近く糞暑い環境下にいます。最高ですね(^^)。
ご存知の方は多いと思いますが、総武はホール間のインターバルが長く、グリーン到達時のアップダウンが一番の敵。体力を削ります。
同伴の方は、熱中症の一歩手前で、やっと完走。毎年、途中で帰る方もおります。

当日は、半分がラウンド終了時でアンダーいませんでした。
200人近くがラウンドして、アンダーが出るか出ないか位の設定です。
長兄にとっては、泥仕合は最高の環境!また、お仲間に練習ラウンドを付き合って頂いた練習成果がでました。
ラフは、練習ラウンドから一切刈っていなく、UTしか打てません。
年配のシングルの方は、距離が出ないのでラフにつかまると、FWで打ってガサガサガサ〜となって、30Yしか飛びません。
これでは、どんなに上手い方でもダボが出てしまい、90程度がやっと。ハンデ足らずで落ちていきます。

当日は、更に練習ラウンドの時よりプラスアルファでスーパーバックティになっており、この環境下では、基本的には、ある程度の精度でぶっ飛ばしておいて、アイアンで鬼ラフを刈り取る。これが一番かなと。
総武のメンバーさんは、基本的に飛ばしません。これは飛ばさないでも良いスコアが出ると言う経験からだと思います。
とは言っても、セントラルでは450Yのミドルや600Yのロングで鍛えてあるので、長さは一切感じないんですよね。

「結果的にですが、その飛ばしで予選が通過できた事を実践編でお話いたします。」

実戦編へ。

前日。夕刻、四街道のサンピック練習場にいました。理由は最近の改良点を再確認する事。
但し、前回の月例で筋肉痛で手が上がらない事件が発生し、ティショットで空振りカウント1の珍記録した事もあり、150発に限定して練習。
ギア的には4Wを鉛でスライス調整。ショットの結果は今一歩ながら、とりあえずアプ勝負とし終了とする。

当日。天気はまずまず。暑くなりそうです。
前夜は疲れからか、結構寝れた感じです。しかし、頭の中は余裕が無いのか、髭剃りを忘れる・・・。
戻るのも無理なので、そのまま行きました。総武の練習場で打つも、まあ良くも無く悪くも無く。普通。
後は組み合わせだなと思いながら、練習グリーンで転がすも使用期間1週間の「たわし」の様な高麗グリーンです(汗)。

スタートは早めの5組目で8時。キャディさんは研修生。同伴の方々は全員がかなり良い人。
今思うと、完璧な条件が整っておりました。そんなもんですかね。アマチュアって(^^)。
ちなみにすぐ後ろの組は相当進行が遅れていて、ブッチ切り状態。よかったです。

総武CC|東1番

さてスタート、ワンハーフ目。一番きつい東コースから。これも最高に有利なんです。ワンハン目でラウンドすると辛いですから。
1番ロングホールのティショットは、チーピンでセンターに。完璧です(笑)。
セカンド7Wでナイスから、サード7鉄で早くもバンカーIN。今年もバンカーで死んだか?
いえいえ、今年は秘密兵器があるんです。親父のピンアイ2のSW。出るんです。と言うか、バンカーで飛ぶんです。
だから、遠めのバンカーだと丁度良く、安心して打てます。
総武のバンカーは、砂がブカブカだから、チョット緩むと出ません。力むとトップだし。
で、結果的に20Y近いのが、1Mに寄って、ナイスオンとの声が掛かるが、うん、マグレナンダケドネ。
素知らぬ顔して、適当にパット打って、綺麗に入る。ナイスパーと声が掛かるが、うん、マグレナンダケドネ。


2番のミドルも入れてはいけない距離のあるバンカーから1ピンに寄せて、入らずボギー。

3番のショートは鬼ラフからロブを決めて10センチに寄せてパー。
完全に、実力以上の傍目ウソモード突入で、キャディさんに長兄ハンデ多すぎとお声を頂く。うん、マグレナンダケドネ。
本当にマグレかどうかは次兄に聞いて下さい(笑)。

その後は、パットも全く入らずでしたが、無難に刻んで44回。フルバックティなので、充分な結果で最初のハーフ終了です。
ハンデはハーフ9個ありますので、1アンダー。ちなみに自分が一番スコアが良いのですから、変な感じです。
皆さん、普段のセッティングより極端に厳しいので、ボギーペースから抜けられません。
こちらは、ボギー上等でやってますので、気分的にはパー先行で楽にできました。

昼食時にはビールを我慢して午後に挑みます。熱中症になるからアルコールは×なんですよね。

総武CC|中10番

午後は中コース。少し苦手なコースでもあります。距離は普通ながら意外と罠が多いです。
午後一、ドラは右林を嫌がって無難に左ラフ。大事に攻めて何とかボギーで納めますが、今一歩の内容。


次のミドルはセカンド以降が二又なので、7Wでレイアップしたが、ドダフリ。
セカンド以降もここまで無難にやって来たツケが出てきて、ショットに切れが明らかに無くなって来ました。ダボ。
次のミドルでドラを無難打ちから理想系に変更し、全体的なスイングの固さを取り除く作業を実施。ダボは仕方なし。

しかし、ボギーダボダボと来て、結果が欲しくなった事もあったのか、次のショートで滅茶苦茶のダブルパー。
終に来ましたね。やはり、午前中から早めに守りモードに入ってしまった為、心も体もお釣りが無い状態になってしまいました。
このままではズブズブなので、やるべき事は殻を破り、思い切りを取り戻す事だけです。

