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 今年開催された第90回日本オープンは開業70周年の日光カンツリー倶楽部で開催されました。大会は息詰まる戦いとなりましたが、-3で並んだ片岡尚之選手と原敏之選手との14年ぶりとなったプレーオフの末、片岡尚之選手の優勝で幕を閉じました。
 私は木金土日とこの4日間、日光カンツリー倶楽部に毎日観戦に行っていました。というのも、自身が入っているコースで開催される、また、大会に協賛をさせていただいたこともあって開催期間中であっても、いつもの駐車スペースにいつものように止められる駐車券を頂いたからでした。
 
 初日は午前中に習志野市での取引を終えて、それから日光へ一目散。12時過ぎに到着後、9ホールを前田光史朗選手の組に付き、その後はクラブハウス内でランチを食して、日光を後にしました。やはり、日光、なかなか好スコアが出ません。
 
 2日目も横浜での仕事を終えた後、野暮用で巣鴨警察に寄り、そして、日光へ一目散。2日目は18番脇のテントの最前列でずっと観戦をしました。ここ日光はホントグリーンが難解です。16時45分まで観戦し、その後は、レストラン篠へ行き、大判ニンニクを食し、その後は、東照温泉に入り、幕張を目指しました。この日は、夕方、半袖では大変寒かった。が、その後の温泉は良かったなー。
 
 3日目は、幕張を朝7時半に出発し、途中、大谷選手を応援し、11時にはまたまた篠へ行き、今日もまたまた大判ニンニクを食します。大谷選手は結局、10奪三振・3ホーマーの超人的な大活躍。ドジャースは4連勝でリーグ優勝を勝ち取ります。
 それから日光入りしました。私は2日目-3とした地味的な原敏之(はらさとし)選手を応援してましたが、原選手は3日目も頑張ってくれていました。3日目も到着してからは、ずっと右から3番目の前の席に陣取り、18番にやってくる各選手をずっと応援してました。原選手は都合-1で3日目を終えました。トップは清水大成選手の-8でした。この日たたき出した-7は驚異的な数字でした。2位とは4打差。3位とは6打差付いてしまいました。かなり優勝が濃くなってきた感じです。しかし、日本オープンという重圧、そして、一歩おかしくなると泥沼に入ってしまう日光カンツリー倶楽部。最後までわかりません。
 3日目も東照温泉に行き、じっくり温まってから、幕張を目指しました。
 
 最終日の4日目は、8時半には日光入りしました。
 トップスタートの吉本選手が18番グリーン到着時はすでにいつもの定位置で観戦です。
 道中、A常務理事が「前田さん、4日間とも観に来られましたね。ところで、今回の宿はどこにされてたんですか?」の問いに「泊りはせず、毎日、幕張から通ってました!」って申し上げると驚いておられました。
 最終日、清水選手は奇跡的な11番のバーディなどありましたが、ショットが曲がっていて12番まででダボを2つもたたくなど大丈夫か?のゴルフです。13番で原選手がバーディとし-4にした時、もしかしたら、この-4が優勝スコアじゃない!?と何気思いました。
 ところが、17番で原選手がダボを打ち、-2となった時、優勝はないかな?と思いました。で、しばらくして、パパパパ頑張って!という小さなお子さんとお母さんが私の隣に来られました。ネームタッグには原敏之という刻印がされていましたので、原選手の奥様とお嬢様とわかりました。原選手は18番の残り170yほどのセカンドを1.4mに2オンさせて難なくバーディ。頑張ったけど一つ足りないかなーと思っていました。
 その後、やはり18番、ややこしいい位置から3打目を奥5mに3オンさせた片岡尚之選手がこのパーパットをねじ込み-3でフィニッシュ。トップを走っていた清水選手がまさかの15番のボギーと原選手同様に17番右ラフからまさかのダボで-2に後退。
 勝負はプレーオフ決着となりました。外は冷たい雨。気温は15度なんですが、これは体感的にはもっと寒い感じでした。観戦している私も超寒かったです。雨に濡れていた選手はもっと寒かったでしょう。
 結果は皆さんがご存じの通り、18番のプレーオフ時にドライバーを右に曲げた原選手はパーを取れず、ナイスアプを決めた片岡選手の優勝で幕を閉じました。
 結果、-3が上記の二人。-2が石川遼選手ただ一人。で、-1が6人というアンダーは9人だけという日光での日本オープン最終成績でした。
 
 私は、この4日間、日光に延べ28時間ほどいましたが、十分に第90回日本オープンの雰囲気を味わえました。主に18番ホールを長きにわたって観戦しましたが、難しいホールでしたね。
 通常は、9番と10番のパー5が我々には一番パーが取れるホールになるのですが、今回はパー4のセッティングとなり、難しさを出していました。
 とにかく、日光は打っちゃいけない箇所が数ホールにあり、プロも苦労されていたようです。また、グリーンが難解でこれまたプロが相当手こずってましたね。
 去年の日本オープン会場の東京ゴルフ倶楽部も超ハードなコースでしたが、今回の日光カンツリー倶楽部も負けてませんでした。グリーン周りのラフは凄かったですが、それ以外は昨年の東京よりはラフはきつくなかったように感じました。
 
 私は大会期間中、マーキーテントにずっと居続けました。おそらく誰より長くここにいたと思います。マーキーテントでお世話頂いたスタッフの皆様、ありがとうございました。
 JGA関係者の皆様、日光カンツリー倶楽部の関係者の皆様、此度は本当にありがとうございました!
 この4日間、私は人生でとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
 
 日光カンツリー倶楽部、貴方は本当に素晴らしいゴルフ場であります!!日光カンツリー倶楽部、万歳!

 

 

掲載日:2025年10月20日