女子のメジャー競技であるアムンディ・エビアン選手権が終わりました。
この競技は、昨年、古江彩佳選手が優勝し、3日目に吉田優利選手が63の大まくりで優勝もあるか?と感じさせてくれましたが、最終日は残念ながら失速。日本人選手の優勝はなくなりました。
が、この試合はとてもエキサイティングなものとなりました。
終盤はタイのティティクンが押しに押してました。難しい17番でバーディパットも取りましたし。が、18番の1ピン以内のバーディパットを右に外したことで、また、豪州のグレース・キムが奇跡的な18番のOKイーグルで14アンダーでティティクンに並びました。
プレーオフはまずは18番ロングの繰り返しからです。
まず、グレース・キムがセカンドを池の渕に(レッドペナルティ)に入れてしまいます。対するティティクンはセカンドをグリーンオンは出来ませんでしたが、奥のエリア。誰もがこれでティティクンの優勝と思ったはずです。当のマエシンも決まったな!って思いました。
が、残り28yほどからのアプローチショットがなんとそのままカップイン。こんなことってあるのでしょうか?これをティティクンは見ておらず?、歓声で知りウソでしょうの顔。
しかし、ティティクンは動じることなく、アプを1ピンに寄せて、慎重にこのバーディパットを入れて2ホール目に。
2ホール目にグレース・キムは見事なセカンドでほぼ2ピンほどに2オン。ティティクンはまたまた奥のほうへ。まず、ティティクンが3打目をまずまず(1ピン以内程度)に寄せる。で、グレース・キムがこれを放り込んで正規の18番で奪取したイーグル同様にプレーオフもイーグルで優勝を決めたのです。
西郷真央さんの時のような、これも、まさに女神の決めた筋書きと言えるものでした。
今まで、メジャーで何度も劇的な場面を見てきましたが、今年のエビアン選手権もまさに歴史に残る試合となりました。
ゴルフってまさに筋書きのないドラマです!
今週はいよいよジ・オープンです。
開場は北アイルランドのロイヤルポートラッシュです。昨年5月3日にマエシンがプレーして来たコースです。今から3年前7月7日にはスコットランドのミュアフィールドに行き、翌月の8月には全英女子オープンが開催されました。興奮しながら毎日テレビに向っていましたが、今年も大興奮しながら、ロイヤルポートラッシュのジ・オープンを楽しみたいと思います。
以上、独りごとでした。
掲載日:2025年7月14日