次の440Yの右ドックでは、スイング注意点と思い切りの良さで残り160Yまで飛ばせて満足。にせ飛ばし屋の本領発揮。
そこからアイアンが鬼フックで林INで出すだけ。4打目のアプですが、ここで事件発生。サンドがありません。。。
前のホールに忘れてきたようです。仕方ないのでバンカー用のピンアイ2で打つと旧溝最高でベタピン。かなり結果オーライ(笑)。
ボギーでしたが、ドラを思い切り振ってボギーなので、少し気分が楽になりましたね。

そこからは、午前中の流れに戻り、ボギーペースでパーもあり!と言う事で、48回で終了。50回も覚悟しましたが、結果、1ラウンド終了で92回。良くはありませんが、色々あっての92。
ハンデはハーフ9枚あるので、まだハーフ1オーバーペース。カットラインは、トータル4オーバー前後なので、まだまだ圏内です。

このハーフでシングルでご年配の方は意地を見せるも43回。二番手の方は、壊れ気味。多分、熱中症気味かも。
三番手の方は、前年度準優勝者。ショートでもパーオン狙いません。徹底して、有利な時だけパーオン狙いで45回。
多分、予選を通過するとすれば、この人だなと思って10分の休憩で、最終ハーフ突入。時刻は13:30。灼熱です。

総武CC|西1番

ワンハン目は、西コース。比較的癒し系でもあり、丁寧にラウンドすればスコアが出るコースです。
さて、ロングのティショットですが、スコアを確認してしまった事もあり、無難にドラを打つと駄目球発生。
セカンド7Wを少し欲張り木にあてて、全く前に進まず。サービスロングで最低の内容でダボ。青から黄色信号へ。
ともあれ、頑張るのみ。


次のミドルは、フルバックからは、打ち出しがかなり狭い。上手い方でないと、まともに打てません。
案の定、チーピンチョロ。レイアップして、残り40Yからのサンドが、鬼ダフリ。うーん。
ここで確信しました。完全に足の力が無くなって来ており、踏ん張れていない事。
同伴の皆さんも球筋が滅茶苦茶になって来ており、泥仕合の開幕です。
早いスタートでこれですから、遅いスタートの人は、流れも悪く滞在時間が長いから明らかに不利かな。
ここを長いパットを入れて、ボギーで凌ぐも、次の長いミドルも難しい寄せワンでのダボ。もう内容的には凄い状態です。

それでも、夢を見ているようにフラフラしながら打って、歩いて、ミスして、パット入らずを繰り返す。これが総武の理事長杯だなと再認識。
そして、来ました。西6番で木の根っこからバタバタして3パンチのトリ。朦朧時によくあるパターンです。
で、目が覚めました。計算すると、残り3ホール残してトータル3オーバー。確定ラインの4オーバーにタッチ直前で、パーが2つ必用な状況に追い込まれました。普通に守っていても、ここから3つボギーがやっとでしょう。
最終ホールはロングなので、パーを計算し、次のショートか、その次の410Yの右ドックでパーが必用です。

もう、最高では無く、最強のショットをするだけ。自分には同伴者よりセントラルで培った強い球が打てるはずと、心に刻んでティショット。
打った球はフックして、グリーンを外れるが、バンカーは避けていた。丁寧に打ったアプは1Mに寄る。
いつもの流れなら入るはずと打つが、カップ脇を通過。高麗グリーンにやられます。
今思うと、結果的に入ってパーだったら、大事に行こうと思い、最後の2ホールが駄目だったかもしれません。

完全に後は無くなりましたが、気は緩んでなく、むしろ集中していました。今思うと、軽いゾーンに入っていたのかもしれません。
410Yのミドルでのテイショットは、膝の確度、シャフトが寝ない事、振り切る事の3点を注意した結果、280Yドライブのスーパーでました。センターを捕らえ、同伴の年配の方を100Y近く引き離し、残り130Y。
セカンドは9鉄でピン筋でスーパー。バーディトライは入りませんでしたが、余裕のタップインパーとします。
研修生のキャディさんも、当人のポジショニングと似ていたのか、セカンドの距離などアドバイスがかなり同調できた感じですね。

最終ホールは、540Y程度のロング。ここのティショットも注意点を重視し、綺麗にセンターを捉えます。
距離は無いので、セカンドをUTでレイアップし、サードが前ホールと全く同じ130Yジャスト残しで番手も同じ。
キャディさんとの連携はバッチリ。ナイスオン、ナイスパーで27ホール目が終了しました。
このホールもセントラルで鍛えた成果でしょうか。距離に関してはサービスでしか無いので、かなり気楽に攻めれたかもしれません。
今迄総武で自分より飛ばす方は見たこと無い。つまり、コースの難易度が距離を落とさせるのかもしれませんね。
で、ホールアウト後に、ドーっと疲れが出てきました。集中が解けた途端、足がガクガク。
キャディさんは、多分、大丈夫ですよ!と声を掛けてくれましたが、それでも、期待と不安で余裕がありません。
とりあえず、タバコプカプカで3本も吸ってしまった(笑)。
その後、ゆっくりと新クラブハウスの御風呂で過ごし、電子式のスコアボードを見ると、60人程度がラウンド終了時、なんと7位です。
で、100人程度がラウンド終了するまで待って、11位でしたので、帰路につきました(32位までが通過)。
ちなみに190人程度が参加して、100人終了時にアンダーはおりませんでした。パープレーがトップ。
如何に泥仕合と言うか、過酷な設定かがスコアに現れていると思います。

最終結果ですが、夜にコースから電話があり、暫定ですが15位前後で通過との一報あり。嬉しいです。
さて、来週からマッチプレーが始まります。人生初の公式マッチ。楽しんで思い切り頑張ってきます。
それでは、またね〜。