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長年ゴルフをしてきましたが、私の場合、他の人のゴルフには、ほとんど無関心。興味がないというより、関わりたくないが本音です。
ゴルフ場でも、それ以外でも、1番、困る質問は・・・スライスするんですけど、どうしたら良いですかね?
こんな時、プロだったら、当たり障りのない言い方で、腰の開きが早いんじゃないですか。などと、笑顔で答えるでしょうが、本音は違いますよ!
スイングも見ないで、原因も分からないのに答えられるか。必ず、そう思っています。
もし、質問するなら、スイングについてではなく、ホールの攻略法やクラブの選択など、その時で完結するものが良いと思います。

普段から定期的にやっている人なら、原因も分かっているし、アドバイスも出来るでしょう。ですが、あくまでもアドバイス。実際にスイングをいじるとなれば、時間もかかるし、ラウンドをしながらというわけには行きませんから、プロに習うか、自分で練習場に通うしかありません。
私も歳をとり、多少なりとも丸くなっているので、周りの人たちには、上手くなってもらいたいと思うようになりました。

ですから、ラウンド中、コースの攻め方を、その場でアドバイスしたり、ラウンドの後、ショートゲームの練習場で、みんなを集めて、打ち方を見せたり、こうしたら良いだとか、こんな場合は、このクラブを使った方が良いなど、伝えるようにしています。
私なら、ショートゲームの練習をする際、60度からPWの4本は持っていくし、転がしもと思えば、9番、8番も持っていきます。残っている距離、上り下り、ライなども考慮に入れて、打つのですから、当然でしょう・・・ところが、Sw1本だけ持って来たりして・・・
私としては、嚙んで含んで説明をしていますが、簡単なことでも、手こずるんだなぁ、これが・・・

ゴルフは記憶のゲームの要素が高いので、ラウンド中に、アプローチやバンカーで、こんなライで打ったら、上手くいかなかった。それを記憶しておいて、練習で、同じような状況、ライから打つ練習をしないと、また同じミスを繰り返します。
見ていると、面白いというのか、私には理解できない点がありますね。
我々のグループの人もそうだし、きっと多くの人がそうなんでしょう。
例えば、チッピンググリーンには、カップはなくても、パッティンググリーンに置かれている目印のようなものがあるはずです。
みんな、それに目掛けて打っていくのでしょうが、見ていると、その目印が、どこにあろうと、移動させる人がいないんですね。
自分が、あちこちから、それに目掛けて打っていきます。

我々のグループの人たちは、概ね、責任のある立場にいる。社会の中では、経営者だったり、部下がいるという立場にいるのですから、仕事も出来るし、能力も決して低くはないはずなんです。
ところが、ことゴルフになると、思考停止に陥ってしまう、頭が働かなくなります。ショートゲームを練習するにあたり、色々な状況を想定すれば、手前、真ん中、奥と順番に目印を動かした方が、身になる練習になるのは明らかでしょう。
始めのうちは、仕方がないとしても、それぞれの目印に向けて、色んなクラブで、同じ距離を打つから、バリエーションが広がるし、自分には、この場合、このクラブなら上手く打てる可能性が高い。そのような、判断を下すためにも、合理的というのか、当然の選択肢のはず。

打つ方でいうなら、とにかく、ドライバーが、よく曲がる。驚くほど曲がりますね。若い人なら飛びますから、散らかりやすのですが、私と同じような年寄りも、曲がるんですよ。笑
何でだろうとみていると、満ぶりでタイミングが合わない。逆に、楽に振ろうとして、体中が脱力してしまい、更にタイミングが合わない。
よどみなく振る。一定のリズムで振るというのは、思うほどやさしくはないようです。

やはり、ショートスイングの練習をする必要がありますね。多少短く持って、7割程度で振る練習をしておかないと、いつも一定のリズムで振れないし、バランスが大切になる、色々なライにも対応が出来ません。
しかし、これも取り組む人は、皆無です。

先日、月例でHC12のOさんとラウンドしたら、前半を41回で回りました。ダブルボギー、ボギーと出たのですから、良く我慢したし、良いラウンドでした。
今日は調子が良いから頑張ろう!
そういってスタートした後半は、ボギースタート。2番で、ティーショットを左にチーピン。何とかセーフでボギー、3番のパー3。ティーショットが、またもやチーピンでOB。2球目もOBで試合終了。
4番のティーショットもチーピンでOB。Oさん、真面目な顔で、スイングが分からなくなっちゃった。
彼とは、数回ラウンドしていますから、Oさんさぁ。スイングが分からなくなった。といったけど、分かった時あるんだ。笑
みなさんそうですが、曲がり幅を小さくしようとはしますが、その為の対策は取らないようです。
あるホールで、Oさん。あの木が気になってしまい、どうもこのホールは好きじゃない。その木とは、私から見ると、ティーに立っても、視界に入らないほど、右、目の前にある木です。
曲がり幅が大きいから、木に当てないように打ち出して、フェアウエーに落とすのは、至難の業のようです。

私なら、球筋を変えはしませんが、反対に曲がるボールを練習して、曲がり幅を減らそうとしますが、何度、回っても、ずっと大きく曲がるボールしか打たないので、そういったことはしないようです。

また、違うホールで、もう一人のOさんHC11。JGAは7・7。この人、300y飛びますから、歳も若いし、上手くなる可能性大なんです。 何となくここから、打つの嫌なんですよ。いつも失敗する。
そう言って、打ったボールはチョろ。彼は、2か月前に、ザ・竜ケ崎に入りましたが、私が最初にやった時、HC18でしたから、ドンドン上手くなっています。
しかし、精神的なものが大きいゴルフで、ここからはダメだと、自分で言い聞かせるのは、ミスをする準備をしているようなもの。 その場所とは、多少、前上がりのライ。私なら、少し近づいて、クラブを短く持ちますね。タイミングとバランスが大切なので、ショートスイングで小さく振ります。
何時もの位置にグリップをして、いつものようにスイングすれば、当然のごとく、スイングの途中でバランスを崩しますから、どのみち、良いボールは望めません。

私は普段から、一緒にラウンドしている仲間が、もれなく曲げる。同じような場面で、同じミスをするので、わざとやっているとしか思えない。そう軽口を叩いていますが、このように周りを見ていると、わざとではなくても、結果的には、わざと打っているといっても、過言ではない場合が多いのも事実です。
今まで、周りのゴルフを見ていませんでしたから、結果を見て、下手。わざとやってる。としか理解せざるを得ない状況でしたが、ミスをするべく打っていたり、何も対策を取らずに(本人としては取っていても、有効でないものは、やっていないのと同じことになりますから)打っているのですから、結論としては、わざとやっているという言い回しは、当たらずとも遠からずでしょう。

こんな書き方をすると、身もふたもないようですが、ただHCが9、シングルと呼ばれたいという程度でしたら、簡単なんですよ。才能も、特別な練習も要りません。グリーン周りに、ちょっと気を使い、いつでも同じリズムで打つ練習をする。それが50%も出来たら、充分にシングルにはなれるでしょう。
みなさん、難しく考えすぎ。
シングルになるには、ドライバーが飛んで曲がらない。アイアンも上手い。ショートゲームもパッティングもと、思っている人が多いのですが、一般的には、上手い人たちといわれているHC5ぐらいで、そんな人を私は見たことがありません。もしそれらが、完璧でなくても、80%そこそこになっていたら、+ハンデになれますから・・・笑
確かに、パープレーで回るのは、簡単ではありませんが、80回そこそこでなら、カンタン、カンタン。

 

掲載日:2021年5月17日