なかなか独りごとの筆が進まず、独りごとを楽しみにしておられる方々には失礼を致しております。
さて、ここ最近は遠征が多く、関東近郊でのゴルフは中山、袖ヶ浦、鶴舞、PGMマリア、ザ・竜くらいとなっております。
そんな遠征ですが、4月の関西遠征は、茨木カンツリー倶楽部、城陽カントリー倶楽部、大阪ゴルフクラブへ行きました。大阪ゴルフクラブ(淡輪)はお天気も良く、関西のノースべリック(スコットランドで眺めが最高と言われているゴルフ場)の趣を十二分に見せてくれました。
また、初めてプレーした城陽も素晴らしかったですね。アップダウンもあるので、イマイチという評価をされる方もいますが、私的には最高でしたね。アウトのスコアが54と乱れましたが、これは私のゴルフが酷かっただけで、コースとしてはかなりメモラビリティが高く、必ず再度行きたいゴルフ場となりました。
その後は、ゴールデンウィークに片山津を5日間(白山を3度、加賀と日本海を1度ずつ)廻りましたが、やはり、片山津は白山がナンバー1ですね。ここも城陽と同じく、設計が佐藤儀一氏なんですが、この人はホント面白いワクワクするゴルフ場を造りますね。
5月には再び関西遠征に行きました。この時は、なんとしてでもぜひ廻ってみたかった奈良国際ゴルフ倶楽部と田辺カントリー倶楽部、そして、NEWコースは初めて廻る宝塚ゴルフ倶楽部をプレーして来ました。
この遠征では田辺の良さを十分感じることが出来ました。ここも設計は佐藤儀一氏設計コースなんですが、いやー、これまたメモラビリティが高い戦略性が高い名コースに感じました。開場は昭和35年でそうそう歴史があるわけではないのですが、どうしてどうして!昭和20年代といった名門の風格を感じました。
城陽の開場が昭和34年。田辺が昭和35年。片山津白山が昭和34年とこの時期に佐藤儀一氏が私が良いと感じるゴルフ場を造っておられます。
この3コースには決まった特徴があります。すべて砲台グリーン。で、難易度が高いバンカーがそこら中にある。ということです。
根底にあるのはチャールズ・ヒュー・アリソンの造りを踏襲している点。ですから、井上誠一氏の造りと少し似たようなイメージをプレーしていると持つことが私は往々にあります。
その関西や北陸の遠征に続いて廻ったのが、鶴舞(西)とPGMマリアでしたが、レイアウトの特徴はそれらから少し下がるかもしれないと感じましたが、コースメンテナンスでは全く負けておらず、むしろ、勝っていたと思いました。
フェアウェイの綺麗さでは断然数段上で、グリーンも良かったです。
5月の関西遠征の翌日にはザ・竜ケ崎に行きましたが、こちらもメンテナンスでは全く負けておらず、フェアウェイなどは数段綺麗できっちりしてました。
私は現在、鶴舞とPGMマリアとザ・竜に入れていただいていますが、これらはもっともっと評価がされて良いと感じました。
鶴舞もPGMマリアもザ・竜もしっかり予約が取れるコースです。
茨木、城陽、奈良国際、田辺、宝塚は関西を代表する名コースです。素晴らしいゴルフ場で風格があることは実際に肌で感じてきました。が、そこにゴルフ場レイアウト的には決して負けておらず、むしろメンテナンスでは勝っているゴルフ場が関東にあります。
日本の各地の名門コースを実際に廻り、実際の目で確かめてきたその感覚を皆様にこれからもお伝えしたいと思っています。
なお、先日、大利根を廻った折に書いたゴルフ日記をご覧になられた複数の縁の会員さんから「前田さんの仰る通りです。早期の改善を期待しています」とメールを頂戴しましたが、ゴルフ場ってちょっとしてことですぐに状態がダメになってしまうデリケートなものなのです。
以上、独りごとでした。
掲載日:2025年5月24日